さをりの森 森の妖精ブログ

大阪和泉市にある「さをり織り」の教室、「さをりの森」のスタッフが綴る、森の仲間たちの様子やちょっとしたお話など。

ブログを引越しします

2015年09月28日 | 森の妖精便り

ふっと気づくと、もうすぐ10月。何がってわけではありませんが、ちょっと焦りを感じている、スタッフ吉野です

さて、もうお気づきの方もいらっしゃると思いますが、さをりの森妖精ブログが引越ししました。

新・さをりの森『森の妖精ブログ』

さをりの森の日々のできごとや、作品などなどアップしていますので、新しいブログのお気に入り登録をぜひお願いいたします。


七夕織~ルナイト2015のご報告♪その2

2015年07月17日 | 森の妖精便り

引き続き七夕織~ルナイトのご報告をいたします、スタッフ吉野です

夜に向けての腹ごしらえができたところで、明るくするために、キャンドル消灯です。

せっかくなので7月がお誕生日の3人に、ハッピーバースデーをみんなで歌い、吹き消してもらいましたが…

怪しい写真になって、ごめんなさい

さ、みんなで織り始めます。今回は台数限定で、カラータテ糸の材料費が格安だったので、皆さんそれで織る方が多かったですね。

研三さんも、織る。

海外から講習に来られたAさんも、スタッフも。

時には談笑しながら、時には黙々と織ります。

 クリスマス織~ルナイトから2連続参加のAちゃんも織ります。

一眠りした後で、再び織ります。

しらじらと夜が明けて、明るくなってからも織り続けます。

今回は、遠く北海道からも参加して下さいました。Oさん、遠路はるばるありがとうございました。

織~ルナイト明けはやっぱりラジオ体操ですココロもカラダも、新しい1日の始まりです。

研三さんがリーダーになって、指先までピンッと気持ちが行き届いた正しいラジオ体操を教えてくれました。

織り上がった作品がこちら。時間がた~っぷりあったので、長い作品が織り上がりましたよ~

 目つぶり写真でごめんなさいっ

そんなこんなで楽しく終わった、『七夕織~ルナイト』、長々とご拝読ありがとうございます。

次回はおそらく、『クリスマス織~ルナイト』です。

今回参加できなかった方はぜひ、クリスマスにご都合付けて下さいませね


七夕織~ルナイト2015のご報告♪その1

2015年07月17日 | 森の妖精便り

人混みが苦手なくせに、イベント好きなスタッフ吉野です

さをりの森で開催される年に2度の織~ルナイトはほぼ毎回、参加しています

 

今年の『七夕織~ルナイト』はあいにくの雨模様のためか、参加者が少なかったのですが、和気藹々とした時間を過ごしました。

織~ルナイトの開催にあたって、まずは織機の円陣とキャンドル設置を行います。

「はい、チーズ」って、あらら…

さすが、さをりの森。自由人ばかりです。

その一方で、別働隊はこんな作業を。

何をしているかって?織~ルナイトということで、流しそうめんを予定していたのですが、雨で流れたので暖炉でダッチオーブン料理を作っていたのです

そして、キャンドル点灯式を厳かな雰囲気の中で行いました。

そんなこんなの間に、ダッチオーブン料理が完成です研三さん、いつもありがとうございます。

こんがり焼けたチキンやたまねぎ、ニンジンにとうもろこしと、流れていないそうめんをみんなで自己紹介しながらいただきました。

さ、腹ごしらえができたところで織りますよ~。

皆さん、暖炉前でくつろぎすぎて、織機にはなかなか戻りません。。。続く。。。


無邪気に楽しむ♪

2015年05月25日 | 森の妖精便り

今日はちょっとおとなしめなベージュのさをり服を着ています、スタッフちょうさです。

会う人会う人に「今日はどうしたの?」って言われてます。

…なぜ?

私だって、たまには淡い優しい色で織ることもありますよ!

たまにね。

ごくたま~に。

さをりは、織る人の内面が出るものなんで、

みなさまの驚きにビミョーな思いをしてますが。。。

 

さて、さをりの森では毎日『お気軽クラス』で、たくさんの方にさをり織りを体験していただいています。

手織りがまったく初めての方でも、

簡単な手順の説明だけで、

あとは自由に思うがままに織っていただくことができます。

それは、さをり織りにルールがないから。

 

「絶対こうしなきゃ!」

とか、

「あれしちゃだめ!」

とか、

「こうするためには、この方法で!」

みたいな制約がないんです。

 

だからね、

本当に、好きなように織っていただいたらいいんです。

 

たっくさんある糸をとっかえひっかえ選んで、

時には原毛なんかを突っ込んで、

粗く織ったり、密に織ったり。

 

小さな子供がお絵かきするように、

ただ織るという行為を楽しんでしまえばいいんです。

なにを織る?

