衆議院宮城2区と福岡2区の補欠選挙の投開票が昨日行われた。自民党の勝因は、党を挙げて両選挙を戦ったこと。
とりわけ宮城2区への議員・秘書の動員は凄かったし、公明・創価学会の支援も否めない。
一方、敗れた民主党は、「風」頼みの選挙がいかに空しいものであるか、そのことを痛感したことと思う。
投票率が低かったことに対し、朝のNHKラジオで某政治評論家が「選挙民が政治に無関心なのは政治を行う側に
責任がある」と言っていた。安易なコメントで、非はいつも政治の側にあるのだ。国民や有権者の責任は問わない。
そうでなければ政治評論という商売でメシを食ってはいけないのだろう。
昭和20年以前、女性には選挙権はなかった。さらに大正14年の普通選挙法成立以前は一定の国税納税者にしか
選挙権は与えられなかった。今日、選挙権は当然の権利と思われているが、国民が等しく選挙権を得られるように
なるまでには先人の大変な努力があった。そのことに思いを致す時、投票をしないということは、こうした先人の
努力を無にすることになる。
投票したい候補者がいないというのも投票しない理由のひとつだろう。しかし、限られた候補者の中から一人を
選ばなければならないのも現実である。与えられた一票を無駄にしてはならない。また、政治の側は学歴詐称や
公選法違反を起こさないで欲しい。
補欠選挙を行うために要する費用は衆議院で2億5千万円、参議院で18億円前後といわれている。
ほとんどが開票作業に係わる人たちの人件費だが、これが税金から支払われている。そのこともよく考えてもらいたい。
とりわけ宮城2区への議員・秘書の動員は凄かったし、公明・創価学会の支援も否めない。
一方、敗れた民主党は、「風」頼みの選挙がいかに空しいものであるか、そのことを痛感したことと思う。
投票率が低かったことに対し、朝のNHKラジオで某政治評論家が「選挙民が政治に無関心なのは政治を行う側に
責任がある」と言っていた。安易なコメントで、非はいつも政治の側にあるのだ。国民や有権者の責任は問わない。
そうでなければ政治評論という商売でメシを食ってはいけないのだろう。
昭和20年以前、女性には選挙権はなかった。さらに大正14年の普通選挙法成立以前は一定の国税納税者にしか
選挙権は与えられなかった。今日、選挙権は当然の権利と思われているが、国民が等しく選挙権を得られるように
なるまでには先人の大変な努力があった。そのことに思いを致す時、投票をしないということは、こうした先人の
努力を無にすることになる。
投票したい候補者がいないというのも投票しない理由のひとつだろう。しかし、限られた候補者の中から一人を
選ばなければならないのも現実である。与えられた一票を無駄にしてはならない。また、政治の側は学歴詐称や
公選法違反を起こさないで欲しい。
補欠選挙を行うために要する費用は衆議院で2億5千万円、参議院で18億円前後といわれている。
ほとんどが開票作業に係わる人たちの人件費だが、これが税金から支払われている。そのこともよく考えてもらいたい。