自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

志は誰も与えてくれません。

2015-03-24 06:42:25 | ひとり言
昨年の官兵衛は、岡田君の迫力に、いや凄みに心動かされました。


NHKの大河ドラマのお話です。


そして今年は、幕末の松下村塾の物語。


吉田松陰の私塾が、どのように始まったのか、取り溜めしてあるビデオを見ているところ。


歴史は、それを書き起こす書き手の主観が物語るわけですから、事実なのかどうかはわからないけれども、それなりにワクワクしながら観ています。


昨晩観たのは、少し前の、吉田松陰が高杉晋作と出会うひと幕。


「 人生がつまらない 」 と、つぶやき続ける高杉晋作に、吉田松陰は


「 君の志は何ですか 」 と、問いかけます。


答えることのできない、高杉晋作。


なんだか、この問いかけは今のニッポンのすべての人への問いかけと言えるかもしれない。


「 夢 」 とか 「 ビジョン 」 とか言う言葉よりも、「 志 」 と言った方が、心に響いてくる。


「 志は何か? 」


自分に問いかけてみると、この年になってもなんだかワクワクしてくる。


吉田松陰は、さらにこんなことを高杉晋作に伝えます。


「 志は誰も与えてくれません。君自身が見つけ、それを掲げるしかない 」


今更ながらに、幕末から明治に至るまで、新しい日本を生み出す中心人物を数多く輩出した、松下村塾。


彼らが志していたものは、自分のことではなく、日本のことだった。


「 志がすべての源なのです。 」


さて、ボクが志す自分の人生に、このニッポンが含まれているだろうか。





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