定年後の人生に花咲かせよう!

明日を生きるために きょう1日を大切にする 青春を忘れない

<命>いただきます

2023年01月31日 | 日記

 正月3ケ日が過ぎ、もう1月は最後の日となりました。年齢を重ねると時が猛スピードで去って行く気がします。そうなると、命の根源“食”に感心が向きます。

 終戦直後の日本は穀物が大幅に不足することになり、飢えに苦しむ人が多くいて、アメリカから小麦の輸入と、米は「食糧管理法」ですべて管理され、農家の我が家も自給米以外はすべて管理され、共同出荷となりました。

 家では、動物性タンパク質を、ニワトリ、ウサギ、ヤギなどを飼っていて、卵、乳、肉を自給自足としていました。ご飯は、たとえ1粒でも感謝して残さず食べ、副食の野菜や肉、卵、果物も大切に扱い、決して残すようなことはありませんでした。植物や動物の生命をいただく事から、食事前の「<命>いただきます」食後の「ごちそうさま<感謝>」の言葉を忘れたことはありません。

                             

 おいしい物を食べ、うまい酒を飲むときが最高に幸せと感じるこのごろですが、お金さえ払えば、いつでもどこでも食べ物は手に入る現在、コロナの感染予防さえ行えば、誰でも飽きるほど飲み食いができます。

 朝・昼・夕と、当たり前のように3食の習慣が定着し、時には「お付き合い」と称して、大いに飲み食いすることさえあります。食べ過ぎて「メタボ」といわれ、検診で注意を受けることさえあります。

 人は過食に対する防御機能は備わっていませんから、食べ過ぎは体に不調をきたして寿命を短くすることにつながると言われています。終戦直後では考えられない行動ではないかと・・・・。

 現在、コンビニエンス・ストアから賞味期限切れで廃棄される弁当の話や、親が子に「食べてくれる?」と、嫌々食べる子供の話を聞くたびに、心が痛みます。

 

 

 

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通話料金

2023年01月29日 | 日記

 1970年(昭和45)年の1月30日に、公衆電話の市内通話料金が1通話10円で、時間は無制限だったのが、この日から3分間で10円の実質値上げになりました。

 今 思えば、とても分かりやすい料金設定だったと思います。ところが現在は、東日本や西日本など地域によって異なり、固定電話や携帯電話、インターネットとのセット料金など重なって複雑となり、1通話何円、何分間 話して 何円などと換算するのは難しく、いくらで利用しているかなど、分らないまま 適当に通話しています。

 したがって、節約しようにも仕方が分らず、「えーい!必要なものは必要なのだ!」と話しています。

 電話料金は合算され、自動で金融機関から引き落としなので、なおさら幾らなのか、1通話や何分間 話したなど知るよしもなく、間違って引き落とされることはないにしても、物価が高騰するこのご時世、節約したくても方法はなく、もっぱらLINEの通話に頼っています。

 インターネットで料金の節約方法を調べると「無駄な電話や長電話を避けること」だそうで、当然でしょう。長電話が必要な場合は、通話料金が基本プランに含まれているものを選ぶと節約になるというのです。

 菅総理大臣時代、電話料金が下げられたと聞きましたが実感はなく、電話を扱う販売店の言いなり価格の気がしてなりません。店舗によってサービス価格には大きな差があるのではないかと・・・。物価高騰の嵐が吹き荒れる中、せめて電話料金だけは現状であってほしいものです。

 

                                 

 

 

 

 

 

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物価・賃上げ

2023年01月28日 | 日記

 昨年も愛知県主催の中高年者再就職支援セミナーを、やまて企業組合名古屋支店が受託し、名古屋、豊田、豊橋、小牧で合計10回行われ、私が経験した再就職の話を中心に、セミナー講師を務めて来ました。

 『日本の企業は、業種の資本金や従業員数によって大きく分けると、大企業は1万2千社(0.3%)と、中小企業は419万8千社(99.7%)に分けられ、日本国内では圧倒的に中小企業が多く、約70%の人々が中小企業で働いていて、目指すのは中小企業ですよ』と、話して来ました。

 国会開催中の岸田首相は、経済界に物価上昇率をこえる引き上げを求め、“大手企業の賃上げ”の動きは加速している様子です。中央の波を好機と捉え、地方の労組は今春闘への準備を本格的に始めているとのことです。

