定年後の人生に花咲かせよう!

明日を生きるために きょう1日を大切にする 青春を忘れない

未来を想像するだけで脳が活性化

2024年11月30日 | 日記

 人の脳は本来 楽観的にできているようで、過去よりも未来に起こるであろう「明るい期待感」を持つ人が多いと言われ、そんな未来を想像するだけで脳が活性化するそうです。
「宝くじ」を買って、夢を見るのも脳に良いかも・・・・・。

  明日への期待が持てれば、私たちの行動も変わります。年齢に関係なく「老後に備え使い道を探す」でしょう。11月27日に“ウインクあいち”で行った、中高年者・再就職支援セミナーでも、夢や希望、目標を描いて行動すれば脳が活性化し、企業はそんな人を求めていると話してきました。

 チョイと昔のこと、百歳をこえて初めて確定申告をした名古屋の「きんさん・ぎんさん」の話ですが、その「きんさん・ぎんさん」が、メディアに出演するようになって出演料が入った際、「お金を何に使いますか?」という問いに対して、二人がそろって「老後の蓄えにします。」と答えたそうです。

 やはり、人の脳は本来 楽観的にできているようです。当時は100歳という年齢で双子の姉妹は珍しく、 老後に備えると言った「きんさん・ぎんさん」の話も珍しく、二人はその後、お金をうまく使い果たして旅立ったことでしょう、財布の紐(ひも)を緩めて・・・。

 その頃、日銀は世の中へお金をジャブジャブに出し、金融緩和しても思ったほどお金が動かなかったのです。大胆な金融緩和で株価も上がり、企業収益が高まれば給料も増え、使い道を探し消費も増え、デフレ脱却へ進むというシナリオでした。ところが思うほどうまくいきませんでした。

 まさか、国は景気を上向かせるために再び借金し、万里の長城やピラミッドの様な物を造るわけにもいかず、企業の設備投資を伸ばす工夫もうまく行きそうもなく、今度は働く人の賃金を上げ、消費の拡大を図る戦略に出たようです。

 給料が上がれば財布の紐を緩めて、大いにお金を使おうではありませんか・・・。車や電化製品を新しいのに買い替え、服も新調し旅行へでも行って、ついでに有名な絵画や骨とう品でも買ってはどうでしょうか。それとも宝くじを買って夢を見る?・・・脳が活性化するかも・・・。

   

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鍋料理・煮味噌(にみそ)

2024年11月28日 | グルメ

    寒くなると、暖かな鍋物が食べたくなります。鍋物といえば寄せ鍋で、たくさんの具材を一度に楽しめるのが「寄せ鍋」の魅力です。白菜、長ねぎ、しめじ、豆腐、鶏肉、えび、はまぐり など、旨味がギュッと詰まったつゆを最後まで活用して、〆にはそばを楽しむのも良いでしょう。

 「すき焼き鍋」は、牛肉を鍋で焼いて、砂糖、酒、しょうゆを加えて味付けし野菜を加え、出てくる水分の量や、味を好みに合わせて調節し、みんなで楽しむのも鍋料理の楽しみです。

 これらは、味付けにしょうゆを用いた鍋料理ですが、三河地方(愛知県)には昔から伝統的な鍋料理に、みそで味を調えた料理「煮 みそ」があります。大根、ニンジン、里芋、コンニャク、油揚げ、ネギ、白菜、キノコなどと、家庭によってはヤマサの竹輪やカシワを少々入れ、赤みそを使う野菜中心の鍋料理です。

 みそで煮た食べ物に、サバのみそ煮、大根のみそ煮、里芋やナスのみそ煮がありますが、ここで言う鍋料理「煮 みそ」は、食用油で食材を炒めて鍋に入れ、出し汁を少し加えて、岡崎城から西へ八丁 離れたみそ蔵で作られた赤みそ(豆みそ)『八丁みそ』を所々に置いて砂糖を加え、みそが溶けるまで煮て、煮詰まったら出し汁を適量加えて出来上がりです。みその塩分で野菜の水分が抜け、野菜のうま味が汁に溶け出し、豆みそのたんぱく質が栄養を補助してくれ、生活の知恵の鍋料理です。

