自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

明日の僕へ

2008-03-13 21:43:46 | 映画
あたたかい、気持ちの良い一日でした。
ボクは、幸いにして「花粉症」には悩まされないので、気分よく休日を楽しみました。

2~3週間ほど前、夜中に(たぶん・・・)目が覚めて、何となくテレビをつけると、フジテレビのアナウンサーの2人がなにやら興奮して話していました。

めざましテレビの軽部さんと、とくダネ!の笠井さん。

おそらくアナウンス室か何かで、後ろにはデスクが並んでいました。

二人が話していたのは、映画のお話。

「僕は『指輪物語』も、『ナルニア国物語』もダメだったんだけど、この『ライラの冒険』はよかった・・・」と軽部さん。

「私は・・・」と、笠井さんが取り出したフリップは『ガチ☆ボーイ』
「・・・これは・・・きました。ものすごくストレートに来ました。イチ押しです・・・」

2人の掛け合いは、おそらくとても仲がいい同僚なんだろうなぁと感じさせるほど意気がぴったりで、寝ぼけ眼で見ていたボクの心にしっかりと残りました。

それから、テレビで何度か主演の「佐藤隆太」君が登場し、「ガチンコでやりました」と話していたのを見て、何となく気になっていました。

そして、今日、その『ガチ☆ボーイ』・・・観てきました。
あの番組を見ていなければ、観に行こう、なんて絶対に思わないような類の映画です。

観たら・・・泣きました。
やられたぁってカンジ。

ほんとに涙もろくなったと思います。
思わず声を上げて泣きそうになるくらいに、泣きました。

ある事故で、頭を打ってしまい、「高次脳機能障害」・・・それまでの記憶はあるものの、その事故以降の記憶は、積み重ねられない・・・つまり、その日のことを翌朝起きるとすっかり忘れてしまっているという病気。

彼は毎日寝る前に日記をつけています。
「明日の僕へ」・・・
何冊にもなるノートが、部屋のテーブルに置いてあります。

そのノートをよく読んでから、彼の一日が始まるのです。

その彼が、学生プロレスに飛び込んでいくのです。

ストーリーは・・・見たい人もいるでしょうから書きませんが、とにかくまっすぐで、熱くて、切なくて・・・・。

あの学生の頃の、「バカをやって大騒ぎする」、あのバカさかげんと、純粋さを思い出しました。

ギヴアップしないんですよ。
とにかく、ギヴアップしない。
スゴインデスヨ、五十嵐君。

あまりにも、まっすぐで、こんな単純な話で泣かされてたまるか。。。って頑張りたくなるけど、やっぱりすっかりはまってしまって、めがね越しに何度涙を拭いたことか・・・

54のオヤジとしては、ちと恥ずかしい感じで映画館の外に出たのでした。
涙目の自分がおかしかったけど・・・。

明日のボクへ・・・

「ボクはきょう、久しぶりにホントに良く泣いた。気持ちよく泣いた。
とても癒された、そんな休日でした」

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown ()
2008-03-22 01:31:47
お久しぶりです。かつてグロースに参加していた
札幌の「アイツ」です。
もう今年から大学生です。早いものです。
グロースに行きたい思いもある中、まずは自分が
何をしたいのか、その目標が定まったとき
帯広とグロースのみんなは僕を呼んでくれる、
そんな気がします。
それではまた、お元気で。


※「ガチ☆ボーイ」ロケ地北海道だったんですが、
 たまたまエキストラで参加したら、映ってました。
 後姿だけですけど 笑
 余談でした 苦笑
返信する
「ふ」 (しばしば)
2008-03-24 06:49:23
「ふ」って・・・「ふ」かよ!!
久しぶりだなぁ、もう大学生になるんだ。

夏休みの一日くらい、キャンプファイヤーの夜にでも遊びに来いよ!
みんなも、しばしばも喜びます。
きっと「ふ」も、アノコロの熱い気持ちがよみがえるはず。

後姿を見るために、もう一度映画を、観る気は起きないけど、みんなにも伝えときますね。
返信する

コメントを投稿