地元の小学校から修理の依頼が有りました。
下糸がぐしゃぐしゃに成っちゃうって事でしたが、上糸が天びんに掛かっていないだけでは?って思いましたけど、そうでは無いようです。
普通に縫える!って思いましたが布裏がこんな事に成っている。
これは上糸の糸調節器が利いていない時の症状です。
良く見るとなんだかミシンの糸道が異常に狭い。
これはバラシて見ないとダメですな。
押さえを上げたら糸調節器がフリーに成らなきゃいけないのに、リンクして動かす金具が異様に離れています。
なんじゃこりゃ?
もしかしてかなりの難敵?って思ったのですが・・・
長年の勘でここだろう?ってネジを2本緩めて位置調節をしたら正常に作動するようになりました。
押さえを上げると糸調節器がフリーに成ります。
組み立てて試し縫い。
綺麗に縫える様になりました。
このミシンは学校専用って訳じゃなく、一時期私らも販売出来た機種だった様な気がするのですが・・・
デザインは直営モデル電子ミシンのタイプ610とかオーナー店専用モデルのGB3330と同じなのですが、それらは手元スイッチで動かせましたけどこれはフットコントローラー専用です。
内部にコンデンサーとか何も無いので、これはモーターの力だけで縫う電動ミシンですな。
内部の金属パーツも薄手で、硬度が低くて歪みやすい部品が使われていると感じました。
今回の故障も部品の材質が影響しているように思います。
良いミシンですけど、小学校とかで使うには耐久性が低すぎるように思います。
こういうお仕事記事大好き😆
何が原因だったんでしょうね。けどキレイに縫えるようになって良かったです。
3090はこちらでも扱っています。
先日通達が来てたのですが、今年いっぱいで廃盤になる機種がいくつかあるようですね。
JJ70とか、このタイプも入ってたようです。
こんな業者さんが出入りして下さったら
学校は助かりますね。
あるんですね。ネジを緩めて治っちゃうこともあるんですね。持ち運びが多い学校使用だから、中の部品が動いてしまうんでしょうか。長年の勘ですぐ直せてさすがです!
そこがプロなのでしょうね~
でも、そのネジはどうしてキツクなってしまうんでしょう?
微妙な感覚を察知できる長年の勘に拍手です
外れたのは糸調節器側のリンクの取り付け位置がずれていたって事でしたけど。
え?廃版なの?
D-200も廃版に成って仕方ないからGB2600仕入れたけど、なんで良いミシンを無くしていくんだろう?