Yukoの日記

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読書

2014-10-02 17:23:49 | 日記
私という運命について
著者      白石一文      1958年福岡県生まれ   早稲田大学政治経済学部卒

大手メーカーの営業部に総合職として勤務する亜紀は、元恋人・佐藤康の結婚式の招待状に出欠の返事を出しかねていた。康との別離後、彼の母親から手紙をもらったことを思い出した亜紀は、2年の年月を経て、その手紙を読むことになり・・・。
女性にとって、恋愛、結婚、出産、家族、そして死とは?
一人の女性の29歳から40歳までの「揺れる10年」を描き、運命の不可思議を鮮やかに映し出す、感動と圧巻の大傑作長編小説。

★激動の10年を美しく過酷に生き抜いた「運命の不可思議」。益々自分の運命について考えてしまいます。

プリズム
著者      百田尚樹 

ある資産家の家に家庭教師として通う聡子。彼女の前に屋敷の離れに住む青年が現れる。
ときに荒々しく怒鳴りつけ、ときに馴れ馴れしくキスを迫り、ときに紳士的に振る舞う態度に困惑しながらも、聡子は彼に惹かれていく。
しかしある時、彼は衝撃の告白をする。「僕は、実際には存在しない男なんです」。
かつてない長編恋愛サスペンス。

★多重人格とは自己防衛反応で、自己を保って守る為にもう一つの人格を作って、その辛さを代わりに背負わせるということだと・・・。あまりにも辛い現実からの逃避、可哀想すぎますね。
初の恋愛小説ということですが、今迄にない展開です。


オレたちバブル入行組
著者      池井戸 潤        累計発行部数 250万部

大手銀行にバブル期に入行して、今は大阪西支店融資課長の半沢。
支店長命令で無理に融資の承認を取り付けた会社が倒産した。すべての責任を押しつけようと暗躍する支店長。
四面楚歌の半沢には債権回収しかない。夢多かりし新人時代は去り、気がつけば辛い中間管理職。
そんな世代へエールを送る痛快エンタメ。

★入行以来いいことなし、給料は下がり、ポストも減り、逆境にさらされるバブル入行組の男たちの意地と挑戦。そのうち負け分を取り戻してやる!
働く者すべての勇気を奮い起こさせる痛快な小説で、一気に読んでしまいました。

オレたち花のバブル入行組
著者      池井戸 潤

「バブル入社組}世代の苦悩と闘いを鮮やかに描く。巨額損失を出した一族経営の老舗ホテルの再建を押しつけられた、東京中央銀行の半沢直樹。
会社内の見えざる敵の暗躍、金融庁の「最強のボスキャラ」との対決、出向先での執拗ないじめ。
四面楚歌の状況で、絶対に負けられない男達の一発逆転はあるのか?

★銀行内部のことが分かって面白さが増した。
「基本は性善節。やられたら、倍返し。」同期が協力してみごとやってしまうのが気持ちいい。
痛快この上なし。また一気読みです。