定年後の人生に花咲かせよう!

明日を生きるために きょう1日を大切にする 青春を忘れない

この世の終わりは

2024年01月31日 | 日記

 きょうで1月は終わりで 明日から2月が始まります。能登半島で地震が起きて早や1カ月が経過し、報道によって被害の規模が明らかになるにつれ、その大きさに驚いています。震度7の経験はありませんが、過去に震度5で「この世が終わりか」と思ったことがあります。

 簡単に「この世の終わり」はないと思いますが、人はいつか「この世にさようなら」をしなければなりません。生きているうちに身辺整理など円滑に行えるようにして、去って逝く必要がありますが、「終活」という造語の裏には、ブームを作り出して利益を得ようとしている組織や人の影が見え隠れし、「金額」と「しきたり」や「世間体」ばかりが強調され、「簡単には死ぬものか」という気持ちが湧いてきます。

 2019年、新型コロナウイルスの感染が拡大して、通夜や告別式など宗教儀式をしないで、近親者や友人など、限られた関係者によって火葬のみ行う「直葬」あるいは「家族葬」が多くなり、人によっては「密葬」とし、後に「本葬」や「しのぶ会」を行い、先輩・知り合い・友人または その親が亡くなったと知らせを受けたとき、戸惑いを感じて来ました。

       

 ウイルス感染の扱いが5類になって、家族葬でなく普通?に葬儀が行われるようになっても、退社してから何年も経過すれば、葬儀で弔問に訪れる人は少なくなり、年賀状を出す頃に喪中の知らせが届いて、半年以上も過ぎてから死を知ることがあります。

 人はどの時代でも必ず死にます。しかも高齢者が増えているので、「派手な終活ブーム」にのる必要はありません。立派な社葬がある反面、地味で小規模な家族葬・直葬も増えました。二極化が進み、葬儀も経済情勢で変化したと思います。

 自分の最後を思うとき、あらかじめ生き残るであろう人々と話し合って、文書などで残しておくことも必要でしょう。また、「認知症」で行方不明にならない様にしたいものです。

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大相撲テレビ観戦

2024年01月29日 | 日記

 昨日は午前中、市内イズモ殿で行われた義兄の法事(1周忌)に参列した後、午後から大相撲初場所千秋楽をテレビで観戦しました。横綱・照ノ富士と関脇・琴の若が12勝2敗の同星で優勝決定戦の結果、照ノ富士が9回目の優勝を果たしました。

 大関・貴景勝が休場、高安、北勝富士、朝の山、北青鵬、豊昇龍、碧山など休場が続く中で、大の里、尊富士など若手の活躍が目立ち、先場所休場から順調に勝ち星を伸ばした照ノ富士の優勝、さすが横綱と思う活躍でした。

 勝ち越しが昇進に影響する実力の大相撲、序の口から横綱までのランクを上げるのは、とにかく勝ち続けなければなりません。日本の伝統文化を継承するスポーツ、日本の大相撲には魅力があります。

 大相撲では、今でも髷(まげ)を結った力士が登場しますが、近世史の研究が進んだ結果、私が幼いころに学んだ「士 農 工 商」という身分制度は、2000年には”不快語”として教科書から消えたようです。

 実際は、全人口の10%にも満たない武士や公家などと、村に住む百姓85%、街に住む町民5%、そして差別された人々が1.5%程だったそうで、農民は「百姓」と呼んで、「武士:百姓・町人など」と言う概念が近かったとのこと。

「百」という言葉は「多くのもの,種々のもの」を意味し、もともとは「一般の人々」ということだったようです。したがって力士は百姓の内かも・・・・。

 武士の支配階級はその通りで、百姓や町人の関係にあっては、農工商の間に上下関係はなかったようで、どうやら「身分」ではなく「職業区分」として、それぞれが対等の立場で暮らしていたようです。

 大相撲で勝負の決定には、行司の目と土俵下の審判員、さらにビデオで録画して詳細をチェックして決めています。他のスポーツでは録画を「チャレンジ」という言葉を用いて判定するようになりました。

 判定には当事者だけでなく、観客へも不服が生じないように配慮した方法で、勝ち越しに人生が掛かっている大相撲の世界、テレビ観客の私はドキド・ハラハラするのを楽しみに、次回3月10日(日)からの大阪場所を楽しみにしているところです。

