自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

袈裟山 千光寺での研修

2010-11-10 19:05:47 | スタッフ旅行
ボクは、毎年お地蔵さんの絵を描いた年賀状を出しています。


もうかれこれ、10数年続いています。


ボクの父親は、お地蔵さんを熱心に信仰していました。



事業を興し、色々と行き詰っていたころに、ふらっと浅草の浅草寺に立ち寄ったのだそうです。

本堂の掃除をしていた、たしか清水谷恭順先生と言う住職に、お地蔵さんについて教えを頂いたとの事。


ボクが小さいころには、ブロンズの小さなお地蔵さんを拝みなさい、と一体渡されていました。



父親が亡くなった後に、なんとなくお地蔵さんを描くようになりました。


ちょうどその頃、多分1996年の春に、出光美術館で「仙がい(せんがい)」さんの美術展がありました。



ポスターに惹かれて、訪れてみると仙がいさんは臨済宗の禅僧で、たくさんの禅画を残している方でした。


マンガのようなユニークな書もあれば本格的な墨絵もあって、かなりの時間見ていた事を覚えています。



そして驚いたことに、仙さんは岐阜県美濃市の清泰寺で修行をしていたのです。


このお寺には、ボクの父親が寄贈したお地蔵さんが、地蔵堂の中に安置されています。




春休みを利用して、まだ小さかった子どもたちを連れて清泰寺に行ったのです。


もちろん目的は、亡き父が収めたお地蔵さんに一目会いたかったからなのですが、思わぬつながりに驚きました。




美濃市を後にして、高山に入り、そこである方に紹介されて出会ったのが千光寺の大圓さん。



クエストを立ち上げたばかりの頃で、まだ先が見えない不安を抱えた頃でした。


とても救われて、その後も何度かお邪魔しました。


そして今回、スタッフとともに大圓さんのセミナーを受けに、千光寺に訪れたのです。



おまけに、ちょうどこの時期に不思議なめぐり合わせで、出光美術館で仙がい展があったのです。



もちろん行きました。



10数年前よりも、たくさんの作品が見れたような気がします。



少し前置きが長くなってしまいました。


研修の話はあすに回すことにします。

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