睡眠前の体操は時々休んだりしながらも継続している。
寝そべった「ま」さんを折り曲げたり押したり引っ張ったりするのが私の役目だ。
慣れてしまえば結構楽しい。
体操にはオプションを付けることもある。
脹脛を揉んだり 背中を摩ったり。
「ま」さんのお尻が硬かったり緩かったり
それなりに<体の声>も聞こえるようになる。
・・・・なる、
なるが、私は 正直 どうもマッサージがよく解らない。
どこをどう揉むと なにがどうなるかがさっぱり実感できない。
被マッサージ経験が 決定的に不足しているからかもしれない。
解らないなりに真似ゴトを続けているのだけど
「ま」さんが満足できるレベルとは程遠いらしい。
で、
昨夜は私の腰が痛くなった。
あんまり痛いので 「ま」さんにマッサージをお願いした。
「ま」さんは私の横に寝そべって 腰を揉み始めた。
なんとも怠惰なマッサージ師だなぁ…と思ったのもつかの間、
かなり 気持ちが良い。
なんてゆーか、<ゾクゾク>が 体の出口を目指して駆け回ってる感じ。
「ま」さんが望むマッサージはこういうのなんだろうなぁ…と思いつつ
コリがほぐされる幸せをかみしめた。
もっと たくさん被マッサージ経験を積まないと 極意は解らないかもよ。
つか、今度按摩さんにも連れてっとくれ。