決まってなくても大丈夫。

とにかく気が済むまで織ってみる。

無邪気に糸と遊んでみる。

そうすると、そこには、

あなたにしかできない、世界にひとつだけの作品が織り上がるんです。

 

アタマに頼らず、感性で。

思いきって冒険してみてくださいね!

 

 

さをりの森【お気軽クラス】

予約不要、時間も無制限で楽しめる1日限定のクラスです。

あらかじめタテ糸を張った織機を使用するので、

初心者やお子様でも気軽にさをり織りを楽しんでいただけます。

 ★9:30から17:30まで年中無休(盆・年末年始は除く)

 ★基本料 1,000円(+税)  

  ※お得な年間パスポート(3,800円)もあります

 ★材料費 15円/g~(+税)

 

 ※5名様以上の団体のお客様は、事前にご予約たまわります。

  (土日祝日の団体予約は9:30スタートのみとなります)

 

 


お誕生日、ありがとう

2015年05月12日 | 森の妖精便り

今、ここに書くネタが、まったく思いつかない、スタッフちょうさです。

「ブログの最初の話を楽しみにしてるんです~」なんで、嬉し恥ずかしなお言葉をいただくのですが、

今日はちっとも思いつきません。。。

ごめんなさいね。

そんな時もあります。

 

さて、昨日5月11日は、さをりの森のお誕生日♪

11歳になりました。

おかげさまで、毎日多くの方々にご来館いただいています。

いつもありがとうございます。

 

ここで、改めてさをりの森のご案内を。

 

さをりの森は、大阪・和泉市に「人と自然をみつめる織空間」として、

2004年5月11日にオープンしました。

3,600坪の森に囲まれた、自然豊かな開放感のある空間で、さをり織りを楽しんでいただけます。

 

1階では、さをり織りに最適な糸を販売しています。

糸棚には、色、材質、太さ、形状が様々な糸が約2万本以上!

とにかく圧倒的な品揃えが自慢です。

いつでも自由に手にとってご覧いただけますよ。

 

また、1階には、手織機の工場・堺精機産業(株)もあります。

さをりの織機は、すべてここで、専門職人たちの手によって、1台1台丁寧に組み立てています。

開発・設計から販売・メンテナンスまでの、すべての工程を一貫して行っているので、

ご購入後のアフターサービスも万全です。

また、昔の織機の部品も、ネジ1本にいたるまで保存していますので、

あなたの大切な織機のことは、どんなことでもご相談くださいね。

 

そして、お馴染みの2階では、

全く初めての方でも、さをり織りを満喫していただける「お気軽クラス」と

さらに高度な織りの技術やタテ糸作り、服の仕立てなどを学ぶことができる「織り人クラス」を開催しています。

その他にも、毎月第一金曜日に開催の【森のお仕立て講習会】や【手織技術検定講習会】など、

あなたのSAORIの世界を広げる講習会も開催しています。

のびのびと、無心に、あなたの織りを楽しんでくださいね。

さをりの森のホームページはコチラから ⇒ 【さをりの森】 隅々まで読んで、さをりの森博士になってくださいね♪

 

 

45年前、みさを先生が始められた『さをり織り』。

『さをり』がもつ意味について、みさを先生は次のようにおっしゃっています。

手織りを通して、自由に、何ものにも捉われない形で、自分自身の心を表現することが唯一の目的です。

手織りは機械に代わる「手作り」であってはいけません。

機械にはできない「心づくり」でありたいと、私は願っています。

 

さをりの森にお越しくださるみなさんの「心づくり」のお手伝いができるよう、

スタッフ一同精進してまいりますので、

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

 


さをり織りで、何が織れますか?

2015年05月01日 | 森の妖精便り

ゴールデンウィーク、出不精の私にはあまり関係ない言葉ですが、ちょっぴり浮かれてしまっている、スタッフ吉野です

 

ゴールデンウィークは通常通り、休まず営業いたします。混雑状況はホームページのツイッターをご確認いただくか、お電話にてお問い合わせください。

 

また、マフラー1本を織るのに3~4時間、お時間を見ていただきますが、糸選びなどによって大きく個人差があります。迷いそうな方、初めての方はお早目のご来館をオススメします。

 

 

さてさて、さをり織り。聞いたことはあるけれど、何が織れますか?とお問い合わせをよくいただきます。

まず、さをり織りはアート感覚で織る自由な感性の織り物で、心の思うままに織っていきます。間違い、失敗、キズと呼ばれるものを、さをり織りでは「デザイン」と呼ぶのです。

布を織るのではなく、自分を織るとも言います。何が織れるか、それは織る人のその瞬間のココロ次第。

 

