ふたりの生活。

東京の下町で暮らすふたりの生活

痒がる夫。

2007-03-31 | 

「ま」さんは足が痒いらしくて

壁とか家具などに問題部分をこすり付けている。

あちこちが 意味不明に痒くなる体質なのだそうです。

自分でナントカできる箇所はそのような感じで自己処理をしますが

体が固いので背中はちょっと困るようです。

 

子供の頃は背中が痒くなると おばぁちゃまに桜貝のように薄く柔らかい爪で

コリコリと掻いてもらってたそうです。

あいにく私はそのように上品なものを持ち合わせていないので

自前の鋼の爪で「ま」さんの背中を掻いてあげます。

痒い部分は右へ左へ上へ下へと移動するそうなので

「ま」さんの指示に従い ひたすら痒いところを追いかけます。

力加減には気をつけてますが 翌日 剣山で掻き毟ったかのような

右へ左へ上へ下へのかさぶたを発見したりもします。 

私が謝ると、「ま」さんはちょっと苦笑いをして 『ええねん』と言います。

「ま」さんが素晴しいのは そのような目にあっているにも拘らず

『ちぃ、背中掻いてぇ~~~』と擦り寄ってくる粘り強さというか 懲りないところです。

 

申し訳ないことです。

 


毛を焼いちゃう夫。

2007-03-31 | 

我が家のガスコンロは コックをひねってチャッカマン等で点火するシステムである。

いまどき、セルフの着火。不便だが 火力はたぶん強力なので気に入っている。

私はもう長い付き合いなので すっかり慣れているのだが

「ま」さんはあんまり得意じゃないみたいで お湯を沸かそうとして

『ごぉっ!!!』とか『ヴ!!!』とか 叫んだりする。

 

今日はよっぽどタイミングが悪かったようで

『毛が燃えたぁぁ~~~

 

『毛が燃えたぁぁ~~

 

『手の毛が燃えちゃったぁぁ~~

・・・と やっぱり 3回言うのであった。

 

「ま」さんは全体的に毛深いので あちこち 引火しやすいようである。

要注意だ。

 

それにしても 手や腕や胸や脚、その他のあの毛達は 何のためにあんなにみっちり生えてるんだろう?。

一体 ナニから 「ま」さんを守ろうとしているのだろう?