さをりの森 森の妖精ブログ

大阪和泉市にある「さをり織り」の教室、「さをりの森」のスタッフが綴る、森の仲間たちの様子やちょっとしたお話など。

織って、創って、着て、さをり♪

2015年05月26日 | 織り人クラス

今日は気持ちの良いお天気なので、裸足でウロウロしてます、スタッフちょうさです。

いや~ホントは、どこかでスリッパを脱いで、行方不明になっているだけですけどね。

ま、館内のどこかにあるのは間違いないから、そのうち誰かが見つけてくれるでしょ♪

裸足はいいですよ~

開放感満点!!

 

さて、さをりの森の【織り人クラス】には、現在39名の織り人さんたちが在籍しています。

その個性はキラキラしていて、とにかく眩しい!!

みなさん、日々さをりのココロで、感性溢れる刺激的な作品を創っています。

 

今日はその一部をご紹介!

 

織り人歴1年2ヶ月のAさん。

元気いっぱいな織り人さんたちの肝っ玉かあさん♪

いつも一緒にご来館の娘さんにモデルになっていただいて。

この色合い、Aさんらしさ全開です!

 

同じく、織り人歴1年2ヶ月のSさん。

とっても爽やかで優しい笑顔がステキなんです。

ともすれば、機械織りっぽくなってしまいがちな白い布ですが、

選ぶ糸や織り方に、Sさんらしいニュアンスが満載です。

 

織り人歴9ヶ月のTさん。

とってもおちゃめないやし系キャラですが、なかなか鋭いツッコミも♪

二色交差の柄を効果的に使ってます。

 

織り人歴8ヶ月のTさん。

とにかく織って、仕立てて、織って、仕立てて…

その勢いは止まることを知りません!

大胆な配色がカッコイイ!

SAORIならではの、折り紙仕立てです。

 

織り人クラス7ヶ月のIさん。

とっても活動的なおしゃれさんです。

サイドのデザインがグッドアイディア!

 

最後は、織り人歴6ヶ月のHさん。

マイペースなほんわかムードがいい感じ♪

大胆なフリルに釘付けです!

 

さをりの森の織り人クラスでは、

自分だけのオリジナルタテ糸を作って織るだけではなく、

より高度で最新の織りワザから、布を活かした服の仕立て方まで、

段階を踏んで、自分のペースで楽しく学べます。

 

同好の仲間と刺激を与え合いながら、

あなたも一緒に、SAORIの世界を楽しみませんか?

 

随時入会募集中!

 

詳しくは、コチラ ⇒ 【織り人クラス】

 


無邪気に楽しむ♪

2015年05月25日 | 森の妖精便り

今日はちょっとおとなしめなベージュのさをり服を着ています、スタッフちょうさです。

会う人会う人に「今日はどうしたの?」って言われてます。

…なぜ?

私だって、たまには淡い優しい色で織ることもありますよ!

たまにね。

ごくたま~に。

さをりは、織る人の内面が出るものなんで、

みなさまの驚きにビミョーな思いをしてますが。。。

 

さて、さをりの森では毎日『お気軽クラス』で、たくさんの方にさをり織りを体験していただいています。

手織りがまったく初めての方でも、

簡単な手順の説明だけで、

あとは自由に思うがままに織っていただくことができます。

それは、さをり織りにルールがないから。

 

「絶対こうしなきゃ!」

とか、

「あれしちゃだめ!」

とか、

「こうするためには、この方法で!」

みたいな制約がないんです。

 

だからね、

本当に、好きなように織っていただいたらいいんです。

 

たっくさんある糸をとっかえひっかえ選んで、

時には原毛なんかを突っ込んで、

粗く織ったり、密に織ったり。

 

小さな子供がお絵かきするように、

ただ織るという行為を楽しんでしまえばいいんです。

なにを織る?

決まってなくても大丈夫。

とにかく気が済むまで織ってみる。

無邪気に糸と遊んでみる。

そうすると、そこには、

あなたにしかできない、世界にひとつだけの作品が織り上がるんです。

 

アタマに頼らず、感性で。

思いきって冒険してみてくださいね!

