精華よもやま話   佐々木まさひこ議員のつぶやき

京都・精華町会議員佐々木まさひこのローカル日記

女性の参政

2009年07月04日 12時45分53秒 | 議会・地方自治
 昨日、注目の東京都議会議員選挙が始まった。麻生政権の行く末を左右されているとも言われている。各政党にとっても、総選挙の前哨戦として構えている。
 さて、戦争が終わって、初めて女性の参政権が与えられた。参政権は言うまでもなく、投票する権利であるとともに投票される=立候補する権利でもある。
 東京都議選について、おもしろいデータがある。女性候補の数である。分母が立候補総数、分子が女性候補人数としたら、
 日本共産党  19/40
 自民党     3/58
 民主党    11/58
 公明党     3/23
 社民党     1/2
 日本共産党と社民党が半数くらいなのに対して、民主党は約2割、公明党が13%、自民党に至っては約5%しかいない。
 それぞれの事情はあるとは思うが、社会の約半数は女性なのだから、せめて1/3か1/4くらいの女性候補を立てるべきではないのか?候補者を出さなければ選びようがない。男性か女性かだけの単純な議論をするつもりはないが、諸外国の国会・地方議会に占める女性の割合に比べると、日本はまだまだ後進的と言わねばならない。特に、自民・公明という政権与党の%は「馬鹿にしているのか」と言いたくなるほどひどい。こういう政党だから、生活保護の母子加算などを平気で切れるのだろう。庶民とは縁遠い存在に成り下がっている。
 東京都議選は、東京限定の話だが、総選挙は全国に関係する。男性の声も女性の声も尊重する姿勢のある政党にもっと進出してもらいたいものだ。
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戦争と宗教

2009年07月01日 15時35分55秒 | 平和・憲法9条
 先日アップした「政治と宗教」に対して、幸福実現党の運動員さんからと思われるコメントをいただいた。現在は、不適切な内容と判断したので保留扱いとしています。
 彼(彼女?)の主張は、「北朝鮮がミサイルを日本に向けて発射したら、1発で10万人が死亡する。撃たれる前にこちらから先制攻撃をして、北朝鮮を破壊すべきだ」というものだ。
 私は、宗教というのは、一部を除いて平和主義だと思っている。母体の幸福の科学は違うのかな?彼の言いたいことは、日本の平和を守るため北朝鮮を攻撃すべきとも受け止められるが、もし日本が先制攻撃をしたら、北朝鮮の国民の誰かが犠牲になるのではないか?それとも、日本人の命は大事で、他国の国民の命は軽いとでもいうのだろうか。その考え方には、到底同意できない。例え、日本でも外国でも、人の命に軽重はないはずだ。
 まず、理性を持って冷静に解決すべきではないのか?
 前回書いたのも、ある宗教団体は、自分達だけ助かればいいと考えている。それが、自由・平等の世界か?私たち、政治家は、たとえ日常的に敵対している思想の持ち主であっても、いざという時は平等に助けなければならないと思っている。そこが、宗教がらみの政党との違いだろうか?
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