 出来上がった「煮みそ」に、大根の葉を刻んで散らすと“ほろ苦さ”“が加わり、酒の肴に最高となります。酒の好きな私の父(明治32年生まれ)が最も好んで食べた鍋料理の一つです。

 写真:大根の葉

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湯河原へ

2024年11月26日 | 旅行

 24日は「建設友愛会親睦旅行会」で、神奈川県・湯河原温泉「ホテル四季彩」で1泊、高度経済成長時代、建設業は花盛りの昔 懐かしい話で盛り上がりました。翌日、解散後カメラをもって1人で湯河原の静かで美しい海岸を撮影してきました。

      新幹線熱海駅で東海道線・小金井行で湯河原へ

 昼はJR湯河原駅正面から左へ200メートル歩くと日本料理店「湯河原地魚食堂・みなとのキッチン」で、新鮮な魚料理・Bランチを食べて来ました。

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名古屋市長は誰が? 万歳三唱は・・・

2024年11月24日 | 日記

 名古屋市長選挙は、きょう投開票日です。今回の選挙は河村たかし前市長が失職したこと(衆議院選挙へ立候補)に伴って行われ、無所属の新人7人が立候補し、河村市政による政策の是か非か(市民税減税や名古屋城の天守閣木造復元など)をめぐり、論戦が交わされてきました。

 衆議院選挙の他に愛知県内では自治体選挙が行われ、選挙によっては、投票が締め切られた直後に「当選確実」が出ることがあります。この場合、報道機関で事前の情勢取材や出口調査の結果から、確信を持って「当選確実」を判断しているようです。

 当選確実が報道されると、選挙事務所では当選の結果を一刻も早く知りたいという支持者や応援者が集まっていて、立候補者が会場に現れると「万歳」が行われます。「当確」ですから候補者も一緒に喜んで「万歳」もよいと思いますが、当選した場合は、周りの人が祝福してくれるので、頭を下げてそれに応えるのが、当選者の礼儀というものでしょう。

 町内会長をしていたころ、神社での神事が終わると禰宜(ねぎ)さんの音頭で万歳三唱の機会が度々ありました。万歳の正しい姿勢としては、両腕から指までをまっすぐ上に伸ばし手のひらは内側にと教わりましたが、まあ、正式な万歳の所作は、歴史的にも慣例上も定まってなく、おおむね勢いよく両手を上げればよいようです。

 10月9日、岸田内閣は解散して議場では万歳が行われました。万歳の歴史は明治30年の帝国議会の頃かららしく、この慣例の経緯は明らかではないとか、まあ、万歳三唱をすると次の選挙で落ちないという縁起もあるらしいのです。ただ「この瞬間に失職するのに何が万歳なのだ」といって万歳三唱をしない議員もいるそうです。

 その場に身を置いた議員の気持ちを思えば、解散詔書を読み上げている途中で万歳し「早く終えて選挙区へ・・」と逸る気持ちも理解できます。頑張るぞと声を張り上げる議員と半分はやけくその議員もいることでしょう。

           

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「いい夫婦の日」に思う

2024年11月22日 | 日記

 きょうは「いい(11)ふうふ(22)」の語呂合せで、「いい夫婦の日」 だそうです。きょうだけでも「良い夫婦」でありたいと、そう思っている人がいるかも・・・。

 あかの他人が結婚して、夫婦として生活するのですから、いろいろ大変なことがあると思います。交際中の「好き」という感情だけではなく、日常生活をともにするのですから、お互いを尊重し、信頼し合い、支え合うことが求められます。簡単なことではないと覚悟して結婚しても、別れてしまう夫婦がいるのですから・・・・。

 夫婦間には多くの試練があり、価値観の違い、生活リズムの不一致、時には子育てや仕事のプレッシャーから生じるストレスなどがあります。二人の生活習慣を簡単に変えることは難しく、自分の思うようにならないこともあります。小さなことでも重なればストレスが生じます。

 ここはシッカリと伝えて、どんなことをしても譲れない部分は「まあ、いいか」と、あきらめることです。あきらめてもらうことです。「仕方ないから相手に合わせよう」とするのではなく、自分が幸せになるため、『自分が幸せなら相手も幸せになる』と考え、信じることでしょう。