そして織り上がった作品をどう使うかもその方次第なのです

そんなこと言われても~~とおっしゃるあなたに、作品をちょいとご紹介です。

さをりの森では、織り機にあらかじめタテ糸がかかっています。その幅を選んで好きなヨコ糸を入れて織っていただくのですが、それぞれの代表的なものをざっくりとご紹介しましょう。

10cm幅 : コースター、ベルト、バッグの持ち手など

20cm幅 : マフラー、ブックカバー

30cm幅、40cm幅 : マフラー、ランチョンマット

50cm幅、60cm幅 : ストール、膝掛け

以上のようになりますが、これが全てではありません。

タペストリーやのれんのように飾る物や、テーブルセンターなどの敷くもの、パソコンやソファーに掛けるものはどの幅でもかまいません。ご自分の使いたい場所によってサイズを選んでくださいね。

また、バッグを作る、小物を作る、服を仕立てるなど「素材としての布」の場合も、どの幅もお使いいただけます。

合わせ技もあります。40cm幅のものが欲しい時。その幅をそのまま織ることもできれば、20cm幅を長く織って並べて縫って使うこともできちゃいます。

布をタテに使うもよし、ヨコに使うもよし、もちろんナナメもよし。

他人が見ればマフラーでも実はタペストリー。

ランチョンマットと思って見ていても、バッグの素材。

コースターをたくさん織ったけれど、気が変わったのでどこかに飾りますなんてのもよくある事なので、気にしない

 

何を織ろうか、やっぱり決めかねる方にはひとまず織ってみることをお勧めします。幅は…気が向く幅でいいのですが、手軽には30cmか40cmくらいでしょうか。

ただただ、好きな色、惹かれた糸を次々に織り込んでいく。羊毛を入れたければ入れ、糸くずを入れるのが楽しければどんどん挟み込む。キレイと感じた糸を手にとってみる。

「どうしよう~。何になるんやろ~。着地点がわからん~。」などとつぶやきながら織る方もいらっしゃいますが、着地点は見なくてもアリ(笑)

そうして織り上がった布はまず眺めてみてください。長ければ首に巻いてみる。短ければ飾ってみる。

できてから、考える。

眺めたり、身につけているうちにその布をどう使いたいかが決まることもあります。

 

キャンパスに立派な絵を描くのではなく。

既製品のような均一均質のものを織るのではなく。

肩の力を抜いて、ふんふん~と鼻歌を歌うように、子供ゴコロに戻ってリラックスして気楽に織ってください

ただし、サイズは先着順ですのでご了承くださいませね。


4月27日。風光る春の日に…

2015年04月28日 | 森の妖精便り

今さらですが、珍名さんの、スタッフちょうさです。

面白い誤解があることに気づきました。

ちょうさ えいこ → ちょう さえこ

どこで区切るかですっかり別人!!

最初はただのミスプリ?と思っていたのですが、4、5回あると、そういうことかぁと。

この際、なんでもいいんですけどね。

「さをりの人」であれば♪

 

さて、昨日4月27日は、我らがみさを先生のお誕生日でした♪

なんと!御歳、102歳!!

大きなケーキと一緒に(さすがに102本のローソクは立てずに、数字で『1・0・2』)、

ご来館のみなさんとお祝いしていただきました!

 

みさを先生は、毎日、研三さんと一緒にさをりの森にご出勤されて、

まずは、暖炉の前でココアを一杯。

「あ~美味しい」

の一言が、とっても嬉しいです。

それから、さをり織りを楽しむ方々の姿をあたたかく見守ってくださいます。

 

みさを先生がいてくださったからこそ、

このさをり織りが生まれ、

そのおかげで、多くの人の人生が豊かになりました。

102年という長い年月を情熱的に切り開いてこられたみさを先生に、

ココロからの敬意と感謝をささげます。

 

大好きなイチゴを頬張る、みさを先生。

いつまでもお元気に、私たちの冒険を見守ってくださいね♪

 

みさを先生率いる、さをりの森スタッフ勢ぞろいで記念撮影!

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。 


天才アーティストのご来館

2015年01月30日 | 森の妖精便り

写真を撮るのが苦手だった、スタッフちょうさです。

でもね、毎日毎日みなさんの作品を撮られていただいていると、

決して上手ではないけど、撮るのが楽しくなってきました。

ステキな笑顔と一緒にステキな作品。

何度も見たいですものね♪

 

さて、先日、さをりの森のほど近くにある幼稚園から、可愛い年長さんたちがお越しくださいました。

毎年、卒園制作として、さをり織りをしていただいています。

ほとんどのお子さんがSAORI初体験。

みんな、目をキラキラさせて、ワクワクドキドキ。

どの子も無我夢中で、どんどん織っていきます!

 

風邪でお休みだったお友達も、後日元気に織ることができました!

