バスで差間中央まで行って農業塾の畑を見て→川口自然公園→園芸植物園まで、
なんとか徒歩でやってきました
ここへ来るのは2度目?
ひっそりとしています



手書きのラベルはアマリリス属ベラドンナリリー
和名: ホンアマリリス 流通名: ベラドンナ・リリー
Amaryllis belladonna L.
アマリリス ベラドンナ
ヒガンバナ科 ホンアマリリス属
分布は南アフリカ(ケープ)
流通名がベラドンナでほんとはアマリリス、で、アマリリスというのは別にある
あの鉢入りの球根で買える大輪の花
混乱している

一本一本も綺麗だけど群生しているのもいい、ヒガンバナの盛りの今日歩けてよかった
ヒガンバナ
Lycoris radiata (L'Hér.) Herb.
リコリス ラディアタ
ヒガンバナ科 ヒガンバナ(リコリス)属

リコリスあるいはネリネの何かの花後ではないか・・・??

シロバナマンジュシャゲ


白花はヒガンバナと黄色のショウキズイセンの自然交配種だとされています(提唱したのは牧野富太郎) 交配種なので学名に×が付いている
シロバナマンジュシャゲ 別名: シロバナヒガンバナ
Lycoris x albiflora Koidz.
リコリス アルビフロラ
ヒガンバナ科 ヒガンバナ属
日本植物生理学会のみんなのひろばに「シロバナマンジュシャゲがヒガンバナの群生の中にあらわれたがそれはなぜか」という質問に答えた記事がありました
実際わたしも、旧芝川やさいたま市の歩道の街路樹下で、赤花に混ざって白花が数本咲いているのを見たことがあります
回答は長くて、にわかによく理解できなかった・・・
けど、要するに・・・
ヒガンバナは3倍体で種ができない
シロバナマンジュシャゲにも稔性はない
ヒガンバナに花色の突然変異(1本の染色体上で)が起こっても野生の遺伝子があと2つあるので花色は白くならない
自然交配したとされるのは仮想原種の2倍体の祖先型ヒガンバナとショウキズイセン
現存するコヒガンバナの開花期は1ヶ月早いので交配の可能性はない
ショウキズイセンの花粉が飛んできて自然交配によって白花がその場所でできることはない
球根を植えたときにシロバナマンジュシャゲの鱗茎が混ざっていたがヒガンバナのアレロパシーで遅れて芽生えたと考えられる
とのことです

温室前のタカノハススキ

黄白色の横縞
タカノハススキ 鷹羽薄 別名: トラフススキ 虎斑薄 ヤバネススキ 矢羽薄
Miscanthus sinensis Andersson 'Zebrinus'
ミスカンツス シネンシス ゼブリヌス
イネ科 ススキ属

Anemone hupehensisは一重で、八重の変種をシュウメイギクという
これは原種なのかしらそれとも園芸品種?
シュウメイギク
Anemone hupehensis (Lemoine) Lemoine var. japonica (Thunb.) Bowles et Stearn
アネモネ フペヘンシス ヤポニカ
キンポウゲ科 イチリンソウ属

白覆輪、金色に変わる幅広の黄覆輪、矮性、ピンクの花穂などの園芸品種があるようだ。雌雄異株年ってビックリ。これはどっち?参考: 日本花名鑑④p.101
シロガネヨシ 別名: パンパスグラス
Cortaderia selloana (Schult. et Schult.f.) Asch. et Graebn.
コルタデリア ゼロアナ
イネ科 シロガネヨシ属

ツルボ
Barnardia japonica (Thunb.) Schult. et Schult.f.
バルナルディア ヤポニカ 読み方?
クサスギカズラ科(旧ユリ科) ツルボ属

木犀も萩も見られなかったゾ・・・また来てみよう