自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

気が付けば、、、

2014-09-19 06:33:10 | ひとり言
涼しくなったと思ったら、もう来週は秋分の日。


なんだか、今年の夏はあっという間に終わったような気がする。


秋は好きな季節だけれども、冬の入り口と思うとどうにも、なんだかさみしくなってくる。


季節は移りゆき、時は流れていく。


そんな感傷的な気持ちになるのが、この秋の季節。


この時期になると、なぜか方丈記の書き出しが頭に思い浮かんでくる。



ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。


よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。


世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。




何一つ同じままのものはない、と言ったような意味だとしても、それ以上にボクは、こんな風に、世の中を見ている時間を過ごせるのがうらやましい。


いつも、何かに追われ、前に進もうとしている自分に、


「おいおい、いつまで、そしてどこまで前に進んでいくつもりなんだ?」


と、ときおり聞いているけれど、じっくり考える暇もなくまた前に進もうとしている。


子どものころと、青年期と、30代40代とは、違う時間の生き方をしてもいいのに、、、、、。


気力と体力は、今のところはまだ大丈夫。


まぁ、これはボクの性分だから、いたしかたのないことなのかもしれない。


禅の言葉に


「春来草自生」がある。


はるきたらば くさおのずから しょうず  と読むらしい。


春が来れば南の風が吹いて、草木が自然に目を出してくる。


ボクたち人間の計らいを超えた「真理」が、常にそこにあるんですよね。


でもね、「わかっちゃいるけどやめられない」のですよ、前に進もうとしてしまう自分を。


そういえば、今年のボクのテーマは「丁寧に生きる」だった。


もう一度、この気持ちを持って、今年を生き抜こう!









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