さをりの森 森の妖精ブログ

大阪和泉市にある「さをり織り」の教室、「さをりの森」のスタッフが綴る、森の仲間たちの様子やちょっとしたお話など。

楽しいことは、世界共通♪

2014年02月25日 | お気軽クラス

今シーズンはもう、コートを創ることはないかなぁ…と思い始めていた、スタッフちょうさです。

ところが、今日、とっても素敵なコートを見せていただき、またムクムクと創りたい欲が膨らんでしまいました。

やっとあたたかさを感じた今日ですが、もう一回寒くなってもいいかな、なんて勝手なことを思う始末です。

 

さて、さをりの森がある、大阪・和泉市は、アメリカのミネソタ州ブルーミントン市と姉妹都市です。

そんなご縁で、毎年、ブルーミントン市から数名、さをりの森にお越しいただいています。

先週のことになりますが、今年は4名の方に、さをり織りを体験していただきました。

簡単な説明の後、みなさん、迷うことなく糸を選ばれ、どんどん、どんどん、織り進められました。

「素晴らしい!」「楽しい!」(的な英語だったハズ…)の連発に、スタッフもにんまり♪

みなさんマフラーサイズのものを織り上げられて、大満足の笑顔でした。

 

さをり織りは、どなたでも楽しんでいただける、とても簡単な手織りです。

そこには、言葉や習慣は関係ありません。

必要なのは、感性だけ!

ぜひ、あなたも一緒に『楽しい』を共有しましょうね。

 

 

 


残糸(ざんし)について

2014年02月19日 | 森の妖精便り

綺麗な箱やリボンがあるとつい、「何かに使えるかも…」とひとまず取り置いてしまう、もったいない根性満載のスタッフ吉野です

数年過ぎて使わなければ捨ててしまいますが、日の目を見るときもあるんですよ

 

さをりの森の糸は「定番糸」と「残糸」の2種類があります。

定番糸は文字通り「定番」の糸。いつでも品質・色・太さが同じものをご用意できます。

残糸は、残った糸。織り工場で大量生産をする時は糸を余分に注文するのですが、予定数量に達するとどうしても糸が残ってしまうんです。その糸、工場によっては捨ててしまうところもあるんですって。

さをりの森ではその糸を仕入れ、コーン巻き糸にして置いています。

元はセーターなどになって販売されるはずだった糸。品質がイイのに、残っていても工場では置いておけないから捨てちゃうなんて、もったいないですよね~

そんな「残糸」たちは入荷量がバラバラで、コーン糸にすると100本くらいの糸もあれば、ほんの数本しか取れない糸もあります。充分な数量がないと、オンラインショップでは販売することができないので、糸セットにして皆様にご紹介しています。

また、直接さをりの森にご来館いただければ、糸棚にずらりと並んだ残糸たちの中からご希望の糸を選んでいただけます。

さをりの森には遠くて行けないわ…と泣いている方、諦めなくていいんですよ。「スタッフチョイス」でお届けすることもできるんです。

素材、色、太さ、本数、ご予算などをお知らせいただければ、それに近いと思われる糸を選んで発送いたします。

ちなみに、今はウールの段染め糸が充実しています。たとえばこんな糸。

残りわずかな糸たちですが、とっても可愛い糸たちです。今から春先まで、まだまだウールは活躍してくれますし、来年用にキープしててもいいですよね

インテリアとしても可愛い糸。

気になった方はさをりの森へお問い合わせくださいね。

なお、これらの糸は「お気軽クラス」でも織って頂けますので、織機が自宅にない方もぜひどうぞ

ん~~~、こういう糸に囲まれたくて、自宅の糸の山が増えていくスタッフ吉野でした…


織り人ギャラリー(2月18日編)

2014年02月18日 | 織り人ギャラリー

最近、ピンクの糸ばかりが目に付く、スタッフちょうさです。

そろそろ春物を…と思っているからでしょうか。でも、まだまだウールやカシミヤは織りたいし。

ということで、材質いろいろ、糸棚はすっかりピンクが侵食しています。

 

