新型コロナウイルス (COVID-19)の陽性反応から、部屋に閉じこもって日々を過ごしています。感染結果が出てから5日目で、熱も下って咳や痰が出なくなり軽快な日常が戻ってきました。
医師から 「陽性者療養期間の目安」の表を渡され、5日間は外出を控え症状が軽快しても、マスクを着用し周りへ感染なきよう、配慮する指導がありました。
すでに感染を経験した人から聞き及ぶ話と、実際に目に見えないウイルスとの闘いが、想像以上につらいものだと知りました。対面できず全てが電話やメールで意思疎通しなければなりません。
コロナを機に「自宅でテレワークをする人が増えた」と聞き及んでいますが、それにも限界があるなと感じました。人と会わない日々が続くと、古い人間かもしれませんが、「文章(文字)」「画面(映像)」「音声」だけで人間関係を維持・深めるには限界があり、対面に勝るものはないと思ったのです。
月に1回、名古屋の居酒屋で、古くからの仲間と酒を酌み交わす短い時間を思い出して、前もって特別なテーマがあるわけでなし、利害関係はなく、さりとて参加の義理もなく、それでも話題に事欠かない集まりですが、コロナに感染してみて、人と対面できない時を過ごすうち、健康で仲間と過ごす時間のありがたさ、大切さを改めて感じました。