むさでん業務日誌帳(改)

むら@車掌の徒然模型日記・・・・(ちょっとだけ愚痴もあるよ!)

またまた今さらながらの話・・・・

2011-11-30 23:42:00 | 工場長の独り言

今日で11月も終わり・・・・忘れないうちに 部屋のカレンダーをめくっておきました。今年も残すところあと一カ月となりましたが 自分には珍しく?12月のイベントスケジュールが埋まってきてしまいました・・・。 今週末は会社の忘年会・・・、来週末には泊まりがけの九州出張・・・、その次の週末にも姫路出張が決まりそう・・・。 こう書いているだけでも 慌ただしい限りなのです。 まあ、これらのイベントは全て会社の業務絡みということでして その反面プライベートな予定なんぞ 一件も入っていない!というところが 如何にも自分らしい・・・と思える部分でもあります。

まあ、仕事絡みの出張も 喉元過ぎれば熱さも忘れる・・・って事で 旅先で適当に息抜き?をしてくるつもりではありますが・・・・・このところ 急激に寒くなってきた事ですし 体調管理もしっかりしないと・・・・いやはや果たしてどうなる事やら。

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そんでもって・・・・今夜も夜間操業のはなし・・・。今夜は久しぶりに嗜好を変えて KATOの古い客車のメンテナンス作業を実施・・・・。今となっては懐かしい?国鉄 品川客車区所属の14系欧風客車「サロンエクスプレス東京」をリペアする事になりました。 この製品・・・初回ロットの製品なので 今となっては20年以上も前のものとなりました。 この製品の特徴といえば KATO製品で唯一採用(正確には試用?というところかな・・・)された伸縮カプラー装備の製品でした。しかしながら 当鉄道ではこの機構が災いして当社標準のKATOカプラーへの交換が未対応となっていました。 機関車連結側のカプラーは交換済みでしたが 編成中の車両については 従来のアーノルドカプラーのまま・・・、まあ、このままでも良かったけれど 車両切り離しの際の煩わしさが気になってしまい 今回ようやくカプラー交換作業を施行する事になりました。 この計画・・・・既に何年も前から考えていた事だけど 「模型の歴史的遺産?」という敬意も含めて そのままとなっていました・・・。

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実際の交換作業は至って簡単・・・、床下から台車をはずすと 台車枠とカプラーアームとに分かれます。カプラーアームの伸縮機構を無くすため 位置矯正用のコイルスプリングを外した後、カプラーアームを台車枠に直接接着してしまうというもの・・・。 ゴム系接着剤を用いれば実用上は全く問題無さそうです。 以降は 通常のカプラー交換作業と同様に アーノルドタイプを外してから KATOカプラーを取り付ければ完了・・・・。ただ、ここで問題になったのが カプラーポケットにちょっとだけ削り加工が必要だったこと。 これはデザインナイフで慎重に削ってやる事で解決しました・・・・。 こうしてカプラーアームと一体化した台車枠を再度 取り付けて作業完了・・・・。 本車は室内灯装備車だったので 車輪の清掃と集電部分のピポット軸に 例のCRE 2-26を塗布しておきました・・・・。

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試走線上で 再び編成を組んで試運転・・・・、カーブ・ポイントの通過は問題無し、室内灯の点灯状態も良好となりました・・・。ただ、この編成・・・、何分古い車両なので 装備済の室内灯は電球仕様・・・、よって通電時の電流消費が激しいみたい。 この際だから 自作LED室内灯への換装も考えてみようか? 資材は在庫があるし、工作自体の難易度も 高く無い・・・・。 まあ、次回 思いついた時にでも手を付ける事としましょう・・・。 そして最後の仕上げ?というか 再び車両を分解し 車体だけを洗剤洗浄しておきました。長期運用?による汚れも これで綺麗になる事でしょう・・・・。 台所用中性洗剤で水洗いして 車体を乾燥させたところで 今宵の作業は無事終了・・・・。