さて、さをりの森1階エントランスにある『織り人ギャラリー』。

ここには、織り人クラスのみなさんの作品を展示しています。

今回は、織り人歴4ヶ月のUさん。

このブログでも、たびたび登場いただいています。

織り人クラスに入られて、初めて整経(タテ糸を作ること)されたさをり布です。

マフラーとしてはちょうどいい長さでしたが、仕立てるには少し短くて…

で、別に織ったさをり布と組み合わせて、とても素敵なベストにされました。

柔軟な発想で、上手に、想いを形にされています。

創りたい形にするために、布が足りなくても、さをりだったら、工夫次第でなんとかなるんです。

そんなことを改めて教えてくれる、素敵な一着でした。

 

自分で作ったタテ糸で織ってみたい!

さをりならではの仕立てをマスターしたい!

そんな方は、ぜひ織り人クラスに!!

一緒に、広い広~いさをりの世界を冒険しましょ。

詳細はこちら → 織り人クラス

 


森のお仕立て講習会(2月7日編)

2014年02月13日 | 森のお仕立て講習会

先日、参加している勉強会の作品展が終了して、ホッと一息の、スタッフちょうさです。

1年間、毎月毎月創った作品を出展するのですが、改めて見てみると、その時その時の様子がよくわかります。

調子がいい時も、スランプな時も…

それが、さをりのおもしろいところでもあります♪

 

さて、森のお仕立て講習会のご報告です。

今回の参加者は3名。

いつもご家族で仲良くお気軽クラスにお越しのHさん親子。

2回目のさをり布でご参加いただいたMさん。

ありがとうございます。

森のお仕立て講習会は、『とにかく、わかりやすく、ていねい』に進めていきますので、

まだまだ初心者で…という方でも、どんどんご参加くださいね♪

 

で、今回のテーマは「6枚はぎの逆転スカート」でした。

さをりらしい、柔軟な発想で仕立てていくデザインです。

テキストだけではわからないちょっとしたコツや、より簡単に仕立てるためのアイデアもお話します。

Hさんは、今までご自分で仕立てられた時の、疑問に思っていらっしゃったことが解決して、スッキリされていましたよ。

 

さあ、実際に講師が仕立てていきます。

いつもながら、みなさんの熱い視線に緊張(汗)。

途中、個別講習を受講されるため、ドイツからお越しのMargitさんも見学。

とても簡単な仕立て方に驚いていらっしゃいました。

今回は、ボトムスなので、ウエストのゴム通しが重要ポイント!

もう、みなさん身を乗り出してじっくり確認。

なぜそうする必要があるのか、別の方法だとどうなるのか、実際に見ていただくことで、ご納得です。

みなさん、とっても素敵なさをり布をお持ちいただいていたので、それぞれのスカートを仕立てられるのが、楽しみです。

 

次回は、3月7日(金)10:00から「襟くり抜きベスト」です。

丸首に仕立てるときの、さをりならではの方法もお教えします。

 

講習会についての詳細はコチラから→【森のお仕立て講習会】

ご予約、お問い合わせは、さをりの森 0725-57-7022 まで。


さをりの森Vegas 2014年1月

2014年02月06日 | Vegas

1月があっという間に過ぎた、とスタッフちょうさが書いたブログを見て、ハッと気付いたスタッフ吉野です

何に気付いたかって?そう、ブログタイトルの「Vegas作品のご紹介」です。

その月の内にご紹介しようと思っていたのに、あっという間に過ぎていました

最近メンバーが増えつつあり、作品が多種多様になっています。

あちらこちらに散りばめられたアイデア・工夫を写真でご紹介

 