 物価の上昇は、ウクライナの戦争以前から徐々に上昇を続け、戦争によって一段と激しくなり、企業間の取引価格は前年比10%以上の上昇を続けているようです。上昇分が中小企業の価格へ転嫁できず、最低賃金の上積みはされたものの、この分を負担せざるを得ない企業も多いと聞きます。

 日本経済をけん引する大手企業が賃上げを行わなければ、約70%を占める労働者の賃上げまでに至らないことは明白ですが、下で踏ん張り、経済を支えている中小企業があることを忘れてはなりません。

 約70%を占める労働者の賃上げによって、個人消費が増えることは自然の流れと思いたいのですが、物価上昇による経済的な不安を招けば、賃上げ分が貯蓄に回り、岸田政治の失敗だと思います。

 

 

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おじやと雑炊

2023年01月26日 | グルメ

 各地で寒波が到来し、3年前に寒波とともに到来した新型コロナウイルスは、現在も感染し続け、全国で3,200万人も感染したようですが、ワクチンの接種が進み、政府も季節性インフルエンザ都道などの感染症法上での位置づけを「5類」に引き下げて、コロナ禍は新たな局面をむかえることになりそうです。

 寒いときは暖かい鍋物でも食べて体調を整え、免疫力をつけてウイルスに負けないようにしたいものです。“暖かい鍋物”といえば、おじやと雑炊を思い浮かべます。

 「おじや」や「雑炊」は、暖かいというより熱いうちに食べるべきで、冷めるとおいしくありません。「雑炊」はご飯を洗ってから使い、塩や出汁で作ったものを言い、具が多くミソなどで味を付けて食べるため栄養タップリです。「おじや」は少し粘り気があります。

「おじや」は、鍋料理や煮込み料理を意味するスペイン語「olla(オジャ)」から、見た目と似ているという説と、雑炊と比べて少し粘り気があることや、ミソやしょうゆで味付けし、煮るときに「じゃ-じゃ-」という音がして、名前が付いたとも・・・・。

 「ぞうすい」は、戦後、食べ物の事情が困難な時期に、増量が目的でご飯に水を入れて量を増やしたことから「増水」と書いたようです。魚、貝などの海鮮の具材を入れるようになってから「雑炊」と表記されるようになったとか・・・。

 おじやも雑炊も、言葉の起源、由来など、生まれた歴史や過程は違いがあるようですが、どうやらどちらも同じものだという考え方が一般的のようです。しかし、こだわる人は今でも、それぞれの料理は違うものだという人がいるようです。やれ・やれ・・・・・。

 寒い夜は、コロナに負けないように日本酒の熱かんで鍋料理の後、「おじや&雑炊」が最高ですね・・・。

 

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マスク生活3年

2023年01月24日 | 日記

 新型コロナの感染症法上の位置づけが、どうやらこの春にも「5類」に引き下げられ、3年に及んだコロナ禍は新たな局面をむかえることになりそうです。

 政府は感染症法上の位置付けを5類に見直し、屋内でも原則マスクの不要へと指針を緩和する方向性を示しました。マスク なしの生活が近づくことを歓迎する一方、感染への不安から「いつ 外すかは分からない」と戸惑いの人もあるようです。

 現在は感染したり、人に移したりするのが怖いから着用しているけど、5類になれば外すと言う人もいます。また、冬場はマスクが防寒対策にもなっていて、都合が良いという人もいます。

 マスク着用の歴史は疫学の歴史のようですが、1800年代には既に工場でのマスク有用性は理解されていたようです。コロナ禍は、安く手軽なマスクが感染予防効果を持つことを明らかになりましたが、防御性能はマスクの素材や製法によって大きく異なることも明らかになり、性能評価を表示する必要が生じました。

 感染予防には効果があっても、一方で、人との会話で不自由に感じることが多々あり、子どもの発達においては弊害もあるようです。今まではコロナ禍と言う状況から過剰にマスクを着用していた面もあり、マスクの使い方を工夫していく必要があります。

 できれば外したいと思っていても、感染リスクを考えると周囲の目が気になり、政府が解禁の沙汰を出しても、今まで肌身 離さずマスクを着用してきた習慣は、簡単には外せないのが本音です。3年間のマスク生活は、実に長かったと思うのです。

 

          

 

 

 

