秋晴れ！与えることと受け取ること

今朝の西の空は、くっきりと富士山と連なる山脈が青空に浮かび上がっていました。


快晴！


気持がいい朝です。


テレビの映像も スカイツリーからの眺望で富士山を映し出していました。


そのスカイツリーのことで、驚いたこと。


そもそも、テレビ放送のためにスカイツリーが出来た事を忘れていましたが、開業半年余り経過して、実はまだその電波塔としての役割を始めてはいなかったという事。


スカイツリーに集まる観光客のことばかりに気を取られていましたが、テレビ放送用には使われていなかったわけです。


おまけに、今日の新聞によると、スカイツリーからの電波を受け取れない地域が、この都心でそこここにあるらしいという事。


東京タワーの高さではカバーできないビル群や行きかう電波を避けるために完成させたはずじゃなかったのでしょうか？


来年1月開始の予定が、春までずれ込むようなことも書いてありました。


さてさて、この発信することも受信することも、お互いが補完しあってこその電波塔なのですが、どうなることやら。


これは人間にとっても同じこと。


与える側は、受け取る側の気持ちを無視しては与えたことにはならないのです。


受け取れない、あるいは受け取りたくない人に、一方的に与えてもそれは何の価値にもならない。


与える側の自己満足に終わってしまいます。


だからと言って、受け取る側にも受け取る意思がなければ、与える側がいくら与えても徒労に終わってしまいます。


ボクのクラスでやっていることも、そういうこと。


求めがないのに、ズカズカと心の中に踏み込んでいくようなまねはできませんからね。



スカイツリーの電波は「受け取ることのできない」世帯が見つかったという事です。


受け取りたくても、心の準備がなくて「受け取ることのできない人」もいます。


このことを心して、今日から大阪です。


この土日に取り組むテーマは「シャドウ(影)」


自分の心の闇に向き合うのですから、少なからず気持ちはダウンしていきます。


それでも、果敢に向き合う二日間を過ごせば、間違いなく月曜日には今朝のような「秋晴れ」が待っています。


だから、ボクもこの二日間はいつも以上に肚をくくって臨みます。


フンッ！（鼻息）


息を吐いて、行って参ります。