春風駘蕩

いつの時代でもこうありたい

2015年(平成27年)正月

2015年01月01日 | 日記
前を見ないで後ろを見る。教師を定年で退職したあと、夫婦二人で 野菜づくりを続け
ている信州伊那谷の知人の言葉です。「前を見る」 ならわかりますが「後ろを見る」
とはどういうことか。話をよく聞 いたら、私はこの言葉が好きになりました。
知人は九十歳。広い畑に玉ねぎ約千本を植える。畝をつくり、細い 苗を一本一本、
根気よく植えていく。気が遠くなるような単調な作 業だ。そのとき彼は「先を見ると
嫌になる。振り返って後ろを見る と『こんなに植えたのか』と思い、元気がでる」と
話していました。 この言葉を糧に、私も元気に生きようと思っています。