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旧 正 月

2023年01月22日 | 日記

  きょう新暦の1月22日は旧暦の正月です。新暦に対して明治初頭まで日本で使用されていた暦は「太陰太陽暦」で、6世紀ごろ 中国から伝わり、それ以降、農作業や漁業で必要な季節の移り変わりとして活用されてきました。

 「太陰太陽暦」は、月の満ち欠けを基準に、ひと月の長さとして暦のベースで、1年間が354日です。中国の旧正月(春節)を始め、アジアの多くの国では旧正月を祝う伝統があるようですが、明治維新後、日本は西暦に変わり、新暦の1月1日を正月と呼び、太陰暦は「旧正月」と呼ぶようになりました。

 戦後の農家で育った私は、種まき、田植え、田の草取り、稲刈りや畑の収穫作業など、両親は神社が発行する「暦の一冊」を参考に、農作業の計画を立てて行動していることを見て旧暦に興味がありました。

 もともと父は漁師の家で育ったこともあって、潮の満ち引きを知る上で旧暦になじんでいたようで、「季節の移り変わりを知るのに便利だ」とも言っていました。地方によっては旧暦で元日の朝に祭礼が営まれる所もあったようですが、私の家では旧正月を祝うことはありませんでした。

 「春節」と呼ばれる中国の旧正月は、最も大切な伝統的な祝日のようで、現代の日本では、沖縄と一部の地方を除いて、ほとんどの地方で旧正月を祝うことはないようです。

 韓国も中国と同じように新年を迎える習慣があり、旧正月前後が一年で最も長い休日で、先祖を供養する儀式が行われ、親戚やお世話になった人にプレゼントを贈り、正月の伝統料理を食べ、旧正月を楽しむようです。

 旧、新の年をまたぐ「二年参り」により、3年続けば『一生に一度の願いが かなう神社』もあるようで、やれ・やれ、信じることは良きことかも・・・・。

           

 

 

 

 

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つまらない紅白

2023年01月21日 | 日記

 旧暦の正月を明日に迎え、昨年(新暦)の大みそかを思い出しています。昨年大みそかのNHK紅白歌合戦の評価がネットでも話題となっていて、「紅白がつまらなくなった理由は、人気歌手が出場しない」ことにあると言います。

 昔の紅白歌合戦ではなくなってしまい、以前、大みそかは必ず視聴するものというスペシャル感がありました。気に入った歌手は出場しなく、売れている歌手は ほとんど 出ないのです。年齢層が高い人が見るのが紅白だと思うので、この際、全世代向けというより高齢者向けに徹底してはどうかと思うのです。

 紅白がつまらなくなった理由は、全部の世代に受けようとしているからだと思うのです。制作側は昔のように家族みんなでテレビを見る前提で歌を詰め込んでいますが、万人に受けようとするあまり、だれにも受け入れらない中途半端な番組になっていると思います。

 昨年の紅白は、知らない歌手やグループ歌手など、人選や進行内容がパターン 化していると思い、出演歌手の人選に関しては、なぜこの人が?という場面が多いのでは・・・・。

 演歌歌手はもう見飽きたという声もあり、視聴者へアンケートを取るなどして、本当に人気のある歌手を出してはどうかと思うのです。音楽の楽しみ方もインターネットを通じて、昔の状況とは大きく異なっていて、年末にわざわざ紅白を見なければ・・・という必要性を感じないでいます。

                                   

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大寒の風呂

2023年01月20日 | 日記

 今年の大寒(だいかん)は、1月20日から2月3日で、一年の内で最低気温もこの時期に記録される寒い時期で、大寒の最終日(立春の前日)が、豆まきでおなじみの節分です。

 わが家の給湯器が故障し、正月中は銭湯へ通いましたが、大寒を待たずに新しい給湯器の設置が終わり、自宅で風呂に入ることができています。

 小学校の高学年の頃に、親から自宅の風呂 当番を言いつかり、井戸の手押しポンプで水をバケツへくみ、五右衛門風呂に入れ、山から集めた松葉と新聞紙で火を付け、薪(たきぎ)を燃やして湯を沸かし、入ったものでした。

 家を建て替えた約40年も前の話ですが、それまで風呂は薪を使って湧かしていて、湯に入るまでの準備が大変でした。しかし、湯に入る幸せをしっかりと感じ取っていて、現在のように簡単に入れる風呂とは別物のように思えます。

