DJポリスのこと

先日の天声人語。


「その警察官はネット上で『DJポリス』と名付けられた」


で始まる。


渋谷のスクランブル交差点での、機動隊員のユニークで情愛あふれる言葉で、W杯サポーターたちを誘導したことが書かれている。


知らない人はいないだろうから、詳しいことはネットで見てもらうとして、ボクはこの機動隊員がまだ20代だという事に感動してしまった。


コトバの持つ力は偉大だ。


伝え方ひとつで、人の心を和ませもするし、同じ意味の事でも人の心を傷つけてしまう。


自分の価値観の正しさを中心に語る事で、信念の強さが伝わる。


その代わり、他者の正しさを否定することにもなりかねない。


日本人は、はっきりとした物言いよりも、「察すること」を重んじる民族である。


だから、言葉もストレートなものよりも、あいまいなものを好む。


でも、そればかりじゃ、大切なことが伝わりきらないことがある。


DJポリスは

「人の心に響く。琴線に触れる。」を心がけたという。


今日は、集中セッションの3日目。


あらためて、コトバ一つ一つを大切に選び、伝えていこう。