 夫婦間のあいさつは生活の基本、空気のような存在でも「おはよう・おやすみ」は、忘れないことでしょう。特に「ありがとう・・・」は・・・・・。相手を尊敬し感謝することから夫婦関係は成り立っていると思うのです。

 いい夫婦の日は、夫婦間のコミュニケーションのあり方を見直す良い機会で、「いい夫婦」は、互いに体調を管理し、自分の気持ちを素直に伝えることが大切で、特に私は『酔い(よい)フーフー』にならないように・・・・。

    

     千葉県 銚子市 犬吠埼灯台 2024.11.17 撮影

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公平な選挙にザル法で良いのか

2024年11月20日 | 政治

 兵庫県知事が再選され、あの騒動は何だったのでしょうか。県議会は斎藤知事に対して全会一致で不信任を突き付けて今後はどの様になるか、報道は何だったのか、再選された知事と県議会との関係は? 心配するのは県民だけではないと思います。

 選挙戦で交流サイト(SNS)が駆使され、当選に寄与したとも伝えられています。当然のことながら今月24日投開票される名古屋市長選挙も、同様な選挙戦が繰り広げられていると思います。

 岡崎市長や岡崎市議会の選挙も選挙戦略として、当然の様にSNS が駆使され、支持拡大につながっていったと思われます。短時間のキャッチフレーズ(感覚に訴え、強い印象を与える短い宣伝文句)を作り、候補者の演説など動画を編集してSNS 上で拡散していく方法は、ネズミ算のように増えていく戦術で、若年層を含む多くの人の支持や、候補者の公約を拡散できるからです。

 衆議院の解散が行われると、早々と選挙戦になりましたが、総選挙は憲法7条による天皇の国事行為「公示」があって初めて公式のスタートです。公示前の政治活動は可能ですが、「選挙運動」をしてはなりません。しかし、実際には区別が難しく、後援会などが政治活動という名目で事前の選挙運動が行われていたのでは・・・・・。 

 「政治活動」という名目で事前の選挙運動がSNS で行われれば、現在の法で定められた選挙運動の、「選挙事務所に掲げる標札」や「選挙カーに掲示する表示板」、「街頭演説の時に着用する腕章」など「7つ道具の規制」は何なのだろうという気がします。

 マスコミの報道については、選挙の公平性が求められ、投票日が近づくほど特定の候補や陣営を大きく扱う内容はできなくなっていますが、問題は、選挙に関するSNS情報に公平性はなく、情報量が増えることによって拡散され、有権者がそれらに触れて投票することです。偽情報の拡散などを含め、有権者の判断次第ですが、民主的な選挙はそれで良かったのでしょうか。

         

  これは、わが家にもある「ザル」の写真です。

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房総半島一周の旅 

2024年11月18日 | 旅行

  昭和の終り頃、千葉に赴任していた頃の私は、休日にJR内房線に乗って房総半島の旅をしていました。今回は大有建設(株)東京支店OB会の流れで、5人が乗用車に乗って房総半島を16日と17日の二日間かけて1周して来ました。

 15日は京成千葉中央駅内の「ホテル・ミラマーレ」に宿泊、16日は早朝の出発、パーキングで軽い朝食、かの有名な鋸山山麓へロープウエイで登り東京湾を見晴らし、館山で最南端を見て、日蓮聖人の「誕生寺」へ、鯛ノ浦で観光船に乗って泳ぐタイを見物、九十九里浜でサーフィンをする人を見て、「月の沙漠」が近くにある「御宿町海岸通り・かっぽう旅館・かのや」に宿泊でした。

 17日は、九十九里浜を横目に犬吠埼の灯台を見物、銚子港で昼食の予定が、望む店がお休みで、神栖市知手の「そば處・砂場」まで走って、大きな海老を食べることになりました。車はさらに走って「成田山・新勝寺」でお参りし千葉へ、夕方「JR都賀駅」で解散、再び新幹線で帰宅の途となりました。

 千葉や東京あたりでの日没は12月初めの頃が最も早くなるのですが、メンバーと解散した頃は既に薄暗くなっていて、1日の時間が過ぎることは早いこと・・・・。楽しかったことを忘れないように書き留めてみました。

          

          

          

          

           

                                   

