里山の移ろい

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思い出のドライブ

2017-06-21 16:47:29 | 日記

五月雨を 集めて早し 最上川

松尾芭蕉の句があるが、その最上川を右に左に見てのドライブ。

 芭蕉も、このみちのくの旅をしたのは、入梅時期、丁度今頃だったのだろう?

 

今日は、今にも泣きだすような空模様、

と思っていたら、霧雨から本降りに・・・・・。

さらに、入梅入りした模様?

 

昨日、余りの好天に誘われ、

俄かに、鳴子経由で山形・尾花沢・村山に

山形道で帰るコースのドライブに出かけた。

鳴子から山形・尾花沢に越す国道は、山また山の緑滴る街道。

心洗われるドライブとなった。

 

さすがに、疲労感が残った?

そろそろ、長距離のドライブは無理のようだ?

 

昨夜は早めに就寝、ブログを書く事もままならず、

結局パスすることになった・・・・・。

 

いずれ、奥の細道の足跡をたどるということでもないが、

そんな気にさせたドライブとなった。

 

それにしても、芭蕉は5か月で2400㌔を走破?

歩く速度は異常に速い?

もしかしたら、芭蕉は忍者でなかったか?

そんな説もあるとかないとか・・・・。

 

私は忍者でもないが、何回か通ったなじみのこのコース

9時間で、305㌔を走破した。

思い出に残るは、18年前のドライブ・・・・。

二人の姉達を誘い、妻と4人でのドライブのこと。

 

長姉が胃がんを患い、余命幾ばくも無い、

と医師から宣告されていた。

その、わずか3か月後に姉は天国に旅立った・・・・・。

 

「ここで、昼ご飯を食べたなぁ」等々と、

亡くなった姉の思い出を語らいながら、

緑美しい山々を眺め、車を走らせた。

 

・・・亡くなった姉をしのぶドライブであった・・・・・。

 

 あーら伊達の駅、相変わらず混みあってた。ただし、高齢者のみ入場可?

 鳴子の紅葉の名所、ここで姉たちと18年前も記念写真。

 偶然に、同郷の人がいて「ハイポーズ」

最上町・川の駅で昼食、高齢者のみお入りください、

みたいな 客層がそろう。

 

霧か靄が分からない・・・?

今朝8時前に、里山散歩に出かけた。

上るにしたがって、霧か靄が分からぬようなものが立ち込め、

神秘的な里山散歩となった。

 

ノハナショウブは、10輪ほど咲き、そろそろ目立っ程度に。

「見に来てくださーい」、

などと、大きな声で言うまでになっていない。

あと三、四日経つと花見が可能かなぁ?

 

それにしても、今朝の里山、

下界はもちろん、向かい側の山がぼんやり・・・・

まさに、雲の上を犬を連れて歩くような・・・・・。

 

三蔵法師が、悟空や八戒の供を連れ旅をした、

そんな、光景を思い出した里山散歩であった。