マイナス金利導入が 来週に迫り
金利の動向について 気になる話題が続きます。
先ほどの ネットニュースですが
日経平均株価が 一時 1万5000円を 切ったとのこと
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それはさておき・・・
今日まとめる内容は マイナス金利導入により 住宅ローンにどのように影響を受けるかに
ついてまとめたいと思います。中級編です。
その前に 金利の決まり方について 軽くおさらいします。
金利の種類には 大きく 2つ
『変動金利』 と 『固定金利』に 分けられ
日銀の政策に 直接影響を受けるのは 変動金利の 方です!! 具体的には 「政策金利」(短期金利)が基準となっております。
一方「固定金利」は、日銀の政策金利に直接連動するのでなく、市場の動向に影響を受けます。
フラット35や民間銀行の10年以上の固定金利タイプは、「長期金利(10年物国債の流通利回り)」を基準として、各行が決めるものです。
変動金利が日銀の金融政策の影響を受けるとすると、引き下げになると 単純に思いますが
今回のマイナス金利導入は「政策金利」がマイナスになったわけではないので、ローン関係者の間では変動金利は急には動かないだろうと予測されています。
(これはあくまでも 予測であり 確定事項ではありません)
ちょっと掘り下げて~ ここからは これから金利の勉強をする方 熟読下さい。(ちょっと長くなります)
住宅ローン金利には「
基準金利(店頭表示金利とも言います)」と「
適用金利」があります。
チラシ等でみる この部分に着目 ↓
変動金利で例にあげてみると
店頭表示金利(
2.725%)から一定の「割引(優遇)」(
-2.125%)を受けて適用金利(
0.6%)が決まり、毎月支払う利息は適用金利で計算されるのですね。
現在 変動金利は各銀行 優遇下げ幅を受けて 0.6%前後が主流です。
図式にするとこんな感じでしょうか
しくみを分かってもらった上でですが 今後どのように 変動金利及び 固定金利が変化していくか
現在でも
住宅ローンの超低金利時代と言われております。
政策金利や市場金利が低いことだけでなく、銀行間の競争により優遇幅(下げ幅)が拡大している現状です。 (特に仙台は競争が激化)
店頭表示金利がどのように変化していくか
また 銀行で定める 割引幅が 今後どのようになっていくかによって お客様がもらえる適用金利(実際支払う金利)に影響してきます。
※ 変動金利は 半年に一度金利の見直しが入ります(4月・10月) お支払額は5年間変わらないので 半年に一度見直される 店頭金利から 契約時に
確約された 優遇幅(下げ幅)を引いて 適用金利が決まります。
現在 変動金利は 各銀行 0.6%前後が主です。 その中に 保証料を含め また団信分(がんまでつける場合もあります)⇒銀行によって違います。
これ以上に 下げ幅を踏み込むことは 銀行の損益分岐点を鑑みても 難しいのではと 考えますが。。。 下げたくても下げれない実状がここにある気がします。
初のマイナス金利導入により 金利がどのように動いていくか とても注目されております。
金利は 店頭表示金利も 固定金利も下がる予想をされておりますので 今後数ヶ月の金利動向にはぜひ注目して頂ければと思います。
(一部図式ネット抜粋あり)
次は・・・ ここ20年の金利の動向を まとめていきたいと思います。
長くお読み頂きありがとうございました。