 風呂の窓から眺める冬の景色は、雪は降らなくとも、思わず背筋が伸びるような寒々として、身も心も引き締まる夜の田舎の風景でした。

 そんな夜の田舎道を、拍子木を打ち鳴らし「火の用心! マッチ1本火事のもと!」と、大声で呼びかける子ども達がいて、通過すると薪で燃す風呂の釜口を気にしたものでした。

 特に、寒い冬のこの時期に入る風呂は格別で、冷え切った体を温めるお湯は、まるで天国にいる心地で、毎日の豊かささえ感じています。

                       

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最後の別れ

2023年01月18日 | 日記

 新型コロナの感染が初めて確認されてから3年が過ぎ、人口の約4分の1が感染者となり、死者は6万人をこえました。感染が報じられて3年間、町内では老人クラブの会員120名のうち14名が亡くなりました。

 この間に会員がコロナに感染して亡くなったかどうかは不明ですが、これらの人たちは帰って来ません。コロナは命を奪っただけでなく、家族との見舞いや最後の別れにも制約を課し、病室で遺体と対面できないことや、火葬場に入れないなどの例もあったようです。

 その後、遺体からの感染リスクは極めて低いと確認され、遺体を包む袋の使用を不要とするなど、緩和は進んだものの、コロナ感染ではない人も同じように、葬儀も参列する人も感染防止のため訃報を知りながら、参列を控えてきました。

 毎日のように、同じ公園でグランドゴルフの練習をした仲間の突然の死にも、最後の別れが出来なかったのです。基本的には亡くなった仲間も、感染した人と同じ対応になったのです。

 葬儀は「故人を見送る」「故人の死を知らせる」「親族との縁をつなぎ続ける」「愛情や友情、感謝」など、それぞれの思いを胸に集う儀式で、「生きること」は当たり前ではないということを実感でき、「命の大切さを知る」など、残された人にとっても重要な意味があると思うのです。

 高齢者は、コロナ感染だけでこの世を去るわけではないのです。それが、この3年間はコロナによって別れを邪魔されてきたのです。

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防ぐ意識

2023年01月17日 | 日記

 6,434人が犠牲になった阪神大震災はきょう、発生から28年を迎えました。戦後初めて大都市を襲った直下型地震の記憶と教訓をどの様に伝えるか、きょうは防災意識を保ち続けるか大切な一日です。

 そして、新型コロナウイルスの流行が始まってから3年が経過しました。日常における感染対策はすっかり生活の一部となり、私たちの生活は3年前と比べると、大きく変化しました。始めは不安で戸惑いも多い感染対策でしたが、長らく続いたことですっかり慣れてしまいました。

 マスク着用や手洗いは生活習慣として定着しましたが、三 密と言われる『 人と話すときは一定の 距離をとるようにして いる【密接回避】、 不特定多数の人が 密集する場所を避け ている【密集回避】、換気を心が ける 【密閉回避】 』は、やや意識の変化が生じてきたように思います。

 数回のワクチンを接種したことで重症となることが避けられ、若くて健康な体であれば感染しても症状は軽いことなどから、年代別にみると「人と話すときは一定の距離をとるようにしている」と いう“密接回避”の意識は、若い年代ほど低く、高齢になるほど高いようです。

 自分が 感染したら「重症になるかもしれない」「誰かにうつすかもしれない」と思うのは高齢者に多いようで、死者の数も多いようです。今後も引き続き、密集・密閉・ 密接という“三 密”の回避はすべての人が心がける必要があり、それが十分でない若年層に対しては特に行動を促す必要があると思われます。

 それにしても、テレビで放映される映像からは、感染が始まった頃とは大きな違いを見せ、イベントやスポーツ番組などでは、大幅に三 密から解放されてきたようです。

 しかし、今も自分が感染することに対する不安や、感染した場合の重症となるリスク・感染させる リスクを感じている人が多いことを忘れてはなりません。

 

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カレーライス

2023年01月15日 | グルメ

 日本のカレーは、明治の初めごろインド料理を元にイギリスを通じてもたらされた後に、日本で独自の発展を遂げ、とろみのあるカレースープに、肉や野菜などの具が豊富に入れられているのが特徴で、明治5年にはカレーライスの作り方を紹介した本も出版されたようです。

