定年後の人生に花咲かせよう!

明日を生きるために きょう1日を大切にする 青春を忘れない

あやしい平均年齢の表現、思い込み

2025年02月11日 | 日記

 日本人の平均年齢は2011年の調査では、44.9歳だったのが、2024年では47.7歳で、県別での平均年齢では、東京都が45.2歳(人口約1400万人)、愛知県は45.8歳(人口約750万人)、秋田県は53.1歳(人口約90万人)でした。

 昨年2024年の日本人平均寿命は、男性81,09歳、女性87.14歳でした。90歳で生存する人の率は男性26.0%、女性50.1%で、1980年は、男性9.4%、女性21.2歳だったそうです。また、75歳の平均余命は男性12年、女性16年だとか・・・・。

 寿命や年齢を語るとき、平均値が用いられますが、明治20年頃は人生40年、昭和20年代では人生50年と言われ、現在では人生80年時代と言われるようになりました。

 当然のごとく、昔は乳幼児の死亡率が高く、現代では結婚しない人や出産しない人が増えて、平均では人生を語れません。例えば、人口が30万人の市があったとします。そこで20万人が80歳で死に、10万人のゼロ歳児が死んだとします、この市の平均寿命は53、6歳と表現しても何の意味もないのでは・・・。

 私が住む町内の墓場に行けば、明治や大正時代に享年70歳代、80歳代の墓は幾つもあります。昔の人は短命な人生を送っていたとは思われず、平均値で考えるべきではないでしょう。

                                                   

 

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目は口ほどにものを言い(目の表情や動きは人の心や考えを表現します)

2025年02月03日 | 日記

 二十四節気での暦を調整するために、2021~2057年の期間では、4年ごとに節分の日が2月2日、今年はきょう午後11時10分が「立春」です。来月は学業を終えて卒業する人たちが、一斉に社会人となって巣立っていきます。

 新たな職場で、人間関係を構築するには第一印象も大切で、「目は口ほどにものを言う」とよく言いますが、目は心の窓、または心の鏡とも言います。就職の面接試験でも指導を受けたと思いますが、最も大切な事は、相手の目を見て話す事であり、相手の眼鏡にかなうことと、自らも目を肥やし、目が利かねばなりません。

 昨年夏には、両目の白内障手術と、左目の硝子体手術を受け、今まで毎日のごとく中国から風に乗って来る「黄沙」が目の前を飛んでいるような状態から、術後はスッキリ見えるようになり、まるで生まれ変わって別世界へ来た様な変化に驚きました。

          

 目に関しての言葉に、「目が肥える」「目がない」「目から鼻へ抜ける」「目星をつける」「目をかける」「目を丸くする」「目を凝らす」「目もくれない」」「目を細める」「めじろ押し」など、数多くあります。

 また、「目を疑う」「目を奪う」「目の毒」「目を盗む」「目に余る」「目の上のこぶ」「目をむく」「目から入って耳から抜ける」など、あまり良いことには使わない言葉もあります。

 「目には目を、歯には歯を」という言葉もありますが、ハンムラビ法典にあって、「やられたらやり返せ」というよりは「罪を犯したら同じことが自分に返ってくる」との教えのようです。

 本物を見分ける「目利き」は、相手の真意・真実や偽りを見分けることにあります。しかし、姿を目で見ることができないネット・ウイルスの正体やコロナ・ウイルス、インフルエンザ・ウイルスには困ります。それでも手を尽くせば「目途がつく」ものです。

 

 

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「さようなら・・・」

2025年01月28日 | 日記

 SМAPの元リーダー中居正広さん(52)に、フジテレビ関係者の女性との間で生じたトラブルが発覚し、9,000万円の解決金という金銭問題に留まらず、芸能界を「さようなら」と、引退する報道も・・・。

 今回のスキャンダルを隠ぺいしたことで、テレビ業界全体に大きな波紋が広がり、フジテレビの経営に大きく影響を及ぼしそうです。

 この時期、国会では来年度の予算案が審議されていますが、過去の高度経済成長に伴って、国も地方自治体も 借金で箱物と言われる公共施設を増やし、国債発行によって度肝を抜くほどの借金を残しました。これらは簡単に「さようなら・・・」とは、できないようで・・・。

