そっと近づいて見ると、地面にトンボがいた。
真っ黒な翅に、金属のような光沢のあるグリーンのボディー。
”ハグロトンボ”だ!
時折、翅を開閉させる。
陽射しが強く、気温も急上昇中。
黒いトンボが、ヒラヒラと飛んで来た。
プランターとプランターの間の、日陰に入った。
”ヒバサンショウウオ”の幼生だ!
見ると、他にも何匹かいる。
無事に、大きくなれよ!
天気が良くなったので、山の湿地を訪ねた。
雨の後で、水は十分にある。
水溜まりを覗くと、小さなサンショウウオの赤ちゃんがいた。
黄色い花に止まると、早速、吸蜜を始めた。
翅の模様などの特徴から、”イチモンジセセリ”のようだ。
畦道沿いの草むらに、黄色い花が、沢山咲いていた。
そこに、褐色の蝶が飛んで来た。
1頭がもう1頭を、追いかけているように見える。
もしかしたら、繁殖(配偶)行動なのか!?
特徴から、”キアゲハ”のようだ。
青々とした、稲に覆われた田んぼ。
その上を、2頭の蝶が飛び回っていた。
逃げられないように、そっと近づく。
黒い体で、腹部の幅が広い。
”ハラビロトンボ”の、♂個体のようだ。
畦道を歩き進むと、草の生い茂ったところに出てきた。
黒いトンボが飛んできて、草の葉に止まった。
2cmほどの”ヌマガエル”と1cmほどの”アマガエル”だ!
2匹一緒に写そうと、カメラを向けた。
えっ!あっ!
ヌマガエルが、アマガエルをパクリ。
ヌマガエルの口から、アマガエルの後肢が出ている。
一瞬の、出来事だ!
田んぼの、畦道を歩いていた。
カエルが、次々と田んぼに飛び込んで、逃げていく。
足元の田んぼの中を見ると、淡褐色のカエルと緑のカエルがいた。
よく見ると、黒に腹部前部(人間だと腰のあたり)に白い模様が目立つ。
調べてみると、”コシアキトンボ”という種類で、オスの個体のようだ。
道路横の川の上を、トンボが飛んでいた。
川面を、行ったり来たりしていた。
しばらくして、枯草に止まった。
よく見ると、翅がない。
まだ、幼虫のようだ。
特徴から、”オオカマキリ”または”チョウセンカマキリ”のいずれかの種だと思われる。