 

 

さをりの森【お気軽クラス】

予約不要、時間も無制限で楽しめる1日限定のクラスです。

あらかじめタテ糸を張った織機を使用するので、

初心者やお子様でも気軽にさをり織りを楽しんでいただけます。

 ★9:30から17:30まで年中無休(盆・年末年始は除く)

 ★基本料 1,000円(+税)  

  ※お得な年間パスポート(3,800円)もあります

 ★材料費 15円/g~(+税)

 

 ※5名様以上の団体のお客様は、事前にご予約たまわります。

  (土日祝日の団体予約は9:30スタートのみとなります)

 

 


森のお仕立て講習会のご案内(6月編)

2015年05月19日 | 森のお仕立て講習会

お気に入りの傘を見つけられずにいる、スタッフちょうさです。

ここ数年、新しいものをなかなか買えずにいます。

ちょっとくらいの雨なら傘を差さないし、そんなに困っていないからでしょうが、

コレって傘が意外にないんですよね。

特にこだわりがあるわけでもないんですが…ねェ。

ちなみに、さをり布で創った日傘は持ってるんですよ♪

 

さて、6月の【森のお仕立て講習会】。

今回は、『SAORIのお仕立て【中級編】』より大人気の「六枚はぎ逆転スカート」です。

 

布の向きが決まっていないさをり布ならではの、布の組み合わせが楽しいスカートです。

シンプルなデザインなので、

布幅を変えたり、長さを変えたりすることで、

いろんなアレンジが楽しめますよ。

 

仕立ててみたいけど、なんだか難しそう…

私は不器用だから…

なんて、迷ってるのはもったいない!

この講習会では、講師が実際に仕立てる工程をじっくり見ていただきます。

本では伝えきれないちょっとしたコツやアレンジの方法など、

知ってうれしい情報もたくさん飛び出しますよ。

 

また、必要な布はあくまで参考です。

この布で仕立てたいんだけど、サイズが…という方は、ご相談くださいね。

当日、布がなくても、講習会にはご参加いただけます。

 

さあ、一緒に「織る・創る・着る」のさをりを楽しみましょう♪

 

【森のお仕立て講習会】

日時: 6月5日(金) 10:00~11:30

場所: さをりの森2階講習ルーム

金額: 2,000円(+税)

持ち物:縮絨済みのさをり布(幅42cm×長さ207cm以上)

     マチ針または安全ピン

     テキスト『SAORIのお仕立て【中級編】』 ←お持ちでない場合は当日ご購入ください

 


お誕生日、ありがとう

2015年05月12日 | 森の妖精便り

今、ここに書くネタが、まったく思いつかない、スタッフちょうさです。

「ブログの最初の話を楽しみにしてるんです~」なんで、嬉し恥ずかしなお言葉をいただくのですが、

今日はちっとも思いつきません。。。

ごめんなさいね。

そんな時もあります。

 

さて、昨日5月11日は、さをりの森のお誕生日♪

11歳になりました。

おかげさまで、毎日多くの方々にご来館いただいています。

いつもありがとうございます。

 

ここで、改めてさをりの森のご案内を。

 

さをりの森は、大阪・和泉市に「人と自然をみつめる織空間」として、

2004年5月11日にオープンしました。

3,600坪の森に囲まれた、自然豊かな開放感のある空間で、さをり織りを楽しんでいただけます。

 

1階では、さをり織りに最適な糸を販売しています。

糸棚には、色、材質、太さ、形状が様々な糸が約2万本以上!

とにかく圧倒的な品揃えが自慢です。

いつでも自由に手にとってご覧いただけますよ。

 

また、1階には、手織機の工場・堺精機産業(株)もあります。

さをりの織機は、すべてここで、専門職人たちの手によって、1台1台丁寧に組み立てています。

開発・設計から販売・メンテナンスまでの、すべての工程を一貫して行っているので、

ご購入後のアフターサービスも万全です。

また、昔の織機の部品も、ネジ1本にいたるまで保存していますので、

あなたの大切な織機のことは、どんなことでもご相談くださいね。

 

そして、お馴染みの2階では、

全く初めての方でも、さをり織りを満喫していただける「お気軽クラス」と

さらに高度な織りの技術やタテ糸作り、服の仕立てなどを学ぶことができる「織り人クラス」を開催しています。

その他にも、毎月第一金曜日に開催の【森のお仕立て講習会】や【手織技術検定講習会】など、

あなたのSAORIの世界を広げる講習会も開催しています。

のびのびと、無心に、あなたの織りを楽しんでくださいね。

さをりの森のホームページはコチラから ⇒ 【さをりの森】 隅々まで読んで、さをりの森博士になってくださいね♪

 

 

45年前、みさを先生が始められた『さをり織り』。

『さをり』がもつ意味について、みさを先生は次のようにおっしゃっています。

手織りを通して、自由に、何ものにも捉われない形で、自分自身の心を表現することが唯一の目的です。

手織りは機械に代わる「手作り」であってはいけません。

機械にはできない「心づくり」でありたいと、私は願っています。

 

さをりの森にお越しくださるみなさんの「心づくり」のお手伝いができるよう、

スタッフ一同精進してまいりますので、

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

 


母の日に、感謝を込めて♪

2015年05月06日 | 森のギャラリー

私の娘たちにとっては良き母ではないのだろうなぁ…と、そして、私の母にとっては良き娘ではないのだろうと時々思うスタッフ吉野です

母の日が近付くといつも反省するのですが、、、私はなかなか変われない頑固者です

 

さて、4月前半から「母の日のプレゼント」を織りに来られる方がちらほら。

ふむふむ、この週末ですものね。

「母の日フェア」としてお店でコーナーを作っているところも見かけますが、せっかくプレゼントするなら1点ものなんていかがでしょう?

