さをりの森 森の妖精ブログ

大阪和泉市にある「さをり織り」の教室、「さをりの森」のスタッフが綴る、森の仲間たちの様子やちょっとしたお話など。

うら若き織姫たち

2013年07月31日 | 森の妖精便り

実家の母親がこのブログをチェックしていると知って、ちょっとうれしはずかしな、スタッフちょうさです。

日ごろは音沙汰ナシの親不孝者ですが、ここで元気だと伝わればまぁいっか♪と今日も更新いたします!

 

さて、先日、中学校の家庭科クラブのみなさんが、体験織りにお越しくださいました。

全員初めてのさをり織りでしたが、緊張の面持ちが時間とともに和らいで、あっという間に作品が完成しました。

お互いの作品を見せ合って、「○○ちゃんらしいぃ~」とか、「それいいね~」とか、ワイワイ盛り上がってましたよ。

最後にみんな揃って記念撮影。

織り幅は全員一緒でしたが、長さはいろいろ。色も織り方もいろいろ。

思い思いに楽しんでいただけたようです。

帰り際には「家に織機が欲しい…」なんてつぶやきも。

 

今週は、他にも同様に、家庭科クラブの団体さんにご来館いただきました。

中学生という多感な時期に、自分の思いを自由に表現するという経験は、とても大切だと思います。

言葉では難しくても、織ることだったら照れずに出来そうでしょ♪

彼女たちにとって、このさをり織りの体験が、この夏のとっておきな思い出になっていると嬉しいです。

 

 

 


織り人ギャラリー(7月30日)

2013年07月30日 | 森の妖精便り

夏休み中の元気キッズたちから、パワーを分けてもらってます、スタッフちょうさです。

子どもの作品って、ホント勢いがあります!エネルギーがほとばしってる!!

今日はどんな子が、どんな作品を見せてくれるんだろうと、毎日ワクワクしてます♪

 

さて、【織り人ギャラリー】今回の作品は、織り人歴6ヶ月のKさんです。

モーレツなスピードで織り上げ、次々と仕立てるKさんは、いつもみんなをうっとりさせる作品をどんどん見せてくださいます。

この可愛いチュニックも、織り上げた時にみんなでうっとり眺めました。

優しい色合いですが、リネンの凛とした風合いもあって、とても意思が感じられる布です。

さて、どう仕立てましょうか…みんなで考えました。

そして、Kさん初めての『切らない仕立て』に挑戦です。

端のフリンジも生かして、ハサミは全く入れていません。

身体に布を巻きつけて服にする。

そんなシンプルな発想からできたデザインです。

ご本人は「可愛すぎて、私が着るのはちょっと…」とおっしゃっていますが、そんな心配ご無用です。

さをり服は、やっぱり織った本人が着るのが一番似合いますもの。

合わせるアイテムを工夫して、ぜひご自身で着てみてくださいね!

 

さをりの森のエントランスでは、【織り人ギャラリー】として、織り人クラスのみなさんの作品を展示しています。

きっとみなさんの作品づくりの刺激になるはず!

ご来館の際には、じっくりご覧くださいね。

感想をお聞かせいただけると、みなさんの今後の励みになりますので、どうぞよろしくお願いします。


織り人クラスKさんの作品「胸キュンチュニック」

2013年07月28日 | 森の妖精便り

胸のときめきを感じるのは、ステキなさをり服を拝見した時か、美味しい食べ物にありついた時くらいかしら。

直近のときめきは一昨日食べた今年の初スイカだった、食欲満点のスタッフ吉野です

 

タイトルの「胸キュンチュニック」、朝一番にご来館の織り人クラスKさんの作品なんですがときめいてしまいましたので、早速ご紹介~

胸のところが一番のポイント。

三方からシャーリングが胸のところでキュンッと寄ってるでしょ

だから、胸キュンチュニック…………

名付け親は研三さんです、ハイ。

後ろはこんな感じです。

ほんわか優しい雰囲気の彼女にぴったりの、ふんわり可愛いチュニックでした

そして、私の創作意欲はまたもや刺激され、夏休みの宿題に追われてしまう、8月後半の小学生の気分を満喫している今日この頃です

私と同様、創作意欲が刺激された方はぜひ、さをりの森へGo

(ただし、胸キュンチュニックは織れませんので、あしからず…)

難しい仕立てはできない~とおっしゃる方はこちらのページへGo

Saoriのお仕立て【初級編】~まっすぐ縫うだけでできちゃう、カンタン仕立ての本~840円(税込)

ほんとにまっすぐ縫うだけでできちゃうので、ぜひご覧くださいね。

さをりの森で実物を見ることもできますし、毎月1回、講習会も開催しています。

ご興味ある方は、さをりの森までお問い合わせくださいね。

 


さをり織り体験って、何が織れますか?