4日間で総勢32人。

どの作品も素晴らしい!

まさに世界にひとつだけの、誰にもマネできない作品です!!

 

小さなときにSAORIに出逢うことは、とても貴重な体験だと思います。

自分で好きな糸を選ぶということ。

自分の意思で自由に織るということ。

自分の手でモノを創るということ。

そしてなによりも、最後まで自分でやりきるということ。

そんな経験が、この子達の成長の手助けになると嬉しいなぁ…

なんて、天才アーティストたちの織る姿を見ながら、しみじみと思ったおばちゃんでした♪

 

さをり織りは、とても簡単で自由な手織りです。

幼稚園の年長さんにもなると、大人の簡単なお手伝いがあれば、楽しく織ることができます。

小学校3年生以上にもなると、ほとんどのお子さんが一人で織ることができます♪

ただし、そんな時は、お子さんの織りに口出ししないこと!

だってね、子供たちは、生まれながらに天才アーティストなんですから。

大人がガチガチの既成概念に捉われる前は、みんな、自由に感性を迸らせていたんですもの!

大人はそれを思い出して、自分の「好き!」に忠実に楽しんでくださいね♪

 

 


あしあと帳♪

2015年01月21日 | 森の妖精便り

毎年、手帳を購入して、日記代わりに書き込んでいこうと思うものの、つい書き忘れているスタッフ吉野です

昨年のも、予定欄が白いところがいっぱい…今年はちゃ~んと書き込むぞっ

 

さて、さをりの森の暖炉前テーブルに、あしあと帳を置いています。

4冊目に突入し、手織り体験をした方の気持ちが思い思いに書き込まれています。今日はその中をちょいとご紹介

SAORIは、器用じゃなくっていいんですよ

楽しかった、また来たいって~~嬉しいコメントをありがとうございます。

何かのキャラクターでしょうか、可愛い♪

織~ルナイトのご参加、ありがとうございました。

おやおや、これは…工房じょうたの、城達也さんの似顔絵ですね~。

次の壁掛けはもう織り上がったでしょうか。

プレゼント用に織る方も多いんです。愛情込めて織ってるんだから、喜んでもらえますとも

あつく~ん、また来てね

織った布をお母さんが服に仕立ててくれるなんて、ステキですね

自分の色は自分しか出せない、自分を織る、SAORIです。

教室に掛けている織り技、いくらでも聞いてくださいね~。

暖炉前に色鉛筆を置いたところ、あしあと帳もカラフルになってきました。

そして、このあしあとにはスタッフ全員が、「見事」と声をあげちゃいました

 

さをりの森で過ごした楽しい時間、感じたことなどを、このあしあと帳を通じて、スタッフや他のお客様にも伝わっています。

文字でもイラストでも、ぜひぜひ何度でも残していってくださいね。そして、他の方のも読んでくださいませ。

楽しい気持ちをシェアしましょ

 

 

 


2014年、最終日

2014年12月27日 | 森の妖精便り

【年末年始の休館のお知らせ】
誠に勝手ながら、12月28日(日)から1月4日(日)まで、お休みさせていただきます。
スタッフ一同、しっかりリフレッシュして、ピチピチになって、みなさまにお目にかかれるのを楽しみにしています。
みなさまも、楽しい年末年始をお過ごしください♪

とうとう開き直ってしまった、スタッフ吉野です

できていないコトにため息をつくのではなく、できたコトを考える。うん、できてるコトがあるんだから、ヨシ

SAORIらしくポジティブに、前向きに行こう

 

さて、さをりの森の年内最終日はとても賑やかになりました。

織り納めといわんばかりに黙々と織る方が多かったです。また、HPで今日が最終と知って、慌てて駆けつけた方もいらっしゃいました。

全ての方の作品を写真に撮りたかったのですが、吉野セレクトの頑張った大賞です

お母さんが織り上げてからも黙々と、こんなに長く織りました。

仲良し姉妹、本日、年間パスポートをご購入。来年もたくさんお会いできますね♪

姉妹のおばあちゃま、織り人クラスのOさん。憧れのカシミヤです。

閉館時間が近づくと、とてもキレイな夕焼けが見えましたよ~。

その夕焼けをチラチラ見ながら2本織り上げた、織り人クラスのSさん。

そして最後のお客様は、今日が初SAORIのご夫婦でしたご自分用のマフラーなんだそうですよ。

今年1年、本当にありがとうございました。

皆さまが織るステキな作品にたくさんの刺激をいただき、スタッフの織りたいものがどんどん増えていきました。

また、お仕立てにチャレンジされる方が増えて、様々なアイデアもいただきました。

2015年もたくさんのステキな作品に出逢えますように。

SAORIって楽しいを1人でも多くの方とシェアーできますように。

良いお年をお迎えくださいませね