マフラーや部屋に飾るものを織って、プレゼントすると喜ばれるんじゃないかしら

 

いえ、私不器用ですから、織るなんてとてもとても…

織る時間がどうしても取れなくて…

なんておっしゃる方は、さをりの森2Fギャラリーへお越し下さいませ

何があるかと言いますと、ずらりと並んださをり服

 

いや、お母さんと一緒に行けないから、服は好みがあるし…

とおっしゃる方には、た~~っくさん並んだ小物たち

フリーサイズの帽子。

バッグにお財布。

キーホルダーやカードホルダーも色とりどりの中から選んでいただけます。

日頃の感謝を込めて、一味違ったプレゼントをしたい方は、ぜひさをりの森へ。

遠方で来られない方は、オンラインショップで小物の販売をしていますので、こちらをご利用下さい。

 さをりの森オンラインショップ 小物

ラッピングも承りますので、ご注文時にお申し付け下さいませね。

 


さをり織りで、何が織れますか?

2015年05月01日 | 森の妖精便り

ゴールデンウィーク、出不精の私にはあまり関係ない言葉ですが、ちょっぴり浮かれてしまっている、スタッフ吉野です

 

ゴールデンウィークは通常通り、休まず営業いたします。混雑状況はホームページのツイッターをご確認いただくか、お電話にてお問い合わせください。

 

また、マフラー1本を織るのに3~4時間、お時間を見ていただきますが、糸選びなどによって大きく個人差があります。迷いそうな方、初めての方はお早目のご来館をオススメします。

 

 

さてさて、さをり織り。聞いたことはあるけれど、何が織れますか?とお問い合わせをよくいただきます。

まず、さをり織りはアート感覚で織る自由な感性の織り物で、心の思うままに織っていきます。間違い、失敗、キズと呼ばれるものを、さをり織りでは「デザイン」と呼ぶのです。

布を織るのではなく、自分を織るとも言います。何が織れるか、それは織る人のその瞬間のココロ次第。

 

そして織り上がった作品をどう使うかもその方次第なのです

そんなこと言われても~~とおっしゃるあなたに、作品をちょいとご紹介です。

さをりの森では、織り機にあらかじめタテ糸がかかっています。その幅を選んで好きなヨコ糸を入れて織っていただくのですが、それぞれの代表的なものをざっくりとご紹介しましょう。

10cm幅 : コースター、ベルト、バッグの持ち手など

20cm幅 : マフラー、ブックカバー

30cm幅、40cm幅 : マフラー、ランチョンマット

50cm幅、60cm幅 : ストール、膝掛け

以上のようになりますが、これが全てではありません。

タペストリーやのれんのように飾る物や、テーブルセンターなどの敷くもの、パソコンやソファーに掛けるものはどの幅でもかまいません。ご自分の使いたい場所によってサイズを選んでくださいね。

また、バッグを作る、小物を作る、服を仕立てるなど「素材としての布」の場合も、どの幅もお使いいただけます。

合わせ技もあります。40cm幅のものが欲しい時。その幅をそのまま織ることもできれば、20cm幅を長く織って並べて縫って使うこともできちゃいます。

布をタテに使うもよし、ヨコに使うもよし、もちろんナナメもよし。

他人が見ればマフラーでも実はタペストリー。

ランチョンマットと思って見ていても、バッグの素材。

コースターをたくさん織ったけれど、気が変わったのでどこかに飾りますなんてのもよくある事なので、気にしない

 

何を織ろうか、やっぱり決めかねる方にはひとまず織ってみることをお勧めします。幅は…気が向く幅でいいのですが、手軽には30cmか40cmくらいでしょうか。

ただただ、好きな色、惹かれた糸を次々に織り込んでいく。羊毛を入れたければ入れ、糸くずを入れるのが楽しければどんどん挟み込む。キレイと感じた糸を手にとってみる。

「どうしよう~。何になるんやろ~。着地点がわからん~。」などとつぶやきながら織る方もいらっしゃいますが、着地点は見なくてもアリ(笑)

そうして織り上がった布はまず眺めてみてください。長ければ首に巻いてみる。短ければ飾ってみる。

できてから、考える。

眺めたり、身につけているうちにその布をどう使いたいかが決まることもあります。

 

キャンパスに立派な絵を描くのではなく。

既製品のような均一均質のものを織るのではなく。

肩の力を抜いて、ふんふん~と鼻歌を歌うように、子供ゴコロに戻ってリラックスして気楽に織ってください

ただし、サイズは先着順ですのでご了承くださいませね。