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武士ペク・ドンス 第7話

2017-07-15 07:00:00 | 武士ペク・ドンス あらすじ

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 武士ペク・ドンス 第7話 

 

黒紗蝋籠(フクサチョロン)の人(イン)テウンが

剣仙(コムソン)キム・グァンテクに襲いかかる…!

親指を斬られた恨みで 半狂乱となり剣を揮う人(イン)テウン!!!

 

※黒紗蝋籠(フクサチョロン):清の殺人集団

※剣仙(コムソン):朝鮮一の武士の称号

 

『俺の… 腕… 腕があぁぁぁーーーっ!!!!!』

 

所詮は太刀打ちできない相手なのだ

人(イン)テウンは 指ばかりか腕を斬り落とされ 悲鳴を上げる!!!

 

一方 ファン・ジンジュは

慕華樓(モファル)の塀をよじ登り 中を覗き込んでいた

 

※慕華樓(モファル):中国皇帝の使者を迎える施設

 

その気配を感じ取りながら ホン・デジュの後を歩く地(チ)カオク

清の使節団の大人(デイン)に対し 偽の刺客を送る計画を持ちかけるデジュ

大人(デイン)は なぜ天(チョン)は来ないのだ?と不機嫌になる

名代として同席した地(チ)カオクが 天(チョン)は閉関修練中であると

丁重に謝罪するが たかが武芸にと鼻で笑う大人(デイン)

 

その夜 慕華樓(モファル)では

 

昼の偵察を踏まえ ファン・ジンジュが忍び込んでいた

大人(デイン)の寝所に忍び込んだが 一向に起きる気配はない

実は気づいていたのだが 芝居を持ちかけられた大人(デイン)は

いよいよ来たかと寝たふりを決め込んでいるのだ

 

まんまと盗めるだけ盗んで退散するジンジュ!

すると途中で 怪しい影とすれ違う

何だろう… と思う間もなく いきなり耳を引っ張られ悲鳴を上げそうになる!

 

『慕華樓(モファル)には あれほど近づくなと言ったのに!!!』

 

父ジンギが 危険な行いをする娘を心配し 後をつけて来たのだ

本物の刺客に驚き ようやく貴重品を盗まれたことに気づいた大人(デイン)!

父娘は たちまち見張り兵に取り囲まれてしまった…!

 

その窮地を 暗闇から加勢し救ったのは 他でもない地(チ)カオクだった

 

ジンギは 娘に帰れと言い 自分だけが残った

訳も分からず 今は逃げるしかないジンジュ!

その途中 酒場帰りのペク・ドンスにぶつかってしまう

 

ひと目見て あの時の盗賊だと気づいたドンスは

ウンとチョリプを残し ジンジュを追いかける!

 

ウンは 暗闇に佇む天(チョン)の気配に気づき

ドンスを追いかけろ!と チョリプを促す

 

久々に会う 天(チョン)とヨ・ウン

隠しきれない殺気に満ちていた少年は いつの間にか穏やかな青年になった

世に出て勉強し 殺手(サルス)と武人の違いは分かったのかと聞く

 

それは 剣を持つ心構えだと答えるウン

その心に殺意があるかどうかの違いであると

 

天(チョン)は たとえ殺意があろうとなかろうと

手を血に染めるという点では どちらも同じことだと言い

それにしても 立派に成長しているウンを見て 満足そうに笑う

 

ウンが 次に視線を合わせようとした時には

すでに天(チョン)の姿は消えていた

 

一方 ジンジュを追いかけて行ったドンスは

いつの間にかジンジュが姿をくらまし 代わりに兵士に取り囲まれ

盗人の濡れ衣を着せられ 連行されてしまう!

 

これに高笑いするのは 兵曹判書(ピョンジョパンソ)ホン・デジュである

慕華樓(モファル)に忍び込んだ犯人として

捕らわれるべき者まで用意していたのに

どうしたことか 代わりに捕えられた者があると…!

 

※兵曹判書(ピョンジョパンソ):軍事を司る官庁の長官

 

慕華樓(モファル)で使臣が襲われるなど

決してあってはならないことだと 力説するホン・デジュに

思悼(サド)世子は いよいよ壮勇衛(チャンヨンウィ)を

本格的に立ち上げる時が来たと判断する

 

※壮勇衛(チャンヨンウィ):正祖(チョンジョ)王が新設した親衛部隊

 

しかしその矢先 ペク・ドンスが捕えられたと報告が入るのだった

 とうとうドンスが問題を起こしたと 頭を痛めるフクサモ…!