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選択と決断

2024年11月15日 | 仕事

 第2次石破内閣が発足しました。大臣3人が入れ替わり、他の大臣は留任でした。与党(自民・公明)が過半数を維持できず、特に自民党が大幅に減った今回の衆議院選挙、「政治とカネ」についてマスコミが政党支持率の世論調査を繰り返し報じて、判断資料にと有権者サービスが続きました。

 支持する政党、支持しない政党と、明確に選択している人は問題がないのですが、「どちらかといえば支持する」あるいは、「・・・・支持しない」と選択に迷っている、あるいは選択すること事態に迷って「ええい!無党派の選択」ということになって、「選挙には行かない」という判断をした人もいたのでは・・・・。

 野党の党首の顔ぶれを見ても、温厚な人柄が多くて各党の政治課題そのものも極端な差はなく、「選択し難い表現で」全部与党ではないかと錯覚しそうな衆議院選挙でした。

 毎日の暮らしの中で、時には「ここ一番の勝負」と選択を迫られることがあります。過去を振り返ってみると、進学や就職、あるいは結婚など、人生の節目では誰しも否応無しに選択を迫られ、判断しなければならないことがあります。

 職業の選択をする場合、「何がしたいか」「何が出来るか」など、判断に迷う人のために、何か役立つことはないかと就職相談やセミナーを担当し、年度内を頑張ろうと思います。

           

                                名古屋女子マラソンを撮影

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里芋(さといも)の栽培と食べ方

2024年11月13日 | 暮らし

 里芋の栽培は比較的容易で、水田などの水分量の多い場所で、日当たりが良く、温暖なところが栽培に適します。雨水などが たまりやすい畑の隅などでも良く、水分さえ切らさなければプランターでも栽培できます。親イモに寄り添うように、子イモ、孫イモとたくさんのイモができ、実に楽しいものです。

                               

 9月から11月にかけて収穫する里芋は今が一番食べごろで、特に美味しい時季だと思います。里芋を洗って皮ごと、電子レンジ用容器に入れ、約10分間加熱して、皮を剥き、里芋をすり鉢で擦って、粘りが出たら「麺つゆ」を加えて混ぜ合わせるだけで、「里芋とろろ汁」の出来上がりです。

 熱い「ご飯」にかけて食べるのも良く、「そば」や「きし麺」にかけると美味しくいただけます。そのとき、韓国のり、わさび などがあれば、なお一層美味しくいただけます。「磯辺 揚げ」に用いるのも良いようです。

 里芋を加熱して塩、みそ などを付けるだけで食べるのも美味しく、岡崎の名産「八丁味噌」を用いた田楽は、その手軽さから江戸時代の庶民の食べ物として人気を博したようです。

 里芋は熱帯のアジアが原産地で、日本へは縄文時代から伝わって来たようです。20年ほど前ですが、パラオで主食のタロイモを食べたときは、まさに里芋の祖先だと思いました。

 でんぷんを主成分に、低カロリー、食物繊維が豊富、消化促進、免疫力向上の嬉しい食材です。豆腐・コンニャク・タコ・ちくわ・大根などと一緒に里芋を串に刺し、八丁味噌・砂糖などで味付けた独特のミソタレを用い、関西の「おでん」や、関東の「関東煮」とも違った「みそ煮 おでん」は、酒のツマミに最高です。

 チョットいっぱい飲んだあとの、仕上げは「里芋とろろ」といきたいところです・・・・。

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職能・資格・免許

2024年11月11日 | 仕事

 「職能(職務を遂行する能力)」は、企業の中などで、職業が受け持つ一定の役割が果たせる能力を言い、知識や経験に基づいて蓄積される仕事の能力を言います。

 職能に基づいて、働く人の職務遂行能力をあらかじめ定めたランクに当てはめて支払われる賃金を職能給と呼んでいて、仕事の能力を決める具体的な手段として、資格や免許などで現すこともあります。

 「あなたに、そんなことを言われる資格はない・・」とか「大人になる資格はないな・・・」など、立場などの関係で、叱り飛ばすような言い方をする場合がありますが資格ではなく、ここで言う資格とは「人としての資質のこと」を言います。

 自動車免許のように持っていなければ公道を運転できません。なしで運転すれば道路交通法違反です。高度経済成長時代が始まった頃、就職に有利な資格は、「大学を卒業」していることでした。当時は卒業者数が少なかったのです。高学歴社会となったのも、その影響を大きく受けて来たものと思います。