      写真:中日新聞2024年1月30日朝刊から

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梅花は春に寿ぐ

2024年01月26日 | 仕事

 きょうは愛知県の主催で、中高年事業団やまて企業組合名古屋支店が受託した「高齢者就職面接会」が小牧市で開催され、今年度「中高年者再就職支援セミナー」の講師を勤めた私が、高齢者就職希望者の相談コーナーを担当します。

 春になると最初に咲く庭の梅の花を「春されば まず咲くやどの梅の 花 ひとり 見つつや春日暮らさむ」と、『万葉集』巻五に収録されている大伴旅人が歌ったと言われ、春になると最初に咲く庭の梅の花を、眺めながら過ごすのは、春の日を楽しむ素晴らしい方法の一つです。

                                     

                                        写真: 梅の花のつぼみ  自宅にて  2024.1.25 撮影

 木枯らしの吹く厳しい冬の季節に梅の花はツボミでいても、春が来れば必ず花が咲きます。人生  第4コーナを回り、残りわずかになっても、春が来れば花が咲くように望めば必ず再就職はできます。

 それには、健康であること、生きがいを持つこと、自分や家族が納得する仕事の条件が必要ですが、100%満足できる就職先を見つけるのはなかなか困難です。多少のリスクは覚悟しなければなりません。働くことで、三大 不安(貧困・孤独・病気)が解消できれば“良”としましょう。

 能登で震災に遭った人々も、厳しい冬を耐えしのんで頑張っています。やがて春になると咲く梅の花のように、再起には時とやる気と忍耐が必要です。

 

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人の一生は

2024年01月24日 | 日記

 新型コロナウイルスの感染対策の最中に1歳年上の義兄が亡くなって、28日には1周忌の法要が岡崎市内で営まれます。学校長を務めていた頃の元気な姿を思い出します。

 「人間五十年、下天のうちを比ぶれば、夢幻のごとくなり・・・ひとたび 生を得て 滅せぬもののあるべきか」と、織田信長は、桶狭間の戦いの折、今川軍が鷲津・丸根の砦に攻めかかった事を聞くと、一節、謡ながら舞うと、猛然と出陣したといいます。

 この詩は、人生のはかなさや世の無常を謡うものですが、信長の場合は「死を覚悟」とは思えなく、どうせ人生は五十年しかなく、死ぬ気になって、力いっぱい戦おうと、勇ましい感情を込めて謡ったのではないでしょうか。

   信長は、長寿であろうとも、いつかは死を迎え、死はすべての生命に平等に与えられ、長生きをしても、いくら栄華を誇っても、それはただ生きているというだけでは、きわめて空しい生き方であって、いかに生きるかが大切であると謡ったものでしょう。

 信長の時代と、現代では低カロリーの摂食をすることによって、平均寿命と最長寿命を延ばすことが可能だとか、新陳代謝を減少させ、ゲノム(遺伝子配列)の不安定性を減少させれば寿命の延長が可能だと言われています。

 しかし、人はどの様な手を尽くしても、やがて別れがあります。人生 長生きしても、天上世界の時の流れと比較すれば、夢や幻のようなもの、命 あるものはすべて 滅び去ります。生きている間に、悔いの残らない生き方をしたいものです。

                                           

 

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日本の食文化 Ⅲ

2024年01月23日 | グルメ

 「和食」といえば、一般的な日本の家庭料理を含めた食の全般を言いますが、一方、日本料理といえば、高度な伝統技術を使った料理を指します。ユネスコは、日本の伝統的な懐石料理や会席料理、郷土料理を「和食(日本料理)」として無形文化遺産に登録しました。

                       

 日本が世界の中でも長寿国なのは、食生活にその一因があるといわれ、季節感や新鮮な素材の持ち味にこだわったヘルシーな「日本食」のメニューに、洋食や中華が見直されようとしています。

 海に囲まれた島国の日本は、魚介類など海産物が豊富なことも料理の特長で、カツオや昆布の出汁、調味料として「しょうゆ」や「みそ」が欠かせません。和食の代表的なものに、おすし、お吸い物、刺身、焼き魚、煮魚、天ぷらなどの揚げ物、うどん、そばなどがあり、さらに、すき焼き、うな丼、牛丼は和食として理解できますが、「豚カツ」も和食だというのに驚きでした。

