二人でじっくりと飲んだ夜

20代で、世界に飛び出していったやつがいる。


言葉も話せないのに、仲間や友達がどんどん増えていく。


やってみたいなと思ったことをやり続けてきた男。


そしてパラリンピックで見事に銀メダルを取ってきた。


おごることなく、謙虚で、明るくて、そしてチョー前向きな男。


大祐と昨晩さしで飲んできました。


ほんとに大祐はよく飲む。


アイススレッジを、先日引退宣言して、今何をやっているかと言うと、


まあ、これ見てみてください。


ダブルダッチと言う、縄跳び。


昨年の世界チャンピオンの二人とチームを組んで、秋までにパフォーマンスを仕上げるって。


逆立ちで数十回いける、らしい。


こいつは、どこまでチャレンジャーなんだ！


それだけじゃない。


大祐は、いま、NPOを立ち上げる準備をしている。


障がいを持つ子供たちにとって、スポーツは、夢のまた夢。


海外生活の長い大祐は、アメリカやほかの国での、障がい者児童に準備されている環境の素晴らしさを知っている。


子ども達にそんな環境を提供していきたい！と言う、彼の願いが、実際の活動となっていく。


現在32歳。


そういえば、ボクもこの仕事を始めたころの年齢だ。


夢を持って、その夢をカタチにしていく大祐が、多くの人にとっての生きる力になっていく。


話を聞いているだけで、大祐のパワーが伝わってくる。


来年あたり、また講演をお願いしようかな。