濡れ衣だというドンスの話が本当だとしても 証拠がなければ話にならない

救済するには 真犯人を突き出すしか方法はないのである

 

清国の使臣の私物を盗んだのなら 大逆罪にも相当する重罪であった

思悼(サド)世子は ドンスを救う策はないかと考え込む…

 

やがてドンスは牢から引き摺り出され 大人(デイン)の前へ…!

濡れ衣だ! 釈放しろ! と喚き散らすドンス!

すると大人(デイン)は ドンスの額と頬の辺りを布で覆わせ

覆面をしていた犯人とは似ても似つかないと言う…!

 

……え?  では このまま帰ってもいいと?

半信半疑で帰って行くドンス

その場にいたホン・デジュは 半笑いでそれを見送った

 

ドンスを釈放するにあたり 事前に思悼(サド)世子と密約があった

使臣館を新設するという条件を 世子が飲むことで要求に応じたのである

 

晴れ晴れとして 捕盗庁(ポドチョン)から出てきたドンスだったが

フクサモの 厳しい仕置きが待っていた

 

※捕盗庁(ポドチョン):治安維持を担当する警察のような機関

 

仕置きはドンスのみならず ウンとチョリプも同罪であった

特にウンは このバカ息子を操ってくれると頼っていただけに

フクサモの失望は大きかった…!

 

危うく大逆罪人にされるところだったのに ドンスは夢見心地で

修練にも いっこうに身が入らない

その原因が思い当たるウンは フラフラと修練場を出て行くドンスを追う

 

ドンスは 沙彌尼が身を寄せた青厳寺に向かったのだ

美しく気品に満ちた沙彌尼に 恋心を抱いたドンス

 

※沙彌尼:年少の見習い女性出家者

 

ウンは 早く行け!と無言の合図を送り 応援の態度を示す

それに励まされ 沙彌尼ユ・ジソンのそばへ行くドンス…!

 

フクサモの山砦では

 

慕華樓(モファル)で盗んだ品を ひとつひとつ丹念に見るジンジュ

あらためて見てみると 全然売り飛ばす価値のない物ばかりだった

ジンジュは またしても父親の目を盗み 出かけていく…!

 

一方 ドンスは あれだけ仕置きされたにもかかわらず

修練をサボって一日中出かけていたと さらなる仕置きを受けていた

フクサモが どこへ行っていたのか正直に話せば許すと言っているのに

女に会いに行っていたなどと 口が裂けても言いたくないドンス

その心情を汲み つき合ったウンも口を挟まなかった

 

宮殿では

 

濡れ衣を着せられた青年を救うため 世子が使臣と密約を交わしたことが

英祖(ヨンジョ)王の知るところとなってしまった

使臣館の新設は断じて許さぬと…! それが父王の考えである

どんなに使臣側が要求しようとも それを阻止せよとの王命だったのだ

 

名もなき民の為に王命を無視し 朝廷を人質にしたと激怒する英祖(ヨンジョ)

街のゴロツキも 貧困の盗賊も すべてがこの国の民だと

世子の言葉が終わらぬうちに 再び逆鱗が飛ぶ…!

代理聴政する者が あまりに青臭いことを言うと呆れ果てる英祖(ヨンジョ)

明朝までに解決策を出さねば 厳しく責任を問うと…!!!

 

その夜

 

いつまでも落ち着かないドンスに 今夜も行くか?とウンがからかう

夜風にあたり頭を冷やすドンスの前に ジンジュが現れた…!

2人は 互いに幼馴染だと気づいていない

 

罪を着せて逃げたジンジュに いきなり掴みかかろうとするドンス!

しかしジンジュは ドンスに協力を求めてきた

自分こそが濡れ衣を着せられたのだと…!

逃げる途中で すれ違った者がいるというジンジュ

その影は 確かに捕盗庁(ポドチョン)の武官服を着ていたというのだ…!

 

そして2人は 捕盗庁(ポドチョン)の前で見張り とうとう男を捕えた!

ようやく これまでの誤解が解け 自己紹介するドンス

 

『よく聞け! 俺は朝鮮一の剣士になる…予定の ペク・ドンスさ!!!』

『ぺク… ドンス?!!!』

 

ジンジュは ドンスとの別れの瞬間を思い出し 言葉を失う…!

婿に来ない?と言って 自分の方から頬に口づけしたのだった

 

翌朝

 

思悼(サド)世子は 清の使臣を追放するという解決策を決定する

使臣館を建立するのさえ許されないなら すべての交易を断つ方がよいと…!

さっそく その旨を大臣らに伝えようとしたその時…!!!