2013年07月27日 | 森の妖精便り

夏休みに入り、小・中学生が来るたびに軽いショックを感じているスタッフ吉野です

何にショックを?はい。それは身長です背が低いコンプレックスから卒業したはずの私ですが、最近の大きいお子さんを見るとつい…ま、言っても仕方ない。少年よ、大志を抱いて大きく育ってね~~

 

お子さんのご来館が増えている今日この頃。学校の宿題に「さをり織り」を選んでくださるんですね。

そこでよく聞かれる、「何が織れますか?」

さをり織りはアート感覚で織る自由な感性の織り物で、心の思うままに織っていきます。間違い、失敗、キズと呼ばれる織りキズが、さをり織りでは「デザイン」と呼ぶのです。何が織れるか、それは織る人のその瞬間の心次第。

そして織り上がった作品をどう使うかもその方次第なのです

そんなこと言われても~~とおっしゃるあなたに作品をちょいとご紹介です。

織り機にはあらかじめタテ糸がかかっています。その幅を選んで織っていただくのですが、それぞれの代表的なものをざっくりとご紹介しましょう。

10cm幅 : コースター、ベルト、バッグの持ち手など

20cm幅 : マフラー、ブックカバー

30cm幅、40cm幅 : マフラー、ランチョンマット

50cm幅、60cm幅 : ストール、膝掛け

以上のようになりますが、これが全てではありません。

タペストリーやのれんのように飾る物や、テーブルセンターなどの敷くもの、パソコンやソファーに掛けるものはどの幅でもかまいません。ご自分の使いたい場所によってサイズを選んでくださいね。

また、バッグを作る、小物を作る、服を仕立てるなど「素材としての布」の場合も、どの幅もお使いいただけます。

合わせ技もあります。40cm幅のものが欲しい時。その幅をそのまま織ることもできれば、20cm幅を長く織って並べて縫って使うこともできちゃいます。

どう使うかはご自分次第。

他人が見ればマフラーでも実はタペストリー。

ランチョンマットと思って見ていても、バッグの素材。

コースターをたくさん織ったけれど、気が変わったのでどこかに飾りますなんてのもよくある事なので、気にしない

 

何を織ろうか、やっぱり決めかねる方にはひとまず織ってみることをお勧めします。幅は…気が向く幅でいいのですが、手軽には30cmか40cmくらいでしょうか。

ただただ、好きな色、惹かれた糸を次々に織り込んでいく。羊毛を入れたければ入れ、糸くずを入れるのが楽しければどんどん挟み込む。キレイと感じた糸を手にとってみる。

「どうしよう~。何になるんやろ~。着地点がわからん~。」などとつぶやきながら織る方もいらっしゃいます(笑)

そうして織り上がった布はまず眺めてみてくださいね。長ければ首に巻いてみる。短ければ飾ってみる。

できてから、考える。

眺めたり、身につけているうちにその布をどう使いたいかが決まることもあります。

 

キレイな絵を描かなくていいんです。上手な歌を歌わなくていいんです。

ノートの切れ端に落書きするように、ふんふん~と鼻歌を歌うように、リラックスして気楽に織ってくださいね。


幼稚園の先生が童心に帰るとき

2013年07月24日 | 森の妖精便り

40歳を過ぎても大人になりきれないスタッフ吉野です

いい加減、落ち着きを備えたヒトになりたいとは思うものの、慌てんぼうはなかなか治らず、子どもに小言を言いながら自分にも当てはまると反省している今日この頃です。

 

さてさて、先週土曜日。

朝一番におなじみのDさんがご来館。と、思っていたら続々と、次から次へ総勢13名でのご来館

なんでも会社の社員旅行で「さをりの森で織り三昧」を企画してくださったそうなんです。

織りながら聞こえてくる「楽しい~」「おもしろ~い」に、スタッフたちもテンションア~~ップ

「子どもたちでもできるよねぇ」とつぶやいているのが聞こえたのでよくよく聞くと、幼稚園の先生たちだったんです。

 

