人の脳は本来 楽観的にできているようで、過去よりも未来に起こるであろう「明るい期待感」を持つ人が多いと言われ、そんな未来を想像するだけで脳が活性化するそうです。
「宝くじ」を買って、夢を見るのも脳に良いかも・・・・・。
明日への期待が持てれば、私たちの行動も変わります。年齢に関係なく「老後に備え使い道を探す」でしょう。11月27日に“ウインクあいち”で行った、中高年者・再就職支援セミナーでも、夢や希望、目標を描いて行動すれば脳が活性化し、企業はそんな人を求めていると話してきました。
チョイと昔のこと、百歳をこえて初めて確定申告をした名古屋の「きんさん・ぎんさん」の話ですが、その「きんさん・ぎんさん」が、メディアに出演するようになって出演料が入った際、「お金を何に使いますか?」という問いに対して、二人がそろって「老後の蓄えにします。」と答えたそうです。
やはり、人の脳は本来 楽観的にできているようです。当時は100歳という年齢で双子の姉妹は珍しく、 老後に備えると言った「きんさん・ぎんさん」の話も珍しく、二人はその後、お金をうまく使い果たして旅立ったことでしょう、財布の紐(ひも)を緩めて・・・。
その頃、日銀は世の中へお金をジャブジャブに出し、金融緩和しても思ったほどお金が動かなかったのです。大胆な金融緩和で株価も上がり、企業収益が高まれば給料も増え、使い道を探し消費も増え、デフレ脱却へ進むというシナリオでした。ところが思うほどうまくいきませんでした。
まさか、国は景気を上向かせるために再び借金し、万里の長城やピラミッドの様な物を造るわけにもいかず、企業の設備投資を伸ばす工夫もうまく行きそうもなく、今度は働く人の賃金を上げ、消費の拡大を図る戦略に出たようです。
給料が上がれば財布の紐を緩めて、大いにお金を使おうではありませんか・・・。車や電化製品を新しいのに買い替え、服も新調し旅行へでも行って、ついでに有名な絵画や骨とう品でも買ってはどうでしょうか。それとも宝くじを買って夢を見る?・・・脳が活性化するかも・・・。