 日本人は諸外国の、特に西洋・中華の「食」を長い年月を掛けて、独自の食文化へと変化させてきました。私の好きな「ラーメン」や「カレーライス」も、そうではないかと思います。和食文化の中でも、意外でしたのが「肉じゃが」で、味付けに しょうゆ、出汁、みりんを使うことから比較的新しい「和食の部類」だそうです。

 インスタントラーメンを食べた残りの汁に生卵を入れてかき混ぜ、電子レンジ3分「チーン」とすれば、簡単で、しかも美味しい「茶わん蒸し」の出来上がりです。これも「和食」の一品?  ぜひお試しを・・・・

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同義語

2024年01月21日 | グルメ

 カレーライスの好きな私は、月に何回も食べます。小学校の給食でカレーライスが出ていた頃は、「ライス カレー」と呼んでいたように思います。カレーが容器などに入れられてご飯とは別々に出てくるものを「カレーライスと呼ぶ」と教えられていました。

 1963年(昭和38年)ころから「ヒデキ感激!」で有名なバーモンドカレーが出て、1968年(昭和43年)レトルトカレーが出回るようになって、今ではどちらも「カレーライス」と呼ぶのが主流です。

 酒のツマミに魚の刺身が好きですが、「お造り」とも言い、大判焼きは今川焼、あしたと明日(みょうにち) 、書物と本、やまいと病気、登山と山登りなど、発音や表記は違いますが、これらは同じ意味や物を言います。

 令和6年元日、石川県能登地方を襲ったマグニチュード7.6の大地震は、阪神・淡路大震災以上の地震の規模で、震度は最大の揺れ「7」が起きました。Magnitude7.6と震度(a seismic scale)7は、同じ地震の規模を表していますが、実は別物です。

 かつて、お酒を飲む席で、同業者の方から私のことを「お酒が強いと聞いていますが・・・」と言われ、驚いて「強い」と「好き」は別物です。私は好きな方で、日本酒をよく飲むので勘違いでしょう、「日本酒は好きですが、決して強くはありません」と答えておきました。

                       

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隠したがるもの

2024年01月19日 | 日記

 この地方の気象は木曜日に雨が多い気がするのです。気のせいでしょうか・・・・。統計をとったわけではありません、科学的な根拠はないと思います・・・・。それでも、何故か気がかりでなりません・・・・・。

 朝、電車の中で急いで化粧をする女性、人工のまつ毛を付けて 見る みるうちに変化していき、素顔と化粧した後の両方の顔を見ることになり、何で素顔のままではいけないのか、男は化粧をしないのに何で女性だけが化粧をするのでしょう。いや、男性もヒゲをそったり、調髪したり、服装にも気を使います。

 「人は見かけによる」と言いますから、見せたくないところは化粧で隠し、常に美しくプライバシーを保ち、周囲の人とは気持ちよく過ごしたい気持ちの表れでしょう。

 17日政府は、経済 安全上の 国家機密や極秘情報を扱う有識者に対して、情報を漏らした場合の罰則を「特定機密保護法と同じ水準」にする意向を示したようです。主には軍事転用が可能な技術などが国外流失するのを防ぐのが目的のようです。

 国家として、隠しておきたい機密や極秘情報、扱うには申請に基づいて経歴などから審査を受けた有資格者ですが、刻々と進化する技術に境目が難しいと思います。罰則ができることを意識して扱ってほしいものです。

 男も女もそれぞれ、化粧し自分の素顔を隠そうとしています。人の心はオゾマシイもの、汚いもの、人として規範から程遠い醜い自分が存在し、隠したいと願いつつ日々を暮らしているのかもしれません。

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新しい交通手段

2024年01月17日 | 日記

 自動車の運転免許を取得したのは昭和30年代で、学業の最中でしたから随分古い話です。当時は小型四輪自動車免許が普通自動車免許に変ったばかりで、当時の運転免許試験場で用いられた乗用車は、ドアが観音開きのトヨペットクラウンで、速度に応じてギヤ(変速機)を手で切り替え、エンジンの回転速度を音で聴きながら運転したものでした。

