ボランティアやっていただいたグッツなどです。ピンバッチはまず初日に銀と銅をいただき、最終日に金をいただきます。なんでこのシステムになっているのか不明です。そして上の腕時計、オリンピック特製スウォッチですが、これは最終日に抽選で当たりました。
このバッチはなんとバッハ会長からのお礼のメッセージが書かれたピンバッチです。バッハ会長とは微妙ですよね。
さてオリンピックのボランティアをして感じたこと。まず競技の運営は殆どが外国人がヘッドです。つまり国際なんとか競技委員会の方なのでしょう。日本人は悪く言うと下請けです。もちろん表彰式も同じシステム。さらに日本の第一次下請けの下に第二次下請け、その傘下に我々ボランティアがいます。この方達はとても一生懸命ボランティア全員を全ての役割が出来る様にサポートしながら進めます。したがって得意な人に得意なことをさせるのではなく、やってみたい人にやってもらう。どんなに英語が苦手でもやりたいと言えば選手への事前の説明などをしてもらいます。凄い日本語英語の方も沢山います(私も含めて)でも主に奥様方は堂々と日本語英語で複雑な言葉も言います、相手が分からない時はジェスチャーも入れます。
恥ずかしいなんてないように一生懸命話します。ただ残念なことに選手の言葉は英語は少なくロシア語、スペイン語、トルコ語、アゼルバイジャン語などなど多彩。英語でokな人も多いのですが、他の言語も沢山。サポートで通訳の方も来てくれますが、主にロシア語、スペイン語、中国語ぐらい。この通訳の中には日本語でなく英語から翻訳の方もいます。メダリストがバラバラに来て約10分ぐらいで4人に説明します。選手は試合後で疲れていたら、ガッカリしていたり、状態いろいろ。そこに表彰台への上がり方、メダルの取る順番、お花の取る方法(この花にはメダルの色がついていますがこれが見にくい)だから間違えて銅の人が銀の花を取ったりするミスも発生しました。一番の問題はまさか銀の人が金の花を、取ってしまったこと。まさか?わざとではと疑いたくなりますが現実にはありました。
次は壇上での記念撮影。これも競技によって違うようです。幕張では国旗掲揚の後マスクを取って離れたままフォトセッション、次に後ろを向いてもう一度フォト、そしてマスクを付けて壇から降りて、次のフォトセッションへ今度は4人寄り添って、もう一度歩いてフォトセッション寄り添い。これで降壇です。
これを説明します。一応概略説明ように英語のテープが用意してありますが初日に聞かせましたが効果はもう一歩。やむなく次の日私がテレビの表彰式の動画を編集してこの動きをビデオにして持ち込みました。、これは1分ぐらいですので全体像は理解してくれます。マスクの件や花の間違いなどを担当の選手を先導する人にその英語!で喋ってもらいます。もう一人の方がフォトセッションを漫画にしてくれたのでこれで説明しました、
これでも違う動きをした選手もいました。これをみた運営責任者からもっと事前に徹底せよと指示がきます。(心の中で、そちらの事前準備が酷いからよ。私たちは自分たちで説明資料作っているのに)
もっもと問題はメダルや花のプレゼンターです。IOCの幹部や競技団体の幹部ですから、分かってると言って聞いてくれません。そんな中の一部の人は間違って渡してしまいますし、メダリストが間違って取っても何も指摘もしません、それでまたお上から事前説明をよくやれときます。これも理不尽。
外国人の女性の幹部の方は凛としており、選手が間違えるとしっかり壇上でも指摘します。日本人の方はこんな舞台上で間違いなんて指摘出来ません。
そんな具合で毎日自分たちで改善しながら運営しました。お陰でボランティア同士の絆は強くなりました。
コロナ禍で直前まで変更が重なり大変でしょうが、実態は現場はもっと大変だったことを報告したいと思います。
他にはメールでどんなに問い合わせても殆どが返信はありません。PCR検査も規定通り行われず、指摘メールを出したら次の日に一回行われました。
ボランティアには食堂で一日に一食、カレーか丼物が提供されます、他に飲み物2本、交通費は一日1,000円。ありがたい、
そんな二週間でした、そうそう日程もリハーサル日程も直前まで知らされませんでした、
全体に悪口を言っているのではなくこんなことをしましたよと言う意味の記事です。次はパラリンピックです。
選手たちに快適なそして楽しい表彰式を迎えてもらうように一生懸命やります、
最終日に会場で記念撮影をしました。楽しい2週間でした。、ありがとう!