田植えも、終わったようだ?
と言っても、現在集落内で田植えをする家庭は2戸ぐらいなもの?
農村も、このような時代。
したがって、極端なものの言い方をすれば、
圃場は閑散?
5~60年も前であれば、全農家が、
家族総出での田植え。
一服時には、田のくろに腰を下ろし、
家族で談笑し、手作り団子等を食べていた。
このころの時代は、農業等一次産業が盛んで、
他産業に勤めに出ている家庭は、少なかった。
田植え時期になると、圃場はお祭り騒ぎ?
田植えが早く終わった家は、
遅れている農家に出向き、手伝う。
集落内の田植えが終われば、
手伝いをいただいた方々を家に呼び、
餅をつきふるまった。
このようなことが、集落内で日常的に行われ、
隣近所の絆は、とても強かった。
もちろん、このように時代は再来しないであろう。
ともあれ、共同作業は農村の専売特許?
裏を返せば、助け合わなければ生きられなかったのであろう?
現在の田植えは機械作業、したがって田植え期間は短期間。
それでも、経営規模が拡大している事から、一定の日数がかかる。
5~60年も前の手植え作業は、小一か月もかかっていた。