さをりの森 森の妖精ブログ

大阪和泉市にある「さをり織り」の教室、「さをりの森」のスタッフが綴る、森の仲間たちの様子やちょっとしたお話など。

クリスマス織~ルナイト2014のご報告

2014年12月24日 | 森の妖精便り

【年末年始の休館のお知らせ】
誠に勝手ながら、12月28日(日)から1月4日(日)まで、お休みさせていただきます。
スタッフ一同、しっかりリフレッシュして、ピチピチになって、みなさまにお目にかかれるのを楽しみにしています。
みなさまも、楽しい年末年始をお過ごしください♪

 

あっという間に今年が残りわずかになっていて、やる事満載残っていることに、いまさらながらオタオタしているスタッフ吉野です

あぁ…秋に立てた計画は、近頃の強風ですっ飛ばされてしまいました

 

さて、毎年恒例のクリスマス織~ルナイトのご報告です

17時半、1階エントランスにこっそりとキャンドルが灯されました。

そして、2階の教室内ではいつもと趣向を変えて、織機を暖炉向きにしました。

今年は大盛況でご予約もいっぱいになり、17時半になると続々とご来館。

そして、なんとサンタさんまで、ご来館

キャンディーがいっぱい入った小箱を抱えて織機の間を歩いてまわり、「メリークリスマス」と声をかけて、プレゼントを配ってくれました

あちらこちらで記念撮影が始まり、私も撮影していただきました。

最後にはスペシャルプレゼント。研三さんが飛び上がっちゃいましたよ。

深夜になり、少しずつ織り上げていく人も。

そして暖炉前で明々と灯されたキャンドルは、おどろおどろしい姿に…でも皆さん、睡魔に負けずに織り続けます。

わたくし、吉野が睡魔に勝てず、寝袋にくるまって眠りこけている間も、皆さんどんどん織る。

織る。

織る。。。

クリスマスらしく、こんなのを織り上げた人もいらっしゃいましたよ

そして宴は終わりに近づき、力尽きた人々は暖炉前で房結びをしたり、うたた寝をしたり。

毎回恒例のラジオ体操は、今年は行われませんでしたが、

織~ルナイト始まって以来初の、朝7時に20人滞在でした

一晩中織り織りした人は、なんと

あ…確認しそびれていました…。

なんにせよ、楽しいひとときを過ごした織~ルナイト、さをりの森では七夕とクリスマスに開催しています。

今回、参加しそびれた方はぜひ、次回に乞うご期待

 


さをりの森へのバスツアー♪

2014年10月23日 | 森の妖精便り

朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね。寒い⇒着込む⇒あったまる⇒眠くなる…冬眠前のクマになりつつある、スタッフ吉野です

 

ブログUPが遅くなりましたが、先日、香川県からバスツアーの団体がご来館。

『カラフルな糸で世界に1つの織物をつくろう♪さをり織り体験と創業300年せいろそばの昼食』。

旅行会社の方が5月頃に手織り体験に来られて、「さをり織りツアーをしたい」と、研三さんに言ったのが始まりでした。

そして、9月と10月に1回ずつ、ツアーが実現したのです

 

ツアーということで、織り時間は3時間程度。初めての方がほとんどでしたが、中には「織機を持っているけれど、ほったらかしで…」なんて言う人も!!

今回のツアーを機に、SAORIを再開しようと思い、参加されたそうです。

スタッフの説明の後、織り始めます。

壁一面にずらりと並んだ糸の中から、好きな糸を選んでボビンに巻きます。

最初はとまどっていた人も、1時間後にはスイスイ織り進んでいくのです。

ご覧下さい、この真剣なまなざし

今回は時間が限られているので、複数の糸を一緒にボビンに巻いて太目の糸にして、織っていただきました。

糸選びの時間や糸の太さが、織り時間に大きく影響します。

皆さん、時間を気にしながらも楽しそうに過ごしていらっしゃいました。

そしてそして、一番楽しんでいたのは私かもしれません。

香川県は私の出身地。懐かしい讃岐弁が飛び交っているのが、とても心地よかったです。

その後しばらくは、讃岐弁をつい口走ってしまっておりました

さて、全員ではありませんが、作品を持った方に集まっていただきました。

恥ずかしそうに並んでいらっしゃいましたが、カメラを向けるとこのドヤ顔

作品が皆さんのステキな思い出になりますように。

また、さをりの森でお会いできるのを楽しみにお待ちしています。

 