 私の大好きなカレーライス、基本の材料は玉ネギ、人参、ジャガイモ、豚肉、水、カレールー、ご飯ですが、少量のニンニク、ショウガを入れると一段とおいしく感じます。

 食材の中の「玉ネギ」は、和 洋 中 問わず、どんな料理にも欠かせない野菜で、焼いても煮ても生でも食べられ、オールマイティさが誰からも好かれ、血液がサラサラになり日々 欠かせない材料です。玉ねぎの皮は、採れたてのときは真っ白ですが、空気に触れていると茶色に変色し、剥き続けても種は出てきません、皮を食べるのです。

 玉ねぎは、火に掛けることで独特の甘さが増し、カレーには欠かせません。11月ごろに植え付け、春先から夏に収穫します。昨年は12月の後半に植え付け、夏頃収穫の予定です。収穫後はネットなどの入れ、常温で直射日光を避け、風通しの良い暗いところ、軒下などにぶら下げて保存します。冷蔵庫の野菜室は、湿度が高く玉ねぎの保存には不適切です。

 カレーライスに入れる人参ですが栽培経験がなく、今年は夏に種をまいて秋の終りに収穫したいと思っています。便利な常備菜で、人参を使ってさまざまなジャンルの料理をつくることができ、カレーライスもその一つです。

 カレーライスの材料、ホクホクとしたジャガイモの植え付けは、春に植えつけ夏に収穫するものと、夏に植え秋に収穫する品種があり、栽培期間が短いのが嬉しい作物です。デンプンが多く蓄えられる芋で、揚げたり、蒸したり、ゆでたり、煮込み料理などで用いられ、保存がきく野菜として扱われビタミンCやカリウムなどの豊富な栄養を含む食材です。

 今年もカレーライスのためにニンニク、ショウガの栽培を行う予定です。

 

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お平(おひら)

2023年01月13日 | グルメ

 冬の野菜、里芋、大根、人参、ごぼうなどの具材と糸昆布、干し椎タケ、油揚げ、コンニャク、豆腐、はんぺん、などを煮 干し、しょうゆ、少しの砂糖で味付けて、大鍋でゆっくり煮た「お平」は、私の住む町内の自宅で行われる「法事」の「お非時」に、ご飯、ミソ汁、煮豆、香の物と一緒に出てきました。

 「お平」は、「年とり膳」の中の一品として、愛知・豊根村など奥三河地方で年末年始に食べられる郷土料理と言われ、愛知県北設楽郡豊根村にある「道の駅 豊根 グリーンポート宮嶋」で食べられると、先日のNHK・名古屋が夕方の放送「まるっと!」で伝えていました。

 文化庁では、日本の多様な食文化の継承・振興するため、地域で世代をこえて受け継がれてきた食文化を、「100年フード」と名付け、「きしめん」などとともに「お平」も“愛知の食文化”として認定されました。

 私の住む町内にある晴天山・順正寺で報恩講が行われた際に出される「お非時」では、ご飯・みそ汁・飛竜頭(ひりょうず)の煮物・香のものが盛り付けてあり、「お平」も出ます。

 それぞれ「山」や「畑」の幸が食材に使われ、栄養価も高く、健康食として優れていると思います。

 

 

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鏡開きの日

2023年01月11日 | グルメ

 正月中はガス給湯器の故障で、自宅の風呂へは入れず銭湯 通いが続きました。13日には新たな器具の設置が完了の予定ですが、こんな正月は初めてでした。

 きょう11日は、鏡餅を開く「鏡開き」の日です。餅を切る、封を切るという「刃物で切る」という言葉は、武家社会の風習だったもので、切腹を連想させるため、「切る」という言葉をさけて、「開く」という縁起の良い言葉を使っています。樽酒(たるざけ)のフタを割って開けることも「鏡開き」といいます。

 硬くなった餅を刃物で切る、樽酒の「封を切る」、たしかに餅を割る、フタを割るのですが、「切る」「割る」では縁起が悪く聞えます。鏡餅や樽酒のフタを「開く」と呼ぶ方が「運が開く」という意味を込め、良いと考えたからでしょう。

 鏡餅は焼いたり煮たりして食べ、醤油(しょうゆ)や砂糖、塩などを用いて味を付けますが、おいしく食べるには塩加減が大切です。一般に、料理の味加減を調えることを「塩梅(あんばい)」と言います。 