はい、子どもたちも幼稚園年長さんになれば、大人以上に織れます。

さをり織りには「間違い・失敗・キズ」という言葉がありません。それを「デザイン」という、ステキで魅惑的な言葉に置き換えます。

世界に1つのアートなんですもの。織り手がどう感じるかが重要ポイントなのです。

その点、子どもたちの感性は自由でのびのびとしているので、既成概念に凝り固まった大人の目からはびっくりするような織りで、自分がめいっぱい楽しみながら織っていきます。

ただ1つだけ。

選んだ糸をボビンに巻きかえる作業がちょっぴり難しいので、大人のサポートが必要ですけどね。

 

さてさて、先生方のさをり三昧ツアーは9時半から5時過ぎまで、たっぷり時間を取ってくださいましたので、皆さんめいっぱい織りを堪能してくださいました。

横から見ているとね、本当に童心に帰ったように、糸選びに夢中になってどんどん織り上げていくんです。見ている私もつい引き込まれそうなほど、楽しそうに織っていらっしゃいました。

そして完成がこちらっ

笑顔がすべてを物語ってくれていますよね~。

で、右端の男性は園長先生…ではなくて、さをりの森の研三さんでございます

そうそう、先生方からのメッセージで「園児募集中です~~」って…少子化の影響かしら

 

さをりの森では、土・日・祝は団体のご予約を承っておりませんが、どうしても、という方は9時半にお越しいただければ織機を確保しやすいですので、お早めにお越しください。

また、ご予約ではなく「来館予告」をしてくださいますと、スタッフが気合を入れて朝からリポビタン○など飲んで、ココロとカラダの準備をいたします

その際、織り幅は先着順になりますのでご了承くださいませね。皆さまのご来館を心よりお待ち申し上げます。

 


森のお仕立て講習会のご案内(8月編)

2013年07月23日 | 森の妖精便り

最近、いちごオレから浮気して、カルピスにハマッています、スタッフちょうさです。

原液を薄めるその割合に、こだわりがあります。ちょっと濃い目がお好みです。

 

さて、毎月第1金曜日に開催しています【森のお仕立て講習会】。

8月はかぶりY型ベスト!

これは、一年中着られるデザインなので、素材違いで何枚もほしいものです。

織りは楽しんでるけど、仕立てまでは…という方は、ぜひご参加ください!

目からウロコの連続です!!

せっかく織ったあなただけのさをり布。

服に仕立てて着ることで、もっとあなたらしさを表現してみませんか?

「織る・創る・着る」のさをりの世界を、一緒に楽しみましょう!

 

【森のお仕立て講習会】 8月 「かぶりY型ベスト」

日時 : 8月2日(金)  10:00~11:30

場所 : さをりの森2階講習ルーム

金額 : 2,000円

持ち物: 縮絨済みのさをり布 (50cm×268cm以上)

      マチ針、または安全ピン

      テキスト『SAORIのお仕立て【初級編】』

申込 : あらかじめご予約ください

※この講習会では、講師が実際に仕立てる工程を見て学びます。ご自分の布をその場で縫って服に仕上げるわけではなく、印をつけて持って帰り、ご自宅で仕上げていただきます。


初級お仕立てコース第2回!!

2013年07月21日 | さをりの森所沢

所沢です

今日は講習会のご案内です。

8月5日初級お仕立てコース 第2回を行ないます。

このコースは先月スタートしたばかりのコースです。

お仕立てをまだあまりやったことのない方でも大丈夫!

◆6回コース 毎月第1月曜日 10:00~12:00の2時間 
◆毎回作る物に応じた指定サイズの布をお持ち頂き講習を行います。
◆毎月比較的作りやすいくて、バラエティに富んだお仕立てを企画しています。
◆講習料 12,600円 (2時間×6回)

今月からのご参加も大歓迎です(料金など詳しくはお問い合わせください。)

今回はハ型ベストです。
30cm×250cmの織り布をお待ち頂き、講習を行います。

 

事前にご予約の上お越し下さい。

さをりの森所沢 042-345-7024 

講習会の情報・アクセスはコチラ

ご参加をお待ちいたしております。


バッグ講習会(丸底バケツ型)のご案内

2013年07月17日 | 森の妖精便り

3年ほど前に作ったさをりのバッグを愛用し続けている、スタッフ吉野です

物を大事にしているというのもありますが、次のバッグを作れていないというのが大きな理由。そろそろ新しいのが欲しいなぁと、創作意欲がウズウズしています

 

とってもキュートなさをりのバッグ。自分で織った布で、自分のバッグを作る。この夏、あなたもチャレンジしてみませんか?