『みんなの作品展2014』は28日までです

2014年09月26日 | 森の妖精便り

ふと思いついて電卓をたたいてみました。5+31+30+31=97…なんですって??今年も残すところ、あと97日。

いつの間にか、2桁になっているとは…時間をもっと有効に使わねばと今年に入って何度目かの決意をしたスタッフ吉野です

 

さてさて、好評開催中の『みんなの作品展2014』。残すところ、この土日のみとなりました。

どんどんお嫁入りしているのですが、今ある作品をちょっぴりご紹介しますね♪

まずはマフラーとバッグのセット。

キュートなチュニック。作者さんは身長が高いので、大柄な方にオススメ。

スカート。布を斜めに使った作品と、「SAORIのお仕立て【中級編】」の逆転スカート。

秋色のジャンパースカートと、染めたタテ糸を活かしたワンピース。

そしてたくさんの小物たち。一番下の段は、織り布です。素材も長さもさまざまあります。

ご自分で織る時間がない方は、ぜひどうぞ

そして、SAORIでは定番のストール・マフラー。この秋・冬のご準備はできていますか?

もちろん綿素材、オーガニックコットンもあります。

遠くの方はこの写真で、お近くの方はぜひご自分の目でご覧くださいね。

なお、最終日の28日(日)は16時までです。お早めのご来場をオススメします。

良きご縁がありますように

 


ぜひ、お子様と一緒に♪

2014年08月29日 | 森の妖精便り

朝夕、涼しくなってきましたね。タオルケットをかけずに寝ていて、朝方くしゃみで目が覚めたスタッフ吉野です

気温の変化に皆様お気をつけくださいませ。

 

夏休み、たくさんの子供たちがさをりの森にご来館くださいました。

先日のことですが、ある親子が織り上がってから、暖炉前でくつろいでいました。

「織っている間に上手になってきたねー。ほら、この辺から耳がだんだんまっすぐにキレイに揃ってるよね。」

作品を見ながらの、そんな会話が聞こえてきました。

他のお客様の対応をしていたので、私はお声を掛けそびれてしまいました。申し訳ありません

残念ながら「耳を揃えるコト」は、しなくていいですよ~、とさをりの森ではお伝えしています。

世の中には耳がキッチリ揃った布が大多数を占めています。

機械織りの布がほとんどで、機械織りは均一・均質が大得意。そういう布は、機械織りに任せちゃえばいいのです。

老若男女が楽しめるSAORI。

それは、間違いも失敗もキズもない、すべてを味、デザインと捉えることができるからなのです。

糸を使っての自己表現で、耳もそのひとつなんです。

 

そのお母さんは付き添いで、お子さんだけが織っていたんですね。

そのため、お母さんは耳を揃えなくていいとわからなかったのです。お伝えできず、申し訳ありませんでした。

 

さをりの森では、SAORIをご自分で織って楽しんでいただきたいと思います。

小学3年生以上にもなると、ほとんどのお子様が一人で織ることができます。

付き添いの方は、眺めるだけではなく、ぜひお子様とご一緒にSAORIの楽しさを体験してください。

親子で共通の趣味を持つと会話も弾みますし、お子様の新たな一面を近くで見ることもできます

きっと楽しい時間を過ごしていただけますよ


ステキ、ステキなご案内♪

2014年08月01日 | 森の妖精便り

今シーズンはまだ花火をしていない、スタッフちょうさです。

線香花火のジュッと消える瞬間が、なんともいえず、大好きです。

 普段豪快な私も、ちょっぴりセンチメンタルになっちゃったりして♪

 

さて、先月20日は祝日、海の日でしたよね。

1階の工場はお休み…のハズが、朝からスタッフが数名ウロウロ。

何が始まるのかと見ていると。。。

おお!

なんてステキな糸たちのおでまし!!!

みんな休日返上で、新しい糸セットを組んでいたんです。

種類がたくさんありすぎて、スペース確保のため、工場が織機を組み立てない休日に、いざ実行です!

キラキラ糸も、ふわふわ糸も、クルクル糸も…

ああ、もう夢の世界♪

セットを組むスタッフも、ステキな糸たちに、テンション上がってます!

さをりの森では、オリジナルの手織機SAORIや、高品質の手織り糸を販売しています。

今回のこの糸たちは、もうすぐみなさんのお手元に届くDMやオンラインショップにて詳細をご案内しますので、乞うご期待♪

ほかにも、たくさんの糸セットやカラーのタテ糸ローラー巻きの発売を予定しています。

DM送付をご希望の方は、ぜひご連絡くださいね。

 

さをりの森(堺精機産業)  TEL:0725-57-8022   FAX:0725-57-8023 


お仕立て本を眺めてみたら…

2014年07月18日 | 森の妖精便り

今、織りたくて織りたくて、ウズウズしてます、スタッフちょうさです。

日々ステキな作品に刺激を受けているので、時折衝動的に織りたくなるときがあります!

