里山の移ろい

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仏壇

2017-06-24 16:33:00 | 日記

我が家は、毎朝神棚と仏壇にご飯等供え、

手を合わせる習慣がある。

これは、我が家だけでなく、

別に珍しい事でもないが、その後に朝食となる。

 

私も、神棚仏前でその日の家族の無事を祈念する、

こんな日々が続いて久しい。

義母が、生前中に神仏に手を合わせていた、

その後ろ姿を、妻が見様見真似で続けている。

歳を重ねたためか、それが当たり前のように生活をするようになった?

 

母が旅たってから、わたしは「般若心教」を唱えるようになった。

どんな意味があるか、人さまに説明できるまでに、

いまだいたっていない。

 

300字ぐらいで、3分以内で終わるお経である。

お経の中でも、一番短いものだという?

 

 

意味を知りたいのであれば、

書店に行くといろいろ解説した本が並んでいる。

私も、2冊ほど手元にあり目を通している・・・・・。

 

実は、昨日妻の従兄が3月に亡くなり、

その奥さんと長男が、我が家に顔出しに見えられた。

従兄は生前、「骨は海に散骨」との話をしていたという。

 

家族の選んだ方法は、その様に取り計らったという。

クルーザーを貸し切り、東京湾に散骨したという!! 

 

言いの悪いの言う立場にないし、まして遺言。

率直なことを話せば、この年代になると、

我がごとのような気がしないでもない・・・・・。

 

正直、寂しさを感じる!!!

仏壇も位牌もない・・・・・・・。

手を合わせるべき対象のものが存在しない・・・・・・。

割り切りないような、そんな感じで話を聞いた。

 

しかし、これが現実の社会になったようだ?

べして従兄の遺言が、特別なことではないようだ?

 

葬儀の在り方、お墓、仏壇等々、

大きく、様変わりする時代になった・・・・・・。

 

 

 里山のノハナショウブ、まだまだ咲くようです。