 時代はやがて、トルコン(torque converter)の自動車が出て、さらにAT(automatic transmission)へと発達し、現在市販されている乗用車の多くは、わずらわしいギアの切り替えを手でしなくても済み、音も静かになりました。 

 時代はさらに進み、化石燃料を使って走るエンジン自動車から、蓄電モーターで走る自動車へ変化しつつあります。製造するのに部品数の少ない電気自動車は、自動車産業界へ大きな影響を及ぼしそうです。
 
 海外の大手自動車メーカーは電気自動車:EV(electric vehicle)へのシフトを進めています。ヨーロッパ各国では脱ガソリン車・ディーゼル車に向けた目標を掲げ、2030年と、そんなに遠くない将来、ガソリン車・ディーゼル車の割合を半分以下とするなど、電動自動車が主力となることが見込まれています。
 
 磁力を応用して走るリニア新幹線も建設が進み、化石燃料を用いない航空機など、「新たな交通手段」が現れる年になることを期待したいと思います。

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文字や言葉の力

2024年01月15日 | 日記

 日本語を話すには、言葉使いが難しいと言われ、同じ言葉でも全く違う意味にとれる言葉や漢字の使い方があり、苦労した経験があります。

 自分の思いや考えを伝えたつもりでも、相手に届かず「何を言っているのか分からない」と、内容が伝わらなければ、助けてほしくても助かりません。

                     

 文章力が高い人は、ビジネスの面でも成功者が多いと言われています。ビジネスで評価される文章は、5W3Hに基づいて整理された、正確に伝わりやすい文章だと言われます。

「文字の力」はやがて「文章の力」となり、社会を動かすほどの「力」になり得ることは周知の通りです。 使い方を間違えないようにしなければなりません。伝えるべき情報を正確かつ客観的に伝われば、仕事がスムーズに進行し生産性の向上につながります。

 文字は、絵や記号の様なものから、やがて文字として発達して来ましたが、読み方、つまり声の高さや長さ、抑揚については、現代の様な音声記録装置があるわけではないので正確に残しておらず、盛んに研究がなされているようです。

 ところが、「文字の力」「文章の力」に加えて新聞、テレビ、雑誌、さらにインターネットの様に絵や記号に変る「写真の力」、なかでも「動画の力」が加わり、社会を大きく動かすようになりました。

  私も適当な(いい加減な・・・良い加減でなく)写真や文字、文章でブログを書き続けていますが、お読みくださって「違っているぞ・ここは変だ」と、思われたかもしれません。それでも「失敗を恐れず・メゲズに」自分らしい表現で、きっちり伝わるよう努力していこうと思っています。

豊川稲荷・本堂 正面(上・2)と側面(下)2024年1月14日 11時05分撮影

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居酒屋とタクシー

2024年01月13日 | 日記

 コロナ禍の最中は、居酒屋でチョイと一パイ 飲むということができず、「家 飲み」に慣れてしまいました。今は感染症も5類に変って気軽に居酒屋で飲めるようになり、飲む機会も増えました。

 赤提灯(あかちょうちん)のある憩いの場所「居酒屋」の店構えは和風が多く、料理の種類も豊富で、ビールや焼酎、日本酒などがそろっていて、気軽に飲ませる店が多いのです。

 寒いときには日本酒の熱かんが良く売れています。しかし「日本酒の味は、冷やかヌル燗でなけりゃ」と、玄人の様な顔して注文し、コップに山盛り・テンコ盛りで、受皿まで一杯の酒を、首を前に突き出して口をタコの様にして飲む姿は、決して行儀・作法が良いとはいえません。

 一人で入っても店主との会話が出来、楽しめるのが「居酒屋」の特徴で、広く大きな店舗で大型チェーン店が経営する「居酒屋」は、団体客向けが多く、それなりに工夫されていて、特長を持っている店が多いのです。

 さて、飲んで帰ると最寄りの美合駅から自宅までタクシーを利用しますが、昨年秋から「かもめタクシー」の会社が営業を止めてしまい、暗い夜道を何度か徒歩で帰宅しました。どうやらタクシーの運転手 不足が原因のようです。代わりに「名鉄岡崎タクシー」が走っていますが、台数が少なく今までの様にはいきません。