 免許・資格を取得するには時間とお金がかかり、目ざす職種に必要なものを見極めて取得することです。就職条件に資格取得が付いている場合を除き、事前に持っていれば何でも役立つだろうと取得しても、職種によっては役立たないこともあります。

               

 免許や資格は仕事に使って初めて有効で、新卒採用時の免許・資格は重要視されないことが多く、資格を有してから一定水準の実力(職能)を備えてこそ1人前でしょう。

                 

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またもやカレーの話

2024年11月09日 | グルメ

 レストランでカレーを注文すると、ご飯とカレールーが別々の食器へ出て来ます。それはライスカレーと呼び、私の家で作るカレーは、ご飯とカレールーが同じ皿に盛られていて、カレーライスと呼んでいます。カレーと発音しているのは日本だけで、和製言葉のようです。

 子どもの頃、私の父は皿に盛られたカレーライスに、市販の「ソース」や七味唐辛子をかけて食べていたことがあり、カレーにこだわる人が見たら、「何と邪道な食べ方だ」と思うでしょう。辛い物が好きな父にとっては、子どもが食べるカレーライスでは、物足りなさを感じていたのかも・・・。

 カレーの語源はタミル語のkari(カリ)がなまったものが有力だとか、「ソース・汁」と言う意味で、もともとは辛いものではなかったようです。私はカレーライスが大好きで、「一晩寝かせたカレーはおいしい」と、幾度となく食べます。

 一晩寝かせたカレーは、野菜・香辛料に含まれる糖質やタンパク質、アミノ酸などの成分が微妙に絡みあうことで、独特の「コク」が生まれ、じっくり加熱されることで、突出したとげとげしさが減少し、全体のバランスがとれた、熟成された奥深い香りや風味となり成熟度が進むと言われています。 

 カレーの葉には、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンB6、カルシウム、鉄、カリウムが含まれていて、肝機能、目の健康、排便、発毛、高脂血症などに効くようです。

                                            

                                                              写真:押し花    陽子の作品

 

                           

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生涯現役とは

2024年11月07日 | 仕事

    高年齢者雇用安定法が改正され、令和3年(2021年)4月1日から施行されました。この改正により、労働者の雇用について65歳までの雇用確保義務に加え、70歳までの就業確保措置をとることの努力義務が追加されました。

 定年の延長に伴って、「生涯現役」という言葉がよく使われていますが、生涯現役で働き続けるということではなく、生涯現役で生きていくという意味で、その生き方は、社会とのかかわりを積極的に持ち、自立して自らの力で、前向きに生涯を現役で生きていくということです。

 生涯現役でいるためには、「健康な体」「社会とのつながり、雇用・就業機会の確保」「生きがい」の3つが欠かせません。生涯現役とは、かつての年寄り、老人、といわれていた世代の、価値観やライフサイクルとは一線を画した生き方をすることでしょう。

 10月に行われた総選挙では、各政党がそろって「賃金の引き上げ」を述べていました。労働人口(生産年齢人口)の減少で人の手が不足する一方、人件費の上昇、人材確保の激化などで、企業は採用戦略の強化と魅力的な職場作りが求められています。競争激化に伴って、優れた人材を見つけるため採用方法にも工夫が求められ、人事担当者の負担が増加し、求職者の難易度が上がる可能性があります。

 一方、高齢の求職者にとっては、仕事を通じて居場所があると感じられるかどうか、自分の力量に合った「仕事の任せ方」をしてくれる上司がいるかどうか、職場のメンバーから期待され、仕事への誇りを感じられるかどうか、自身の活力につながるかどうか、などが「生涯現役」を実現させると思います。

 そのためには今後も、国や地方自治体は、財政的な支援が必要だと思います。

                                       

                                                       写真:    押し花  陽子の作品

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カレーうどん

2024年11月05日 | グルメ

 暑い夏から冬へ直行するかと思いきや、未だ夏かと思わせる気温で、少しの動きが汗を呼びます。

 先日の昼食は、私が作る「インスタント・カレーうどん」でした。熱したお湯にインスタント麺を3分、調味料のカレー粉末を加えて合計5分間ゆでて、トッピングの炒めた野菜と肉、ゆで卵を載せて出来上がりです。「インスタントうどん」とは思えないほど味は上々、即席麺ですが進化したものです。

