最近、甥っ子と一杯飲む機会があった。
いい塩梅に酔いが回り、久しぶりに会う甥も遠慮なく酔ったようだ?
おじさん「一つ、話を聞かせてほしい」と言うのである。
45年も勤めたものだから「サラリーマンの心構え」、
を話してほしいというのだ。
人に話せる知識もないが、経験談であれは、
酒の肴にと話をしてやった。
就職した時の時代背景や、
仕事に対する姿勢、どんな心構えで仕事をしたか等々、
思い出すままに話した覚えがある?
現在のように、就職先を選べる時代でなかった。
したがって、就職した処は天命と思ったものだ。
コツコツ仕事するしかなかったこと・・・・・。
最高学府を卒業したわけではない!!
人より勉学に励んだわけでもない!!
就職先も、採用したから研修させる訳でもない。
給料は、正直、人様に話せるほどでもなく、
何方かと言うと、高くはない?
いずれ、給料の高い安いなどと贅沢の言えない、就職先のない時代。
ともかく、仕事は見よう見まねで覚えるしかなかった。
かえって、これがチャンス到来でもあった?
学歴は問わない、つまり自分のやる気と実力が、
自分の道を開くことが出来た時代でもあったと思う。
今は、自分に合うの合わないのと、
就職先を選べたがるようだが、
変化の激しい時代、しかも半世紀も勤めなければならない時代?
今は良い会社だから、入職して20年も先も優良企業とは限らない。
とにかく、就職したら≪石の上にも3年≫と言うが、
会社を背負うつもりで、勉強に励むことだと・・・・・・・。
今日の里山、小屋の前は湿地帯、ノハナショウブが自生している。