伊賀上野が元気になればいいなあ!

上野の城下町、どうなっていくんだろう、、、見守る元気はないけれど、静かに生きていこうと思う(笑)。

やさしい日本語って?

2008-02-12 10:31:13 | みなさんにおしらせと独り言
昨日のクイズの答えから
1.伊賀市には、約4,900人の外国人の方が住んでいます。(平成18年末:4,922人)

2.伊賀市には、34ヶ国の人が住んでいます。

3.伊賀市には、①ブラジル:2,605人 ②中国:987人 ③ペルー:422人 ④大韓民国:358人(平成19年12月現在)

★伊賀市では100人に約5人の割合で外国人住民の方がいます。

★日本での婚姻数の中で『16』組に1組は国際結婚!です。(多いなぁ~~~)


今回の講座の外国人ゲストの皆さんと伝丸スタッフ。


船見先生の楽しい話術に引き込まれました。
でも、「やさしく伝える」のって意外と難しいなぁ・・・

3時間目
実際に外国人の方にこちらの気持ちを伝えるには、無理にわけのわからない外国語や(何でも英語でいいだろう)ジェスチャーで伝えるのでなく『地域の共通語として日本語』を使ってください、とのことです。ただ、何が何でも日本語!(郷に入れば郷に従え!)ではなく、端的にいえば『幼子に話すように』やさしく話しましょう!というのがコツです。


実際に「やさしい日本語で」伝える練習をします。
状況設定は「先月引越ししてきたブラジル人の家庭に出向き、町内会費がなぜ必要なのかを説明して、6か月分をまとめて収めてくれるように交渉しましょう」ということです。
さて、あなたならどう言いますか?


・「ゴミを分別する」=「○と○と○に分けます。」

・「(町内会費を)集金する」=「町の 皆のために 使います。そのお金を 集めます。」

・「防災訓練」=「地震や火事のとき にげる練習を します。」

・「梅の花の便りも聞かれます」(時候の挨拶等)=外国人の方には、言いません!(それより『2月です』とはっきり言います)

・「再来週の日曜日の○時」=「○月○日 ○時」とはっきり伝えます。

これらはほんの一例ですが、ゲストで来てくださった在住外国人の方が「こういうふうに話てくれると、わかります」という会話が「自分の子どもに言い聞かせるつもりで、簡単な言葉で話してほしい」ということでした。
つまり、接続詞をあまり入れないで、文を短く、「伊賀弁」は???なことが多いそうですよ。(日本語教室では「共通語」が基本です、だから方言は苦手なようです)


例題「来月の第3日曜日に町内で廃品回収をすることになっています。各家庭から集めたアルミ缶やスチール缶、新聞などを現金化して町内会費に当てるつもりです。参加を呼びかけてください。」
さあ、どういう風に伝えましょうか?

つづく

伊賀の伝丸:まるこさんのブログ