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この国の事実の記録

2012-05-17 11:29:27 | ためになる話
この国で起きている本当のこと

   著者   辛抱 治郎   
               岸和田市出身  早稲田大学法学部卒業

1.年金の恐ろしい真実

★前厚生労働副大臣が「公的年金は破綻している」と実はこれこそが年金の真実を知る厚生労働官僚の本音である
★もともと不正解な紙台帳の記録を何度コンピューターに入力し直しても「消えた年金問題」は絶対に解決しない
★年金財政の見通しがどうなるのか、そのデータを包み隠さず公表することが厚生労働省がすべきこと

2.検証「3・11原発敗戦」

★チリやインドネシアの沖で起きたことが同様のプレート境界に位置する我々の国土で起きないと考えること自体そもそも誤りだった
★これほど津波に弱い危険な原発を数十年にわたって放置してきた日本国民自体が長年判断を誤ってきた
★何が一番不正義かはっきりしていること。それは国の原子力政策に一切の発言権も持たず、長年東京電力の正社員よりも低賃金で働いてきた地元の下請け企業の作業員に、その命がけの作業を押し付けること
★いま農産物から基準値を超える放射性物質が検出されないからといって、5年後も大丈夫とは言えない
 
3.これから原発をどうすべきか

★核燃料の再処理を認めることは、その国に核爆弾の原料製造工場の許すということと完全に同義だということである
★太陽光パネルの効率と蓄電池の価格が改善されれば、すぐそこに家庭の電力を自給自足できる未来が見え始めている

4.日本の財政はもう「詰み」なのか

★「八百長」で命脈を保つ日本国
★増税より景気回復が先というウソ

5.国は「農」から腐る

★TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)でまたもバラマキの愚
★日本の農業は世界一

6.「橋下徹」という爆弾

★役人の論理を突破する「暴論」

7.不思議の国・日本の情景
★政治は世論調査の奴隷
★ブータン訪問記~青い鳥はここにはいない

あとがき

国民は夢から覚めつつあるように思う。世界史の中でどの国も経験したことのない超の付く高齢化社会の日本には、過去にも世界にも手本はない。この国をどうするのか一人一人の国民が自ら見つける時代にならなくては、残された時間は少ない。
   
 

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