自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

『ブロードウェイ♪ブロードウェイ』

2009-01-31 16:44:20 | 映画
『コーラスライン』というミュージカルを、何年か前に見たことがあります。

インパクトのある、さすがトニー賞まで取った迫力ある作品だったのをよく覚えています。
でも、いつ観たのか覚えていないんですが・・・・。

この、『ブロードウェイ♪ブロードウェイ』は、16年ぶりに再演された『コーラスライン』のオーディションをドキュメントで追いかけた映画です。

恵比寿ガーデンシネマでやっています。

「涙、歓喜、夢――――人生のすべてがここにある!」
というキャッチが、本当にそのまま感じられる映画でした。

なかでも、ゲイの役を演じる男性のオーディションは、それがオーディションであるにもかかわらず、心の傷やふるえがそのまま伝わってくる迫真の演技でした。

ボクは、小学生のときに英語部に入っていて(当時は英語得意だったんです)、英語劇を毎年上演していました。
(この話前にも書いたかな?)

今でも覚えている演目は「ぶす(附寸)」

ボクの役どころは、お寺の子坊主。
一休(いっきゅう)という名前。
だから賢い役どころ。
(本当は狂言で太郎冠者、次郎冠者みたいですが)

ほかにも二休と三休がいました。

お寺の和尚様が大事にしているつぼがあって、その中には「ぶす」・・・つまり毒が入っていると、子坊主達はいわれていますが、実は中身は蜂蜜。

食べられたくない、和尚の嘘なんですが、その和尚が出掛けたすきに、ボクたち子坊主が食べてしまうという物語。

それをごまかすために、大暴れして屏風を破き物を壊す。
和尚様が帰ってきた時に、壊してしまったから死んでお詫びをしようと思って毒をなめたのに死ねない~~と大泣き(嘘泣き)をするという劇です。

子坊主の役ですから、つるりんのかつらをかぶって登場です。

この英語劇が大受けで、父兄にも上演することになり、ついには、東京都の学校の先生たちにまで上演したほどだったんです。

ボクなりに、満足で、その後の、夏のキャンプでも(これは班ごとの何でもありの発表会)2年連続優勝も勝ち取りました。

ボクには、きっと、舞台俳優という人生もあったんじゃないだろうかと思うんです。(あっ、これ妄想です)

それで、成功していたかどうかは別として、それはそれで、子どもの頃の体の喜びを生きることができた人生だったようにも感じるんですがねぇ。

オーディションに落ちた若者が、言っていました。
「ボクには必ずチャンスが来る。このブロードウェイで成功する人がいるんだから、ボクにもチャンスがあるんだ」

こんなガッツがあれば、ボクにも出来たのかもしれないなぁ。
でも、ガッツは・・・まったくなかった。

ボクには、きっと、今のこの仕事が「道」だったんですね、きっと。
今の仕事、ダイスキですから!



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
是非観たい! (れいちゃん)
2009-02-01 23:49:46
「コーラスライン」を何度観たことか。
大好きな映画でした。

「ブロードウェイ・ブロードウェイ」も、きっと大満足しそう!
DVDも近々発売されそうなので、楽しみです。
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ガッツと道 (nozomi)
2009-02-04 17:38:23
自分にとって最も心ときめくことへ突き進むパワーがガッツというものだと捉えています。
ときめきやひらめきを感じられてガッツを持てるもの、それが本来私たち一人一人が進むべき道なのかもしれない、そして、それで社会が成り立つのであればどんなに素晴らしいだろうと思います。
ミュージカルではありませんが、cirque du soleilというサーカス団のショーが圧巻です。彼らは日本でも度々公演しているので是非一度ご覧になってくださいね。
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マエニススム (しばしば)
2009-02-06 06:34:28
コーラスラインは、どうやらミュージカルで見たようです。記憶にはないのですが周辺調査で判明しました。

れいちゃん、DVDで、ぜひ見てください。
あれっ?まだ映画館でもやるんじゃないんでしょうか?

nozomiさん
心の中にあるわくわくする体験を生きる!
本当にそのとおりですよね。
以前ブログにも書いたと思いますが、ボクたちの無意識にある幼いころの感動は、現実世界で実現されることを望んでいるみたい。

cirque du soleil・・・チェックしてみますね。
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