そんな日は、大急ぎで帰って、織り倒すのです!!溢れる想いをぶつけるのです!!

ね、さをりを愛する人ならわかるでしょ、この気持ち。

 

さて、みなさまにご好評いただいている『SAORIのお仕立て【初級編】』と『SAORIのお仕立て【中級編】』。

眺めてみるだけでも、仕立ててみたいなぁって気持ちがムクムク湧いてきませんか?

 そして、「じゃあ早速!」という人も居れば、「まだちょっと不安…」という人も。

 

実物でじっくり見てみたいわ…

私サイズは書いてある通りでいいのかしら…

 

そんな気持ちに応えるために、掲載作品をさをりの森2階講習ルームに展示しました。

本だけではわからない部分も、手にとって確認できます。

さらに、試着もしていただけます。

さをり服は、写真やボディが着ている様子と実際に着てみたのでは、雰囲気が違うこともあるんです。

だから、ご来館の際は、ぜひとも試着してみてくださいね!

そうすることで、ますます仕立てるのが楽しみになってきますよ!!

 

本も読んだし、実物も見たし、それでもやっぱり私にできるか心配…という方!

ぜひ、【森のお仕立て講習会】にご参加を。

裁縫の経験がなくても大丈夫。

織り上げた後の布の仕上げ、切り方といった基礎から、『とにかく、わかりやすく、ていねい』に講習します。

詳しくはコチラ ⇒ 【森のお仕立て講習会】

 

さあ、せっかくさをり織りをしているんですもの!

『織る・創る・着る』の精神で、どんどんチャレンジしてみてくださいね。

 

 

 

 

 


七夕織~ルナイトのご報告♪ その2

2014年07月11日 | 森の妖精便り

今年初のセミの声に、夏の始まりを感じているスタッフ吉野ですなんだか今年は梅雨感があまりないような…?

 

さて、先日の織~ルナイトのご報告の続きです

丘の上で流しそうめんをしている間に、織~ルナイト恒例の、円陣織機がセットされました。

腹ごしらえ完了で、さ、織りますよ~~

そしてエントランスでも、恒例のキャンドル点灯。幻想的な空間が広がります。

織り進むうちに、なんと天の川が出現しちゃいました曇天のこの日に、さをりの森ならではの天の川でした

眠い目をこすりながらも、織る。

ひたすらに、時には沈黙、時には談笑しながらも、織る。

織る…。

そして朝日が昇り、新しい朝の始まりです。

この時点で、徹夜したのは6名もいらっしゃいましたよ~

え?私??ワタクシは…

そして6時半。ラジオ体操の始まりです。

皆さん元気良く~~大きく腕を振って~~~

最長では徹夜で、7m織った方もいらっしゃいましたよ。

また、織~ルナイト明けの夕方まで、しっかり織って帰られた強者も

次の織~ルナイトはおそらく、クリスマス。

その時まで、徹夜に耐えられる修行をしようとココロに決めた、吉野からのご報告でした。


七夕織~ルナイトのご報告♪ その1

2014年07月09日 | 森の妖精便り

イベントが大好きな、スタッフ吉野ですただ、人ごみに埋もれてしまうのであまり人が多いところに行けないのです。。

 

さをりの森でのイベントのひとつ、七夕織~ルナイトを7月5日(土)に開催し、スタッフを除いて、15名の方がご参加くださいました。

織~ルナイトではありますが、オールナイト(徹夜)で織りなさいではなく、17時半スタートで翌朝9時半までずっと織れますよ~のイベントです。

その日の午後、研三さんがふっと教室からいなくなりました。

探してみると、こんなところに

「研三さ~~ん、何してるんですか~~?」「……」

黙々と作業をしています。

視線をずらすと、ちょこんと鎮座している竹…?こ、これはもしや…?

そして、織~ルナイトが始まると同時に、なにやらぞろぞろと参加者が出かけて行きました。

みなさ~ん、織らなくっていいんですか??

