里山の移ろい

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田植え今昔

2017-06-05 17:21:23 | 日記

田植えも、終わったようだ?

と言っても、現在集落内で田植えをする家庭は2戸ぐらいなもの?

農村も、このような時代。

したがって、極端なものの言い方をすれば、

圃場は閑散?

 

5~60年も前であれば、全農家が、

家族総出での田植え

一服時には、田のくろに腰を下ろし、

家族で談笑し、手作り団子等を食べていた。

 

このころの時代は、農業等一次産業が盛んで、

他産業に勤めに出ている家庭は、少なかった。

田植え時期になると、圃場はお祭り騒ぎ

 

田植えが早く終わった家は、

遅れている農家に出向き、手伝う。

 

集落内の田植えが終われば、

手伝いをいただいた方々を家に呼び、

餅をつきふるまった。

 

このようなことが、集落内で日常的に行われ、

隣近所の絆は、とても強かった。

もちろん、このように時代は再来しないであろう。

 

ともあれ、共同作業は農村の専売特許?

裏を返せば、助け合わなければ生きられなかったのであろう?

 

現在の田植えは機械作業、したがって田植え期間は短期間。

それでも、経営規模が拡大している事から、一定の日数がかかる。

5~60年も前の手植え作業は、小一か月もかかっていた。