精華よもやま話   佐々木まさひこ議員のつぶやき

京都・精華町会議員佐々木まさひこのローカル日記

議会基本条例の研修会

2009年07月14日 22時54分29秒 | 議会・地方自治
 今日1日は、議会基本条例の研修会だった。精華町議会の基本条例は、3月議会で可決し来年1月に施行することとなっている。今日の研修目的は、5月の選挙で新たに議員となった方々の学習と施行日までに細則を相談する前提となる基礎知識の習得にあった。
 全国議長会の岡本部長は、この分野のエキスパートであり、議運視察などでお世話になってきた。今回も、滋賀県に公務のため来られるということで、精華町に寄っていただいた。非常に刺激的な講演内容であり、議会のおかれている環境や議員が取り組むべき活動を示唆していた。
 午後は、基本条例制定の経過を当時の検討会副座長であった私からさせていただき、その後府の議長会事務局長から、特徴や条例の批評をしてもらい、今後取り組むべき方向性を学んだ。
 若干準備不足的な面もあったが、方向性は見えてきた。直接的には議会運営委員会で作業を進めるのだが、今日もある議運委員さんが相談に来られた。分かりにくいところは、素直に尋ねてくる姿勢は評価できると思う。議員の中には、プライドが高すぎて、相談せず(相談できず)、かといって十分な取り組みができない方もいるようだ。みんなで作り上げるのだから、率直な意見交換・学びあいが必要だ。
 もう1つ気になったのが、議案質疑のような捉え方で、「どう考えるのか?」「どうするのか?」と聞いてきた方も・・・町長提案の議案なら、そういう聞き方もあると思うが、この条例は自分達のものである。「私はこう思う」「こうしたらいいと考える」といった立場に断ち切れていないのもどうかと感じた。最高のものが作れればそれに越したことはないが、今持ちうる最大の力を合わせてこそ、よりベターなものを作り上げることができる。批判も大事だが、その代案も求められる・・・
 
コメント
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