Yukoの日記

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読書(夢を追う)

2014-07-23 10:12:59 | 日記
下町ロケット      直木賞受賞作(2011年)     

著者   池井戸 潤 

 研究者の道をあきらめ、家業の町工場・佃製作所を継いだ佃航平は、製品開発で業績を伸ばしていた。
そんなある日、商売敵の大手メーカーから理不尽な特許侵害で訴えられる。
圧倒的な形勢不利の中で取引先を失い、資金繰りに窮する佃製作所。創業以来のピンチに国産ロケットを開発する巨大企業・帝国重工が、佃製作所有するある部品の特許技術に食指を伸ばしてきた。
特許を売れば窮地を脱することができる。
だが、その技術には、佃の夢が詰まっていた・・・。男たちのが激突する感動のエンターテイメント長編!                                   (解説 村上貴史)

★佃航平は、元・宇宙航空科学開発機構のロケット開発主任だったが、宇宙ロケット打ち上げ失敗の責任を取り、そして、実家の町工場を継ぐ。著者は登場人物になりかわって感情が入り、物語を大変面白くしながら感動させてくれます。また一気に読んでしまった。

空飛ぶタイヤ(上)

著者   池井戸 潤

 走行中のトレーラーのタイヤが外れて歩行者の母子を直撃した。
ホープ自動車が出した「運送会社の整備不良」の結論に納得できない運送会社社長の赤松徳郎。
真相を追及する赤松の前を塞ぐ大企業の論理。家族も周囲から孤立し、会社の経営も危機的状況下、絶望しかけた赤松に記者・榎本が驚愕の事実をもたらす。

空飛ぶタイヤ(下)

 事故原因の核心に関わる衝撃の事実を知り、組織ぐるみのリコール隠しの疑いを抱いた赤松。
だが、決定的な証拠はない・・・。激しさを増すホープグループの妨害。赤松は真実を証明できるのか。
社員、そして家族を守るために巨大企業相手に闘う男の姿を描いた、感動の傑作エンターテイメント小説。
                                      (解説 大沢在昌)
★また、感動の池井戸ドラマです。
実際に起きたタイヤ不具合欠陥車の欠陥隠しを暴いていく作品です。組織ぐるみのリコール隠し、自分の武器は「真実」という赤松社長。家族、そして色々な人に助けられ企業の成長過程を目の当たりにしていく喜びを感じてしまいます。落涙もうれし涙となり、自分の身の回りを考えながら読むのも、面白いかも知れません。さあ現実に戻って、腰をあげて頑張ろう。