 こうなると、再び「家 飲み」が始まり、今夜のツマは近くのスーパーで調達することになりそうです。

           自宅から見えた夕陽:2024年1月12日 夕方5時00分 撮影

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人生・一休みも必要

2024年01月11日 | 日記

 今年、東京の小学校を卒業する孫がいて、中学へ進学の受験勉強中だとか、「えッ!」と、驚きの声が出そうになったのは昨年の夏のことでした。確かに私の時代でも地域の中学校ではなく、愛知学芸大(現在:愛知教育大)の付属中学へ進学する人もいました。しかし、ごく少数でした。

 東京都教育委員会の報告書によれば、都内の私立中学校への進学者は18.4%だといい、子ども一人当たりの教育費は上昇を続け、「より質のいい教育を受けさせたい」という親の思いから、中学受験ブームが起きているようです。しかし、その思いは景気の動向に左右されやすく、経済的に公立か私立かの選択を迫られることはあるようです。

 東京都内の私立中学進学率は18.4%に対して、東京23区内の進学率は23.5%と、都の平均を約5ポイント上回り、23区内の方が多いようです。

 3月には中学や高校を卒業して、次のステップが待ち構えています。ちょうど階段を上って踊り場に立っているような時期ではないでしょうか。

 人の生きざまを考えてみると、誕生、入学、進学・卒業、就職、結婚、出産、育児、転勤、昇進・昇格、定年、退職・再就職、老後、死などと、まるで階段を上り下りするように思うことがあります。そして、この順番で行くしかなく、この逆はないのが人生でしょう。

 階段を上ると心拍数が上昇、心臓が踊るようになり階段の途中で休むために平らなスペースを設ける必要があり、人生の階段も「踊り場」が必要ではないでしょうか。

 その「踊り場」は、長く広い人もいるし、短く狭い人もいるでしょう。人それぞれの平らなスペースで、気分を変えてみてはどうでしょうか。

 「踊り場」をどの様に使うか、使い方によって次のステップで生きるのでは・・・・。

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この冬は

2024年01月09日 | 日記

 能登半島地震で被災した人の情報が新聞やテレビ・ラジオで伝えられと、どの様に協力できるかを考えます。良かれと思って行動したことが逆になっては困ります。被災地への配慮が大切です。

 例えば、被災地の観光地はコロナ禍で客が減って、やっとの思いで戻りつつある中での震災です。客を迎え入れるにはインフラ整備が急務でしょう。

   東日本大震災では、民間賃貸住宅を応急仮設住宅として借り上げ、被災者の仮住まいとして提供する取組みがかつてない規模で実施されました。地方自治体も早急に被災者への仮住まいとして提供する取組みが望まれます。

 被災地は戦後、私が経験したように、現在と比べて不都合な生活ばかりが強いられそうです。一番大切なことは健康管理で、冬の寒さとの戦いではないでしょうか。

 終戦当時、住居を失った私の一家は、電気器具はラジオと電灯のみ、アイロンや掃除機、クーラーなどはなく、井戸水は簡易ポンプでくみ、風呂は薪(たきぎ)を燃し、炊事は消し炭を使って行い、洗濯は板とタライが活躍していました。

住む家は補修に補修を重ね、建て直しやリホームなど考えることすらしませんでした。今で言う「さとり世代」だったと思います。仮住まいは覚悟と忍耐が求められます。

 家康の遺訓、「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。不自由を常と思えば不足なし。・・・(中略)・・・おのれを責めて人をせむるな。及ばざるは過ぎたるよりまされり。」ではないかと耐えて暮らしてきました・・・・・。

 今までの暮らしへ戻せるのは、我慢・忍耐と努力が必要でしょう。一時も早い復興を祈ります。

                                       

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給与が物価を上回るか

2024年01月07日 | 政治

 太平洋側から山岳地帯を経て日本海側へ抜ける変化に富んだ自然、まち、食、文化を体験する観光コースを「Dragon Course(昇龍道の観光コース)」と言い、能登半島を頭とする龍(りゅう)が、この地方最大の都市、名古屋から天に昇っていく様子に見立てています。