さをりの森で「バッグの講習会」を開催します。 今回はこの丸底バケツ型バッグです。

※見本のサイズは幅25cm、高さ33cm、まち14cm

日   時  

  8月4日(日) 10時~12時。 要予約。

対   象  

  織り人クラスメンバーおよび、お気軽クラスのみなさん。

必要な物  

  さをり布 幅40cm 長さ100cm。

  厚手の接着芯、まち針、もしくは安全ピン

※幅、長さともにこれ以上大きいサイズでもかまいません。 しっかりめの布が適しています。

受講料  

  2,000円

 

森のお仕立て講習会と同様、この講習会では講師が実際に仕立てる工程を見ていただきます。

なお、今回はご自分の分は接着芯にサイズを書き込んで、布にマチ針または安全ピンで止めて持って帰り、ご自宅で仕上げとなりますので、バッグの持ち手はなくてもかまいません。

普段持つご自分のバッグに。

夏休みの宿題に。

小物作りの世界をのぞいてみませんか?

詳しくはさをりの森までお問い合わせくださいませ。


軽~~い♪

2013年07月17日 | 森の妖精便り

髪を切って、頭が軽~くなったスタッフ吉野です

脳みそが減ってしまったわけではなく、髪が軽くなったからアタマも軽くなったと固く信じているのですが、ちょっぴり自信がない今日この頃…

 

さてさて、以前ご紹介したストレッチ糸での織り布です。

ストレッチ糸をタテ糸に入れるとぐ~んと縮まるのですが、やや重いのがミソ。そこで研三さんは考えます。なんとか軽くできないものか、と色々試してみました。

まずはヨコ糸をゆる~く入れてみます。おわかりいただけるでしょうか、この透け感5~8mmほど空けてヨコ糸を入れるので、さくさく織れちゃいます。

ヨコ糸がゆるいと、大きく縮むんですよね~。で、縮絨をしてみると、できました

軽くて薄くて、タテにぐっと縮んだふわっふわの織り布です

ところが…水色の右端の部分、わかります?

びろ~んと伸びた部分はストレッチ糸を入れずにフリルのようにしたかったのですが、縮絨したところ、ヨコ糸がゆるすぎてタテ糸が端っこに追いやられてしまったのです。

これはこれで、指で糸を動かせばいいのだけれど、他にいい方法はないかしら。ってことで、ヨコ糸の打ち込み方を少し変えてみました。

そうしてできたのがこちらっ前回以上にふわっふわのびよんびよんの、軽~~いストレッチの織り布です

拡大写真がこちら。グレーに見える糸がストレッチ糸で、左側10cm程は入っていないので、その部分がフリルのようになっています。

タテ糸が大きく揺れすぎることなく、程よく波打ってくれましたよ。

さをりの森では日々、こんな風に織り方、手織りにともなう技術、織機、部品について色々なアイデアが実験されています。

より楽しいさをりライフのために。

もし「私、こんなの試してるよ~」「こうやると簡単よ~」「こんなのできないかしら?」など、アイデアやご質問がありましたら、ぜひぜひさをりの森へお知らせくださいませ。

グループのみんなで学びましょう


所沢Vegas 

2013年07月16日 | さをりの森所沢

所沢です

昨日は月に一度のVegasの皆様の集まりでした。

大変暑い中皆様素敵な作品をお持ち下さいました。

 

お一人づつ作品をお持ち頂いた発表していただきます。

 

作品のポイントをご説明頂き、情報交換をしたり、

とても活気のある会です♪

今回は、夏にぴったりの麻などを使った涼しげな作品がたくさんあります!

こちらの作品はさをり池袋でご覧頂けます。アクセスはコチラから♪

皆様是非お立ち寄りください。