自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

『星を継ぐもの』 ジェイムズ・P・ホーガン

2010-11-05 11:42:44 | ファンタジー
中学生の頃、学校の図書館で借りる本と言えば、SFばかりでした。


今となっては、本の題名も思い出せないほどにたくさん読んだ記憶があるのだけれども、夢中になって読んでいたことだけは覚えている。



ジュール・ヴェルヌの『海底2万里』や『15少年漂流記』は有名だ。


『80日間世界一周旅行』は映画で見た記憶がある。


最近は、もっぱらファンタジーばかりだったのだけれども、SFもやっぱり面白い。


『星を継ぐもの』 ジェイムズ・P・ホーガン

これは、SFの定番と言うほどの作品らしい。

SFって、サイエンスファンタジーだ!なんていう勘ちがいをしながら、読み進めた本でした。

(*サイエンスフィクションが正しい)


月面で深紅の宇宙服を着こんだ死体が発見される。






その遺骸はどんなに調査を繰り返しても、人類でありながら、どの国の所属にも見当たらない。


生物学的な分析をしていくと、何と5万年前の人間。

つまり、人類が発症する以前の人間と言うことになる。


おまけに、数少ない所持品を科学的に分析していくと、人類が持つ科学よりもかなり進んだ文明だったことが分かる。


こんな設定で物語が始まります。


後半、それもページが少なくなってから、「うっ」と声が出てしまうほどの展開に驚かされました。


このジェイムズ・P・ホーガンという作家の、科学に対する豊富な知識。

そして、地球を超えた宇宙という舞台を物語の設定にしたロマン。

なぜ、月にいたのかというミステリー・・・・。


かなりわくわくしてしまった。


続編があって、しばらくハマってしまいそうだけど、まだ読みたい本がデスクに山積み。



うー、このわくわくがたまらない!!

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