                                                         

 日本 生まれのカレーうどんは、多種多様で、色はカレーの黄色ですが、「さらりとしたカレー汁」や「トロミを強くした汁」など多彩です。

 カレーうどんで思い出すのが、名古屋駅前に「カレーうどん」を出す店が数店あります。その一つ「讃岐釜揚げうどん、四代目横井製麺所レジャック店」で、何と言ってもカツオだしの効いた独特の風味で、汁の粘りは、ごく普通ですが、色はやや薄めの黄色、良く煮込んであるために肉だけが目立ちます。うどんとの絡みも味もちょうど良く、良く研究されています。

 うどんを食べた後、カレー汁が残ってしまうのを「もったいない」と御飯で仕上げて完食する「豊橋カレーうどん」は、「うどん麺は自家製麺」「器の底から、ごはん・とろろ・カレーうどんの順」「豊橋産うずらの卵を使用」「福神漬け または ツボ付け・紅ショウガを添える」「愛情を持って作る」の5ルールに従うことで、その他は、各店ごとのバリエーションがあります。

                                                             

 日本人が好む「カレーうどん」を、インスタントでさらに変化させようとする食文化に、私たちは恵まれた環境にあるものだと・・・・・。

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食べ物を粗末にするテレビ番組

2024年11月03日 | 暮らし

 11月2日の夕方、雨の1日で農作業ができずに気晴らしにテレビのスイッチを押すと、19時からのテレビ愛知「愛知 すごいぞ、うまいぞ 千原ジュニア」、「第7弾・常滑スピードめし」と称して、演者がランニングを続けながら飲食店を回り、次々と料理を食べ続けるという番組を見てしまいました。

 食材を粗雑に取り扱ったテレビのバラエティ番組など、過去に何度も見たことがあります。それを不道徳とする視聴者からの苦情に備え、演者の食べ残した料理を、番組のスタッフが横で即座に食べ、次の店へ走るというものでした。

 テレビ番組で料理を紹介する際に、“食べ残していないか”と心配する場面を数多く見ます。“料理や食材を無駄に捨てずに食べました”と、テロップで「スタッフがおいしくいただきました」など、表示されることもあるとか・・・。

 たしかに食べ残さずに放送されているのでしょうが、地震や集中豪雨などで避難生活を余儀なくしている人や、食べることが不自由な人のことを、番組の制作者は考えているのでしょうか。

 このような番組を見て“不道徳だ”と言っても、見る人がいるから放映され、視聴率が上がるというものでしょう・・・ニワトリが先か、タマゴが先かのように・・・。

                     

                      徳川家康公の像  ”困ったものです”

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酒の文化

2024年11月03日 | 日記

 きょうは文化の日。日本酒は、日本へ稲作が伝わったのは弥生時代(約2000年前)と言われていますが、縄文時代にはすでに稲が栽培されていたという説もあり、米を原料とする酒が造られていたとも推測されています。

 日本独特の製法で酒は醸造され、コメ、コウジ、水を主な原料に醸造し、清酒とも言います。日本酒の中でも新酒は、10月から11月に完成し、製造年度内に出荷された物を言い、酸味からかフレッシュ感があり、冷やして飲むのを好みます。

 吟醸酒、大吟醸酒など12月から2月にかけて作られ「寒造り」とも言われ、精米歩合、アルコール度、水の硬度などを変化させ、多種が造られ、人の好みに合わせて売られていて、飲み方も数々あります。

 お酒は「清酒とか日本酒」のことだと思っていましたが、「お酒」と言えば、「焼酎を示す」と、千葉で働いていた昭和の終わり頃、鹿児島出身の同僚・京田 豊氏から教えられました。

 「焼酎」の歴史は古く、シャムから流球を経由し、16世紀頃に日本へ製法が入ってきたそうで、蒸留酒を言います。教えられた焼酎は薩摩酒造製造のサツマイモと米コウジによる「さつま白波」25度で、彼が前日に水4:焼酎6の割合で割って置き、湯かんして飲むことでした。美味しい「お酒」です。

 これから寒い日など、かん酒がお奨めではないかと・・・・。

                                                 

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