むさでん業務日誌帳(改)

むら@車掌の徒然模型日記・・・・(ちょっとだけ愚痴もあるよ!)

11月最終週なんだな・・・・。

2011-11-28 22:40:00 | 工場長の独り言

また新しい一週間が始まりました・・・・

今週末は いよいよ12月に突入・・・・本当に困ったものです。

まだまだ今年を振り返るのには早いけど 気持ち的には そんな事を考えてしまう今日このごろ・・・。

「あ~あ、今年も何にも出来なかったな・・・!」という結論は 今はまだ飲み込んでおく事にします・・・・。

まあ、本当に毎日何気なく生活を送っている訳で・・・日々 ここに書くような話題も無いのですが 一応 タイトルが「業務日誌帳」となっているので 何気ない事を書いて置くのも 意味のある事だと思って続けています・・・。

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当工場は今週も夜間操業を実施中・・・。 このところ常連?的な話題となっているマイクロエース製機関車群のメンテナンスが続いています・・・・。今宵はEF65 123 岡サロ牽引機(旧塗装)と西武E851形の2両が終了・・・。

 「機関車の分解~動力ユニット取り出し~台車分解~駆動ユニット部・モーターの洗浄~再組立~試運転まで 」の一連の作業・・・・、作業時間が平日の夜間工作には程良い時間である事と、メンテナンス後の快調な走行性能を実感してしまうと 嬉しくなってしまうのです・・・。

マイクロエースがNゲージ界に復活を果たした頃から早十数年・・・、復活と同時に 毎月ペースで矢継ぎ早に販売される新製品・・・・、しかも当時の模型界からしてみたら 長年の「穴」であった形式の製品化だったので 寒い懐具合と相談しながらも 購入を続けたものです・・・・蒸気機関車と交流型電気機関車、それにディーゼル機関車等々・・・・。 ただ・・・、粗製乱造とは言わないまでも さすがに既存の二大メーカー(KATO / TOMIX)には遠く及ばない部分も多々あって・・・・まあ、それがユーザーの工作心をくすぐる部分でもありました。 それで マイクロエース製の機関車群に共通していたのは 走行時の起動電圧の高さ・・・、さらに走行スピードの伸びの無さがイマイチ・・・。スケールスピードという点では全く以って問題無いレベルでしたが さすがに長編成を引かせたり 室内灯常備の客車牽引では 手持ちのパワーユニットでは容量不足か?とも思えるような有様でした・・・・。 当時はそれでも まあ マイクロエース・・・・、製品化されただけでも有り難い!と割り切って 鈍重な走行性能には目を瞑って コレクション的に考えていました・・・・。

それから数年・・・・、ネット上のある模型記事を見てビックリ! マイクロエース製動力ユニットの改善方法ってのが載っていました。 走行性能悪化の要因はズバリ 粘性グリースとのこと。 マイクロエース製品は基本的にMade in China・・・、中国国内で製造・組立を行っているようですが 中でも駆動系ギアユニットに塗布されているグリースの質が極めて悪いみたい。 新品購入後、長期保管しただけでも ケースの中敷に油分がベットリ流れてきたりして・・・まあ、車体のプラスチックや塗装を傷めないのが唯一の救いでしたが 本当にこれだけは何とかならないものか・・・・。 で。、この記事には この悪性?の中華グリースを一旦洗浄した後に、呉工業のCRC-2-26という接点復活剤を少量塗布してやると見違える・・・・といった内容でした。

で・・・当工場でも 遅ればせながら この記事を参照して動力車のメンテナンスを試行した訳ですが その絶大な効果に驚嘆! メンテナンスを終えた車両を試走線上に配置・・・恐れながらもパワーユニットの電圧を上げていくと 起動電圧の低さはKATO電機並となり、加速性能も極めてスムーズ・・・・Befor~After の差は歴然としていました。 さすがにこれだけの効果が確認出来れば この仕事?を続けよう!という気になりますし・・・。

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そんな訳で ここ2週間ほどでメンテナンスを終えたのは二十数両・・・・、何れも快調な走行性能を確保し、尚且つ 集電性能もアップしたようです。 当工場でも 洗浄液 「ユニクリーン」とタミヤの「モリブデングリス」を追加購入して準備万端となりましたが この作業もそろそろ終焉が見えて来たようで マイクロエースの機関車群も蒸気を除けばほぼ作業終了となってきました・・・・。  まあ、休日の模型工作は ほぼこの作業に追われていたし、平日夜間も 1日平均2両程度とやっていたから・・・・・というより、当工場には一体何両の機関車があるんだ?って事なんでしょうけれど・・・・。 保有車両数が5000両を超えた今では 個々のメンテナンスなんて 本当に機会が無いと得られませんし、大体 日の当たる?車両だったら 何時でも御機嫌を伺えるけど 一旦 保管庫に押し込まれた車両なんて 保有してたのも忘れてしまうぐらいですから・・・・。

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よってメンテナンス作業・・・・・完了した車両は ある意味ラッキー!だったのかもしれません。