織~ルナイトに織らないなんて、事件です追跡開始です

みんな黙ってぞろぞろと、荷物を持って小高い丘を登っていきます。

到着したのは丘の上。研三さんが満面の笑顔でお出迎えをしてくれました。

全員集合したところで、記念撮影。全員が持っている割り箸。

これはやはり…今年も開催したのです、流しそうめん大会

夏の風物詩といえば、バーベキューに流しそうめん。さをりの森ではダッチオーブンでの料理と流しそうめんです

こんがり焦げ目が食欲をそそりまする~~~っそして、食べ過ぎた人もいたようですよ

いつも人に押し付けてばかりの流しそうめん。蚊に刺されるのは皆同じ!!と、今年はお手伝いをしようと試みたワタクシ。

しかしながら大量の蚊につきまとわれて、早々に退散してしまいました。ゴメンナサイ。。。

さくらんぼも流したりして、とても楽しくて美味しいひとときでした

長くなったので、肝心の織~ルナイトはまた次回、ご報告いたしますね。


ぜ~んぶ自分で♪

2014年06月23日 | 森の妖精便り

大好きな糸棚整理をしたくてウズウズしてます、スタッフちょうさです。

今、この場所から、糸棚が見えてます。色とりどりの糸でいっぱいにしたいです。

お客様の「すご~い!」「いっぱ~い!」「キレ~イ!」って喜ぶ顔が見たいです。

…でも、今日はやるべき事が他にまだあるので、明日まで我慢、我慢。

明日は、新しい糸をたくさん投入予定です!乞うご期待!!

 

さて、先日さをりの森に元気なボーイスカウトたちがやってきました。

小学校2年生から5年生までで編成された「カブスカウト」たち16人です。

ほぼ全員、初めてのさをり織り体験。

説明を聞いて、いざスタート!

じっくり糸棚全体を見てから選ぶ子、即決でどんどん糸を変えていく子、

ど~んと大胆に織る子、ゆっくりゆっくり慎重に織る子。

16人それぞれが、それぞれの個性を発揮していました。

子供ならではの捉われないココロで織る様子は、とても眩しく、微笑ましかったです。

で、織り上がった作品を手に、満面の笑みで記念撮影。

まさに世界にひとつだけの宝物です。

自分で糸を選んで、自分の手で織る。そうやって、自分を表現する。

そんな経験がよほど楽しかったようで、「もっとやりた~い!」「今度はもっと大きいのを織る!!」なんて

嬉しいことも言ってくれました。

そのキラキラ輝く目と素晴らしい感性で、「Creating a Better World」目指して頑張ってね♪

 

さをりの森では、5名以上のグループの場合は、メールまたは電話にてご予約を受け付けています。

特に、子供会など人数が多い場合は、お早めにご連絡いただけると助かります。

土日祝日のご予約については、9:30にご来館いただける場合に限りますので、ご了承ください。

 → お気軽クラス団体予約状況

 


織姫たちの切なる願いは…

2014年06月20日 | 森の妖精便り

壮大な計画を進行中の、スタッフちょうさです。

冬に大きなカシミヤブランケットを愛用していたのですが、

夏用にもっと大きなシルクのブランケットを織ろうと…

それに包まれて眠るだなんて、なんてステキ♪なんて贅沢♪♪

夜な夜な涎を垂らしながら織ってます。。。

 

さて、今年もさをりの森に、大きな大きな笹が登場しました!

七夕に向けて、みなさんの願い事を短冊にしたためていただくためです♪

春はおいしいタケノコをもたらしてくれる森の竹。

初夏にはこうして願い事を届けてくれる。

素晴らしい活躍ですね。

 

昨年、初めての試みで、葉を長持ちさせるべく、一工夫しました。

その効果があったので、今年も♪

その一工夫とは…

一番したの節以外すべてに穴を貫通させて、上から水を注ぎいれるんです!

そうすることで、竹が乾燥することなく、青々とした状態でいられるんですよ。

あ、ポイントは、最初に熱湯で満たして、水分を吸収しやすいようにすること!

試される方は、それをお忘れなく!

 

で、わたくしめの朝の日課が追加されました。

今年も梁の上から水を注ぎます♪

この笹が七夕まで青々として、みなさんの願い事をしっかり天に届けてくれるように。

 

たっぷり短冊も用意しましたので、ご来館の際はお忘れなく、願い事をしたためてくださいね!

どんな願い事が飛び出すのか、それも楽しみ。

どんなことでもいいですよ~!思いのたけを書いちゃいましょ。

 

そして、七夕織~ルナイトについてはコチラ → 『今年もやります!七夕織~ルナイト♪』

あ、天の川が見れるように、それも短冊に書いておこっと♪