五月雨を 集めて早し 最上川
松尾芭蕉の句があるが、その最上川を右に左に見てのドライブ。
芭蕉も、このみちのくの旅をしたのは、入梅時期、丁度今頃だったのだろう?
今日は、今にも泣きだすような空模様、
と思っていたら、霧雨から本降りに・・・・・。
さらに、入梅入りした模様?
昨日、余りの好天に誘われ、
俄かに、鳴子経由で山形・尾花沢・村山に、
山形道で帰るコースのドライブに出かけた。
鳴子から山形・尾花沢に越す国道は、山また山の緑滴る街道。
心洗われるドライブとなった。
さすがに、疲労感が残った?
そろそろ、長距離のドライブは無理のようだ?
昨夜は早めに就寝、ブログを書く事もままならず、
結局パスすることになった・・・・・。
いずれ、奥の細道の足跡をたどるということでもないが、
そんな気にさせたドライブとなった。
それにしても、芭蕉は5か月で2400㌔を走破?
歩く速度は異常に速い?
もしかしたら、芭蕉は忍者でなかったか?
そんな説もあるとかないとか・・・・。
私は忍者でもないが、何回か通ったなじみのこのコース、
9時間で、305㌔を走破した。
思い出に残るは、18年前のドライブ・・・・。
二人の姉達を誘い、妻と4人でのドライブのこと。
長姉が胃がんを患い、余命幾ばくも無い、
と医師から宣告されていた。
その、わずか3か月後に姉は天国に旅立った・・・・・。
「ここで、昼ご飯を食べたなぁ」等々と、
亡くなった姉の思い出を語らいながら、
緑美しい山々を眺め、車を走らせた。
・・・亡くなった姉をしのぶドライブであった・・・・・。
あーら伊達の駅、相変わらず混みあってた。ただし、高齢者のみ入場可?
鳴子の紅葉の名所、ここで姉たちと18年前も記念写真。
偶然に、同郷の人がいて「ハイポーズ」
最上町・川の駅で昼食、高齢者のみお入りください、
みたいな 客層がそろう。
霧か靄が分からない・・・?
今朝8時前に、里山散歩に出かけた。
上るにしたがって、霧か靄が分からぬようなものが立ち込め、
神秘的な里山散歩となった。
ノハナショウブは、10輪ほど咲き、そろそろ目立っ程度に。
「見に来てくださーい」、
などと、大きな声で言うまでになっていない。
あと三、四日経つと花見が可能かなぁ?
それにしても、今朝の里山、
下界はもちろん、向かい側の山がぼんやり・・・・
まさに、雲の上を犬を連れて歩くような・・・・・。
三蔵法師が、悟空や八戒の供を連れ旅をした、
そんな、光景を思い出した里山散歩であった。