自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

オルフェウスとエウリュディケ

2014-10-17 04:40:15 | ひとり言
突然、ギリシャ神話のテーマ。


オルフェウスと言えば、吟遊詩人。


結婚したばかりの妻、エウリュディケが蛇にかまれて死んでしまう。


悲しみにくれ、妻をあきらめきれないオルフェウスが、黄泉の国の王ハデスのもとへ、妻を返してくれるように説得に行く。


その悲しみに心打たれたハデスとペルセフォネは、それを許す。


ただ一つだけ条件を付けて。


それは、地上へ帰り着くまで、決して後ろを振り返ってはいけない、と言うこと。


しかし、もうすぐ地上にたどり着く、と言うときに、オルフェウスはついてきているかどうか心配になって後ろを振り返ってしまい、たちまち妻は黄泉の国へ吸い込まれていってしまう。


その後、オルフェウスは、ひどいことになっていくのだけれど、あまり朝の話題にはふさわしくないのでやめておくことにする。


昨日、グロースっ子の大学生YMT君と、久々にあった。


相談があるという。


YMT君は大学の英語のサークルの3年生。


毎年この時期に、大きな英語劇のイベントを開催している。


そして今回の英語劇が、このオルフェウスの物語をベースにした、妻エウリュディケの物語。


フランス語読みの「ユリディス」と言うタイトル。


YMT君は、この英語劇で、すでに死んでいるユリディスの父親役。


黄泉の国で、娘と出会う話。


YMT君の相談は、「娘を思う父親の気持ち」を知りたい、と言うことだった。


演じていて、どうしてもユリディスの父親と言うよりも、恋人に様になってしまうらしい。


まだ若いYMT君だから、当然と言えば当然。


勝手に、ぺらぺらと、それも気持ちよく話させてもらったけれども、果たしてお役にたてたのかどうか。


ボクとしては、こんな風に頼られるのはうれしい限り。


今までにも、グロースっ子から就活の相談をされたり、進学の相談をされたり、コイバナを聞かされたり、、、、


小学校のころを知っているだけに、その成長ぶりに、思わずニマニマしてしまう。


それにしても、父親役の台詞は、ながーい台詞が多い。


台本を見せてもらたけれども、英語のサークルって、演技力も求められるみたいだ。


11月23日と24日の公演に、ぜひとも行きたいのだけれども、、、、


残念ながら、ボクは仕事で行けそうにない。


埼玉県志木市の公民館でやるらしいので、興味のある方はどうぞ。



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