本日より、トイレの改修工事の様子をご紹介させて頂きます。
お早うございます。
大阪府四條畷市の猿屋工務店の猿屋です。
第1回目は解体作業の様子を中心にご覧下さい。
トイレのリフォーム工事は、工務店の仕事の中で一番急がなくてはならない工事と言っても過言では有りません。
トイレが2つ有るお宅なら落ち着いて作業出来るのですが、大概は1つです!!
工事の前日には、私も念入りに頭の中で作業工程をシュミレーションし、無駄な動きが無い様に心掛けています。
そんなトイレのリフォーム工事の様子を更新して行きますので、変わり行く姿をご覧頂ければ幸いです。
▼まずは解体前のトイレの様子をご覧下さい▼
↑こちらは築45年を超えるお宅です。
水洗になった当時に少し改修されただけで、今まで一度も大掛かりな工事はされた事がないそうです。
私が見積もりに行かせて頂いた時に、ふと思った事が有ります。
どうして畳1畳も有るトイレなのに、コーナータンク仕様になっているのかと・・・
↑天井を見上げると、真ん中に垂れ壁が有りました。
恐らく建てられた当時は小便器も付いていて、東レが2つに分かれていたんでしょうね。
▼それでは解体の様子をご紹介させて頂きます▼
↑まずは、基本中の基本!!
↑天井を捲ると、予想通り土壁仕上げでした。
これはかなりホコリが出そうです・・・(汗)
↑続いて壁タイルを全て撤去し、土間タイルのハツリ事が終わった様子です。
と、ここまでは順調ですが、タイル貼りのトイレはここからが大変です。
↑暫く掘り下げると、手洗い器の給水管や土間排水管などが姿を現して来ました。
排水管は良いのですが、給水管は注意して作業を進めて行きます。
↑長年土の中に埋まっていた土台は腐って姿を消し、隣の部屋の和室の畳が見えて来ました・・・
こうなってしまうと手遅れですので、部分的な和室の床補強工事を覚悟して頂く必要が有ります。
↑外でモルタルを作って待機していた左官屋さんに、湿気対策として土間を打って貰いました。
↑まだハツリ作業中の様子ですが、一部基礎に通気口を設けましたので、床下の湿気対策になります。
こうして1日目の作業が無事に終了しましたが、私も解体をしながら廃材の処分へ3回行きましたので、正直間に合うか心配でした。
しかし、学校が休みで応援に来てくれていた息子が、私が廃材の処分へ行っている間にハツリ事を進めてくれていたので、予定通りに作業が終わりました(感謝!!)
返りの作業着は色も解らない程の汚れになっていました。
土壁の解体は本当に大変ですね(笑)
さて、ご覧頂いて如何でしたか?
タイル仕様のお宅は、本日ご覧頂いた様な土台の腐りや柱の腐りが予想されます。
もし、ご覧頂いている方のご自宅がタイル土間仕上げでしたらご注意下さいね。
お声を掛けて頂きましたら調査にお伺いさせて頂きます。
それでは今週も素敵な一週間をお過ごし下さい
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