自民党は、さる10月21日、通常国会で郵政民営化法案に反対票を投じた衆参両院議員59名の処分審査を行い、
綿貫民輔、亀井静香氏ら9名を除名処分としたが、残る50名の処分につき、本日開催の党紀委員会で審査した。
その結果、野呂田芳成衆議院議員を「除名」、堀内光雄、野田聖子、平沼赳夫氏ら衆議院議員(前議員を含む)26名と
亀井郁夫参議院議員の計27名を「離党の勧告」、田中直紀、中川義雄の両参議院議員を「党員資格の停止1年」、
中曽根弘文氏ら参議院議員17名を「党の役職停止1年」、熊代昭彦氏ら前衆議院議員3名を「戒告」処分とした。
衆議院に比べて参議院の処分が軽いという批判もあるが、衆議院の場合、党の方針にそむき郵政民営化法案に反対しただけ
ではなく、解散・総選挙に際し無所属で立候補し、党公認候補者を不利におとしいれたという罪が加わったからであろう。
また、同日、武部幹事長は、郵政民営化法案採決の際、欠席・棄権した衆議院議員14名(前議員を含む)と参議院議員8名
の合計22名の処分を、幹事長権限での処分として、全員を「戒告」処分とした。これで郵政民営化法案関連の処分者は81名
に達した。これだけの大量処分者を出したのは立党以来初めてのことだろう。
さる9月の総選挙で自民党は83名の新人議員を当選させた。最も若い杉村太蔵議員は26歳。83名のうち昭和20年以前に
生まれたのは土屋正忠議員1人だけだ。郵政解散を機に自民党は見違えるほど若返った。そして大量処分による「抵抗勢力」の
一掃により、自民党は小泉総理を頂点とする強烈な執行部体制を確立した。
綿貫民輔、亀井静香氏ら9名を除名処分としたが、残る50名の処分につき、本日開催の党紀委員会で審査した。
その結果、野呂田芳成衆議院議員を「除名」、堀内光雄、野田聖子、平沼赳夫氏ら衆議院議員(前議員を含む)26名と
亀井郁夫参議院議員の計27名を「離党の勧告」、田中直紀、中川義雄の両参議院議員を「党員資格の停止1年」、
中曽根弘文氏ら参議院議員17名を「党の役職停止1年」、熊代昭彦氏ら前衆議院議員3名を「戒告」処分とした。
衆議院に比べて参議院の処分が軽いという批判もあるが、衆議院の場合、党の方針にそむき郵政民営化法案に反対しただけ
ではなく、解散・総選挙に際し無所属で立候補し、党公認候補者を不利におとしいれたという罪が加わったからであろう。
また、同日、武部幹事長は、郵政民営化法案採決の際、欠席・棄権した衆議院議員14名(前議員を含む)と参議院議員8名
の合計22名の処分を、幹事長権限での処分として、全員を「戒告」処分とした。これで郵政民営化法案関連の処分者は81名
に達した。これだけの大量処分者を出したのは立党以来初めてのことだろう。
さる9月の総選挙で自民党は83名の新人議員を当選させた。最も若い杉村太蔵議員は26歳。83名のうち昭和20年以前に
生まれたのは土屋正忠議員1人だけだ。郵政解散を機に自民党は見違えるほど若返った。そして大量処分による「抵抗勢力」の
一掃により、自民党は小泉総理を頂点とする強烈な執行部体制を確立した。