自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

時の記念日に始まる、新しいい人生

2013-06-10 07:39:17 | ひとり言
今日は、時の記念日、だそうである。


記念日は、毎日あって聞くとビックリするようなものばかりだけれど、この「時の記念日」と言うのは、何となく聞いたことがあるような気がする。


ボクが、子どものころは、もっと知られていたのかもしれない。


「時間の大切さを尊重する意識を広めるため」に、設けられたのだそうだ。


「時間」と言う、人間が創りだした価値観は、生活をしていくうえで欠かせないもの。


でも、その時間に大切なものを奪われてしまうことも多い。


『モモ』に登場する灰色の男たち(時間泥棒)は、


「もっと、時間を節約しろ」と、街の人たちを説得する。


確かに時間を節約し、効率よく一日を過ごせば、余った時間を他の何かに使える。


一分一秒をおろそかにしない、と言う概念は、確かに大切なような気がする。


ありとあらゆる場面に時間が登場し、その時間によってボクたちの毎日が管理されている。


でも、その反面、時間に全く左右されない瞬間がある。


何かに夢中になっていたり、没頭しているとき。


愛を分かち合っていたり、夢を語っていたり、人と共にいるときや、感動しているとき。


心が感じるもの、感情や情緒は、時間泥棒たちの手に及ばないところ。


そこには、過去や未来と言った「時間」ではなく永遠の「今」が存在している。





集中セッション3日目は、そんな一日だった。


あっという間だったし、それでいてとても密度の濃い空間。


受講生たちは、ほんの1ミリの一歩を今日から踏み出していく。


わずかな一歩で、その違いは誰にもわからないかもしれないけれど、自分自身は間違いなくその違いを実感する。





空っぽの椅子だけれども、この後の感動と興奮の空間で見つけた自分のコア。


世間の目とか、周りの評価や意見に振り回されることのない、自分の内に見つけたコアを感じながら生きていく。


彼らには、あと「3か月」と言う『時』が与えられている。


「今を生きる」と言う言葉が、改めて心に響いてい来る。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