 日本列島のまんなかを南北に横断するコースで、名泉の下呂温泉や和倉温泉を楽しみつつ、祭り・山車からくり、刀鍛冶、金箔(きんぱく)工芸など、伝統文化を感じながら旅をするというものです。

 ところが、辰年(たつどし)元日から石川県が震度7「能登半島地震」に見舞われ、Dragon Courseの龍の頭が突如として震災に遭い、当面 観光どころではなくなりました。しかし、このルートの観光産業は欠かせなく、復興するための戦いが始まりました。

 令和になって最大の災害が発生し、30年間続いたコストカット、消費経済から、物価上昇を上回る給与所得増と、成長の好循環を唱える岸田首相は、どの様な手立てを考えているのでしょうか・・・・。

 日本では労働移動型雇用ではなく、正社員や、役所の職員などには月例給与の他に退職金やボーナスなど、福利厚生のような制度が付随していて、諸外国と比べて根本的な給与に関する考え方が異なり、派遣労働など非正規雇用者を企業は安く便利に使っていて、はたして物価上昇を上回る給与所得になるのでしょうか・・・・・。

熱田神宮・東門 1月5日 撮影 「給料も神頼みか?」

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初詣・年の初めに

2024年01月05日 | 日記

 「子(ね)」から始まる十二支の5番目が「辰(たつ)」で、「辰の刻」は午前8時を中心とする前後2時間(午前7時~9時)をいい、「辰の方角」といえば東南東を指します。辰年の動物は龍(りゅう)で、権力や隆盛の象徴として言い伝えられています。

 人口減少と高齢者が増えることにともなって、働く意欲のある高齢者に、どの様な仕事が提供できるかは、差し迫った課題だと思うのです。

 定年を迎えた「管理職」は、再就職をしようにも現場から離れた期間が長く、不安ばかりを抱えて再就職のセミナーを受講しに来ています。「何とかせねば」と思いが深まるばかりですが、何せ再就職は「やる気と情報量」で、情報を集めるのは、人の話をよく聴くことでしょう。

 とはいっても、経済状況や周囲の環境によってチャンスが巡ってくる場合もあり、運が良い(幸運)こともあります。運が良いことを「運が付く」とか「運が向く」などといい、物事をポジティブに考えます。運が付くようにと、非科学的と言われようが何であろうが、今日は熱田神宮へ友人と御参りすることとしました。

 セミナー受講者には、早めに再就職ができるよう「幸運」を祈りたいと思います。熱田神宮の神様も、「うまくいくときには何をしても良い結果となるものだ」と言われるかもしれませんが、「神頼み」という人もいるかもしれません。

  幸運を引き寄せるには、細かいことをあまり気にせずに努力して、気楽に構えていたほうが、受けるダメージも少なく、新たな挑戦ができることに幸せを感じたいものです。

  写真:熱田神宮 2024年1月5日 12時15分撮影

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年初に何ということに・・

2024年01月03日 | 日記

 元日の夕方、孫たちとボールで遊びをしようと遊園地へ向かう途中、突然スマホが大声で「地震です! 地震です!」と鳴り出しました。石川県で震度5(後に震度7)、大津波警報が出されたとのことでした。

 その後、今朝2時頃 再び震度5強、元日から3日間に何度も震度3程度の地震があったと報じられています。

 そして、昨夜は息子や孫たちと飲食店で食事をしている最中に、店内のテレビ画面は日本航空機と海上保安庁の航空機が衝突事故を起こしたとのことで、その模様が映し出され、猛烈な勢いで機体が燃えるのを見ました。正月から何という事故・災害でしょう。遭遇された方々へ お見舞いを申し上げます。

 新しい年を迎え、毎年のことながら身も心も引き締まる思いですが、自然災害や交通事故など、注意はしていても突然やって来ます。

 世の産業構造が変化し、外国産業(特に巨大中国)の存在が気になるところです。ロシアやウクライナ、ハマスとパレスチナの争いも、さらに気がかりです。日本も対応を誤れば二度と戦争にはならないまでも、職を失う人々が出かねないことを思うと、友好を訴えているだけでは済まされない気もします。

 新しい年は、龍(りゅう)のごとく想像以上に暴れ回る年になるのかも・・・・。

          

               昨夜の羽田空港・日航機が着陸した様子、(産経新聞の写真をインターネットから借用)

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