 塩には、殺菌作用があるので、相撲取りが取り組み前に塩をまくのは、土俵を清めるためだそうです。昔から神前で相撲を取るのは、農作物や豊漁を占うための神聖な儀式だったそうで、塩をまいて力士の安全を願うのに役立てていると言われています。

 今年の初場所も、照ノ富士が休場で横綱が不在の場所、貴景勝が1人 大関の重責を担って期待され、関脇4人、小結4人、前頭の力士には力の差を感じさせなく、優勝は混戦模様で見るには楽しみです。

 新しい給湯器が設置されたら、「湯を出す」のではなく「湯を開き」「塩で清め」なくては・・・・。

 

 

 

 

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二日酔い

2023年01月09日 | グルメ

 厚生労働省が推進する国民の健康 づくり運動「健康日本21(第二次)」によると、「節度のある適度な飲酒量」は、1日平均純アルコール、男性で約40グラム程度、女性で約20グラム程度、つまり日本酒では1~2合、ビールなら中瓶1~2本であるとされています。

 適当な飲酒量を理解していても、その日の体調やコンディションによって、お酒の回り具合が左右されます。同じ飲酒量でも、飲み方によって酔いが早く回ってしまうものです。

 ついつい毎日のように飲み過ぎるなど、「迎え酒」が習慣になると、アルコール依存のリスクは高まります。二日酔いの対策はさまざまな方法がありますが、本気で避けたいなら、飲酒量を減らすことが先決です。

 最も避けたいのは「迎え酒」で、一時的に感覚がマヒして頭痛や吐き気などのつらい症状を感じにくくなりますが、深みにはまると自分の意志だけでは抜け出せなくなるようです。

 お酒は、空腹の状態で飲んだり一気 飲みをしたりせず、肝臓でアルコールの分解が追いつく程度で、血中アルコール濃度が急速に上がらないよう、食べ物と一緒にゆっくり味わって、とりあえずビールなどの、一気に飲むことも極力控えましょう。

 空腹時は、チーズなどの乳製品や、豆腐や枝豆、肉、魚などのタンパク質、飲酒中は野菜を一緒に摂取すると、アルコールによって失われがちなビタミンやミネラル類を補給でき、肝臓のアルコール分解力を高める効果が期待できます。

 おいしい食事に楽しい会話などで、「知らず知らずのうちに酔っ払ってしまう」など、いつも反省していますが、飲み過ぎた場合は、ゆっくりスポーツドリンクなどを摂取し、汗や排尿により血中のアルコール濃度を下げる方法が良く、時間との勝負です。そして、急な運動やサウナで汗をかくのは危険です。「要は自分の適量と体調を考えて、楽しくお酒を飲むことです」・・・と、自分に向かって言ってます。

 

 

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運が向く?

2023年01月07日 | 日記

 運が良い(幸運)とは可能性のないことを、偶然 可能になったことなどを言います。反対に運が悪い(不運)とは、楽しみにしていた旅行の日に風邪で熱が出て、行けなくなってしまうことなど、思いもよらないことを言います。

 運が良いことを「運が付く」とか「運が向く」などといい、物事をポジティブに考えます。運が付くようにと、非科学的と言われようが何であろうが、昨日は熱田神宮へ友人3人で御参りしてきました。熱田神宮の神様も、後期高齢者3人に「幸運」を頼られ、悩んだかもしれません。

 昨日から運が付いてきた予感がします。うまくいくときには何をしても良い結果となるものです。「運」は生まれたときから定まっているなどと言われたこともありましたが、たぶんお参りしたので「運」が付いた気がするのでしょう。

 一方、「運の尽き」などと、運が悪いとネガティブに考えることもあります。買っても、買っても当たらない宝くじなど・・・。でも買ってなければ絶対に当たらないことも確かで、買えることは生きている証しで喜ばねば・・・・。

 幸運を引き寄せるには、細かいことをあまり気にせずに何とかなるだろうと気楽に構えていたほうが、受けるダメージも少なく、ちょっとしたことで幸運を感じやすくなります。

 また、良い人間関係を保ち、人とのコミュニケーションで幸せホルモンと言われるセロトニンや、やる気を促すドーパミン、愛情を感じられるオキシトシン、心身をリラックスするエンドルフィンなど、脳内物質を促進させることでしょう。

 「熱田神宮」の神様、どうぞ幸運を見守ってください。

 

 

 

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