自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

いわき市の夜の出来事

2011-12-24 08:50:16 | 被災地へのアートセラピーによる支援
昨日は、ガイアシンフォニーでしたが、書きたいことがたくさんあるので、まず順番におとといのことから。



17:00のスーパーひたちに乗り込み、YOKOさん、のりちゃんと3人でいわき市へ。


19:30到着したとたんに携帯にメールが入りました。


うまく連絡が取れていなかったKWSさんから!


「改札口で待ってます!」



びっくりです。


先週電話した時には、いけるかどうかわからないといっていたのに、出迎えまでしてくれるとは!!


すぐにでも店に行きたかったのですが、夜中になるのは間違いなかったので、まずチェックイン。



駅前のロータリーは電飾で飾り付けられ生演奏のバンドが元気よく歌ってました。





チェックインに手間取りましたが、8時には居酒屋で「カンパーイ!」


さぶと、YOKOちゃんのりんこにボク。

KWSさん、KGYさん、そしてASMさん!


飲んで騒いで楽しい時間はあっという間に過ぎました。


みんな頑張っています。




KWSさんは、ボランティアでお蕎麦屋さんの手伝い。


本来は料理長の腕のある人ですが、今は仕事は控えています。


KGYさんは、長びく避難所生活の末、潰瘍性貧血で倒れ8日間入院。


この日は最終検査の日。



ボクたちは聞くに聞けませんでしたが、にっこりと


「無罪放免!」


2か月ぶりのビールをかみしめながら?ゆっくりと味わっていました。



ASMさんは、4人の子育てで自分のことを後回し。


いつもにこやかな笑顔でボクたちを迎えてくれますが、10か所も避難所を変わり本当は体も心も疲れ果てています。


それでもボクたちに会うのを本当に楽しみにしてくれています。


そんな中でも、こんなやり取りが・・・。


「がんばっぺって、なんだ?おれたちはよぉ、みーんながんばってるんだぁ。


だから、おれはみんなに『がんばんねぇ』っていうんだ。


NRちゃんにもよぉ、「がんばんなよぉ」っていってやってるんだぁ」


NRちゃんは、ASMさんの長女で中学3年生。


震災以降、学校に行けなくなっています。


KGYさんは、よき相談相手らしくて電話をよくしているそうです。



気軽に「がんばれ!」は、いえません。


それは、自分に対してもおんなじ。


3人だけでなく、被災者の皆さんに、佳き年が迎えられることを祈るばかりです。



翌朝、5:58発のスーパーひたち。


日立駅を過ぎるころに、海からの日の出。





早朝の太陽はひときわ輝きを増しているようにみえます。



昇る朝日に、祈りを込めて何万年、何億の人たちが祈りをささげてきたことでしょう。


ボクも・・・その一人として静かに祈ります。



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