昨晩帰ってきました。
12:00にチェックアウト後は昨日の一日は「することがまったく無い」一日でした。
午前中は、梅雨に入ったはずの宮古島なのに、強烈な陽射し。
海岸で黙々と貝殻を拾っていました。
アートの素材で、白い貝殻は結構喜ばれます。
特にシニアの方々は、眼を輝かせてくれるのです。
残念ながら「小さな貝殻」ばかりで、大物はまったくありません。
宮古島は、そもそもビーチが少ないようです。
「珊瑚が隆起して出来た島」らしく、断崖絶壁状態の海岸線が続きます。
午後は、ホテルのプールサイドで、ひたすら読書。
4日間で3冊半、読みました。
『今日という日は贈りもの~DANCING MOONS』ナンシー・ウッド
アメリカの詩人です。
かなり有名な人みたい。
ボクは、旅に出る前に立ち寄った本屋さんで、タイトルに引かれて手に取っただけで、この詩人のことをまったく知りませんでした。
『今日は死ぬのにもってこいの日』が、ベストセラーになっているようです。
「今日という日は贈りもの」・・・なんとも素敵な言葉です。
日がな一日「何もすることが無い」そして「時間をつぶす」だけのような一日に与えられた素敵な詩集でした。
プエプロ・インディアンの長老との出会いから、大自然の声を聴き、対話しながら作品作りをしている作家です。
カソリックの教えで育ちながら、宗教という形を持たないインディアンの自然信仰に共感し、大自然の声を彼女なりの言葉にしている、響きです。
少し長いけれでも、一節を紹介します。
「生きていることについて」
生きているってどういうこと
と蛇に聞けば
腹に草を感じることさと答えるだろう
生きているってどういうこと
とブルーバードに聞けば
世界の上を高く飛ぶことさと答えるだろう
生きているってどういうこと
と木に聞けば
一ヶ所に根を下ろすことさと答えるだろう
生きているってどういうこと
とアリに聞けば
踏まれないようにすることさと答えるだろう
生きているってどういうこと
とコヨーテに聞けば
他のものたちより鋭敏であることさと答えるだろう
生きているってどういうこと
とカタツムリに聞けば
自分のペースで行くことさと答えるだろう
生きているってどういうこと
と川に聞けば
一番荒々しい自由を見つけることさと答えるだろう
生きているってどういうこと
と風に聞けば
吹きたいほうに吹くことさと答えるだろう
生きているってどういうこと
とマキドリに聞けば
知っている中で一番甘い歌を歌うことさと答えるだろう
生きているってどういうこと
とハリモグラに聞けば
自分に寄り添うことさと答えるだろう
生きているってどういうこと
と虹に聞けば
地球のまわりに美をかけることさと答えるだろう
自然界のものはどれもみなまぶしいばかりに生き生きとしていて
創造主がなぜ
彼らを各々の場所に配したのかを明快に物語っている
ボクの夜の羽田便までの「時間つぶしの一日」に、素敵な意味を与えてくれた1冊でした。
12:00にチェックアウト後は昨日の一日は「することがまったく無い」一日でした。
午前中は、梅雨に入ったはずの宮古島なのに、強烈な陽射し。
海岸で黙々と貝殻を拾っていました。
アートの素材で、白い貝殻は結構喜ばれます。
特にシニアの方々は、眼を輝かせてくれるのです。
残念ながら「小さな貝殻」ばかりで、大物はまったくありません。
宮古島は、そもそもビーチが少ないようです。
「珊瑚が隆起して出来た島」らしく、断崖絶壁状態の海岸線が続きます。
午後は、ホテルのプールサイドで、ひたすら読書。
4日間で3冊半、読みました。
『今日という日は贈りもの~DANCING MOONS』ナンシー・ウッド
アメリカの詩人です。
かなり有名な人みたい。
ボクは、旅に出る前に立ち寄った本屋さんで、タイトルに引かれて手に取っただけで、この詩人のことをまったく知りませんでした。
『今日は死ぬのにもってこいの日』が、ベストセラーになっているようです。
「今日という日は贈りもの」・・・なんとも素敵な言葉です。
日がな一日「何もすることが無い」そして「時間をつぶす」だけのような一日に与えられた素敵な詩集でした。
プエプロ・インディアンの長老との出会いから、大自然の声を聴き、対話しながら作品作りをしている作家です。
カソリックの教えで育ちながら、宗教という形を持たないインディアンの自然信仰に共感し、大自然の声を彼女なりの言葉にしている、響きです。
少し長いけれでも、一節を紹介します。
「生きていることについて」
生きているってどういうこと
と蛇に聞けば
腹に草を感じることさと答えるだろう
生きているってどういうこと
とブルーバードに聞けば
世界の上を高く飛ぶことさと答えるだろう
生きているってどういうこと
と木に聞けば
一ヶ所に根を下ろすことさと答えるだろう
生きているってどういうこと
とアリに聞けば
踏まれないようにすることさと答えるだろう
生きているってどういうこと
とコヨーテに聞けば
他のものたちより鋭敏であることさと答えるだろう
生きているってどういうこと
とカタツムリに聞けば
自分のペースで行くことさと答えるだろう
生きているってどういうこと
と川に聞けば
一番荒々しい自由を見つけることさと答えるだろう
生きているってどういうこと
と風に聞けば
吹きたいほうに吹くことさと答えるだろう
生きているってどういうこと
とマキドリに聞けば
知っている中で一番甘い歌を歌うことさと答えるだろう
生きているってどういうこと
とハリモグラに聞けば
自分に寄り添うことさと答えるだろう
生きているってどういうこと
と虹に聞けば
地球のまわりに美をかけることさと答えるだろう
自然界のものはどれもみなまぶしいばかりに生き生きとしていて
創造主がなぜ
彼らを各々の場所に配したのかを明快に物語っている
ボクの夜の羽田便までの「時間つぶしの一日」に、素敵な意味を与えてくれた1冊でした。
としばしばに聞けば
成長し続けることさと答えるだろう
…はてさて、ホントは何て答えるかしら?
小4の頃、風疹にかかり、ずっと寝ていないといけないのが苦痛だったものの、ふと思ったのです。
何にもできない1日でも、全く同じ日は、ないはずだ。
それから毎日、日記を書きその日記は“裕子のふうしん日記”として、いたく先生に褒められたのでした。
みごとに、同じ日はなかったし
小さなことにも心をフル回転させたことを覚えています。
後日、病気日記と風疹を流行らせてしまった私です。笑