春先に嬉しい、ツーピース。

ひねりが効いてるベスト。

とってもキュートな半円スカート。

荒々しくも細やかなチュニック。

人口皮革を活かしたベスト。

華やかな気分になれるジャケット。

袖の長さが違うベスト。

落ち着いた色のツーピース。

ジャケット。驚いたことに、上下を逆にしてもかわいいんです。

キャメルのストールです。とっても軽~~いんですよ。

こちらの作品は、東京西武百貨店 池袋本店7階にあるSAORI池袋にて販売中です。

また、Vegas12月作品の一部がさをりの森ギャラリーにて展示・販売中です。

さをり服は、見るのと着るのとでは見え方がグッと変わります。ぜひ、試着してみてくださいませ。

 


愛情たっぷり、あったか、あったか♪

2014年02月05日 | 織り人クラス

2月になって、やたらソワソワしている、スタッフちょうさです。

「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」って言うでしょ。

ほんとに1月はあっという間に行っちゃったから、2月は逃すまいと。

だからって、何かあるわけじゃないんですけどね…

 

さて先日、織り人クラスのUさんがご来館されたとき、研三さんとお二人並んで談笑を。

何気なくその方を見ると…

え~!ペアルック??

いえいえ。Uさん、ご主人のために、同じタテ糸で織った布で、ベストを仕立てられたんです。

で、研三さんがそれを拝借。

とっても上品で素敵♪

Uさんらしい雰囲気の中に、たっぷりの愛情を感じます。

これで、ご主人は身もココロも、あったか、あったか♪

 

織り人クラスでは、ご自分でお好きなタテ糸を作って織ることも、服に仕立てることも、自分のペースで楽しく学ぶことができます。

さをりの楽しさを、もっと深めたい!という方はぜひ。

さをりはまだ初心者で…という方も、ご安心を。

さをりの森のカリキュラムに沿って、基礎から段階を踏んで進めていきますので。

詳しくはコチラ→織り人クラスについて

いつでも、さをり仲間、募集中で~す♪


放映予告♪

2014年02月05日 | 森の妖精便り

テレビっ子世代の、スタッフ吉野です

もっぱらドラマ、バラエティー番組専門を観ることが多いのですが、トシを考えて、ニュース番組をあえて見るように、ちょっとだけ心掛けています。

今回のブログは、テレビ放映の予告です残念ながら、放映は関西圏だけなんだそうです…。

取材当日は、みさを先生が織機に向かっている様子、教室のお客様が織っている姿、研三さんとの対談などが収録されました。

とっても楽しみな放送は、NHK「ぐるっと関西おひるまえ」2月5日(水)11時半、そう、今日の放映予定だったのですが、

残念ながら、国会中継で延期になりました。

来週2月12日(水)に変更です。

この日は予告編で、ここではちらりとさをりの森のお話が出るそうです。

そして気になる本編は19日(水)11時半からの予定です。

が、急なニュースなどで放映日が変更される場合があるのでご了承くださいませ。

 

せっかくなので、一足早く、収録の様子をご紹介しちゃいましょう。

まずはみさを先生が織っているところ。テレビ局のスタッフと、お気軽クラスのお客様が取り囲んでいます。

ギャラリーに場所を移して、研三さん、みさを先生との対談は、あのねのねの原田伸郎さん。

ご存知の方も多いと思いますが、「赤とんぼ~、羽を取ったら~○○○○○」で有名な、赤とんぼの唄の原田さんです。

みさを先生がさをりを始めた頃のことなどをお話されている…ハズ

なんと、原田さんも織り体験。

さすがですね、テレビカメラだけではなく、携帯のカメラがたくさん向けられていましたよ

ちなみに、昨年初冬にさをりの森から発売していたウールの糸セットの名前は「歌のタイトルシリーズ」だったのですが、たまたま、「赤とんぼの唄」をセット名に使っていたのです。

撮影に原田さんが来られるとお聞きして、なんだか嬉しくって。

でも勝手に付けちゃって、怒られちゃうかしらと心配していたのですが、とびっきりの笑顔で打ち消してくださいました。

赤とんぼの唄を口ずさんだら、とても喜んで下さいましたよ

カメラが回っていない時でも気さくに、素敵な笑顔でお話される原田さん。

どんなものを織られたのか、どんな様子だったかは番組をご覧下さいね。