 

ジンジュとドンスが捕えた真犯人が 捕盗庁(ポドチョン)の前に置かれた!

この者は 捕盗庁(ポドチョン)の武官であるという書付が添えられている

これで形勢は 世子側に大きく傾き ホン・デジュが窮地に立たされた

 

捕えられた武官は 数点の宝石を持っているのみ

とても真犯人だという証拠とは言えないが

問題は この武官がすべての事実を知っているということであった

酷い拷問を受ければ 言わずによいことも口を突いて出てくるだろう

ホン・デジュは それを恐れているのであった

 

拷問を受ける武官は 必死の命乞いをするが叶わず 殺されてしまう

そうなるであろうことは 既に承知している思悼(サド)世子であった

 

一方 ドンスは 今日も修練をサボり抜け出していた

しかし今日の行き先は青厳寺ではなく 両親の墓であった

まるで天女のような愛する女性に出逢ったと 夢見心地に報告するドンス

 

その帰り道 偶然にも あの“薬売り”とすれ違う

こんな神聖な場所で戦うつもりはないと言い捨て 行ってしまうドンス

キム・グァンテクは その青年がドンスであると気づかないまま

ペク・サグェンの墓に参り 涙ながらに許しを請うのだった

 

サグェンの身重の妻は 苦しみの末に出産し 命尽きてしまった

その忘れ形見の息子もまた 四肢に障害を持って生まれ行方が分からない

妻子を頼むという 同志の願いを とうとう果たせなかったと涙にむせぶ…

 

その時 サグェンの妻の墓の上に 真新しいハチマキを見つけるグァンテク!

それは忘れもしない 赤子のドンスに与えた亡き父の遺品なのだ

 

『さっきの あの青年が…?! まさかあの子が?!!!

サグェン… お前の息子が生きていたというのか?』

 

まだ近くにいるかもしれないと 力の限りドンスの名を叫ぶグァンテク…!

ドンスは 丘の向こうに 微かに自分を呼ぶ声が聞こえた気がして振り返る

しかし グァンテクの叫びは やがて風の音にかき消されてしまった

 

キム・グァンテクは サグェンの妻が最期を遂げたあの砦に行き

フクサモが 漢陽(ハニャン)の市場で 肉屋を営んでいることを知る

 

※漢陽(ハニャン):朝鮮王朝の都 現在のソウル

 

涙の再会を遂げた義兄弟は 互いの命が長らえたことを喜び合い

フクサモは “しょうもないバカ息子”だが ドンスも元気に育っていると話す

 

その“バカ息子”は 両親の墓参りの後 青厳寺に立ち寄る

丘の上で摘んだ花を束にして 両手にいっぱい抱え込んでいた

どうやって愛しい人に渡そうかと浮かれていると

遠くの方で 両班(ヤンバン)の男が歩いていることに気づく

さらにその後方を 怪しげな人影が尾行していることも…!

 

ドンスが尾行しているとも知らず 思悼(サド)世子は

青巌寺に入り 沙彌尼の部屋を訪ねる

すると中から扉が開き 沙彌尼が 招き入れた…!

衝撃を受けたドンスは その場に立ち尽くし凍りつく!

 

沙彌尼ユ・ジソンは 「北伐の計」をひとりで背負うのは難しいという

それならば荷を下ろせばいいという世子

ジソンから 世子に聞きたいことは唯ひとつ

 

『私を救うか… それとも「北伐の計」を救いますか?』

 

ドンスと暮らす家に グァンテクを招くフクサモ

ここで ウンとドンスが共に暮らしていることに 驚きを隠せないグァンテク

赤子の頃に別れたドンスが どんな青年に育ったのか…

 

語るも悔しいフクサモは サグェン兄貴とは似ても似つかないと吐き捨てる!

号牌(ホペ)であしらったあの時を思い出し そのようだと笑うグァンテク

しかし 両親の墓に手を合わせ 供え物をしていたのだから

そんなに見捨てるような愚かな奴ではないと…

 

深い話をする2人の為に 外に追い出されたウンとチョリプ

噂に聞いた剣仙(コムソン)が 本当に現れたと興奮している…!

 

するとその時…!

 

門前に 黒紗蝋籠(フクサチョロン)の天(チョン)が現れた…!

別段驚く様子のないウンを見て 『知り合いか?』と聞くチョリプ

 

グァンテクはいるか!と叫ぶ天(チョン)の声に

フクサモが出て来て 追い払おうとする!

遅れて出てきたグァンテクが それを制止し 天(チョン)と対峙する

ニヤリと笑い グァンテクを見据える天(チョン)だった…!

 

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