 人口が減り始めると箱物の維持が困難になり、役割を終える施設が増え、財政難に悩む自治体は多く、解体費が捻出できず放置される施設もあるとか、石破総理は「地方創生」と叫んでいますが、地方の人口が減れば、住民サービスも減るばかりです。

 競争の激しい民間企業であれば、事業の撤退が遅れると企業本体の倒産につながる恐れがあり、速やかに判断・行動する勇気が求められるのは経営の常識です。

 「新たな事を始めるのは都会で・・・」と、地方へ行けば若者は都会へと移り住み、「空き家」が増えています。解体すべき家屋が放置されたままで残り、地方からの脱出で「さようなら・・・」をする人が増え、これでは総理が「地方創生」と、「叫んでも 応える 人は居ぬ」なのでは・・・。

          

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刃物による無差別な殺傷事件

2025年01月26日 | 日記

 昨年暮れに北州市小倉南区の「マクドナルド322徳力店」で起きた死傷事件や、今月22日には長野駅前で男女3人が、刃物で刺されて死傷した事件など、目撃者の情報は報道によると、犯人は無言で次々と刺したとみられ、無差別殺人は凶悪な犯罪であり,決して許されない行為です。

 長野駅前での犯人は、今のところまだ 捕まっていない様子です。加害者の多くは「生い立ち」や「生活状況」などと深い関わりがあると言います。無差別殺人犯の心理や動機,生い立ちについては、家庭での虐待やいじめ,周囲の環境や人間関係にも恵まれずに育ち,不遇な生い立ちで大人になって、生活の貧困や社会的に孤立している人が多いと言います。

 怒りや恨みなどの明確な動機がない殺人事件のニュースが流れるたびに、重苦しい気持ちです。「人を殺してみたかった」とか「人を殺したい欲求があった」「殺人の体験をしてみたかった」など、ひずんでしまった気持ちを抑えきれなかったのは、いったい何だったろうかと疑問だらけです。

                                         

 法律を厳罰にしても事件の再発防止につながるかどうか疑問です。もちろん被害者家族の心情を思えば、厳罰にせざるをえないでしょうが、その前に打つ手はなかったかと思うのです。

 加害者へは、精神鑑定がなされ早期の教育支援が必要な場合は、「特別支援教育」が行われることですが、それでも、なお起きる殺人事件は、生き方に迷った末の破滅願望や自暴自棄、過激な思想に走る加害者を「いったい、どの様にすればよいのか」考えさせるものです。

 加害者を目撃した場合は、直ぐの身の安全を確保した上で、加害者を刺激しないように、大勢の人に知ってもらう状況をつくって、加害者から離れることだと言います。

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阪神淡路大震災を思い出す

2025年01月20日 | 日記

 1月17日が来ると阪神大震災を思い出します。その日は大阪に住み神戸で仕事をしていた長男の安否が気がかりで、ニュースが流れるたびに被害に遭遇していないか心配していました。

 災害が起きて、救出するに72時間が生命の分岐点だと言われ、最低3日間の食べ物、燃料、衣服は必要、特に冬場の震災では防寒が求められ、都会ではマグニチュード7程度が起きると、職場から帰宅することができない人が数多く出ると予想され、道路は救急車や消防車が走れなくなると思います。

 あれから30年、日本のどこに住もうが地震の被害に遭うことは想定され、自然の猛威をくい止めることは困難です。大震災の経験と教訓を忘れないよう、地域や世代をこえて伝え続け、次の大災害に備えなければなりません。

 東日本大震災で学んだことですが、海上を震源とする場合は津波が来ることの怖さです。山あい地域に住んでいる場合でも、山崩れによって直接生ずる土石流、大量の土砂・岩片を含んだ濁流が渓岸・山腹を押し削って流動する「山津波」があります。

 非常時には、常時使用している物の他に、カセットコンロと燃料ボンベ、保存食(米・パン・非常食セット)、トイレ用凝固剤、充電器、手動発電ラジオ・LEDのライト、シャンプー、飲料水、医薬品、簡易食器、履物、毛布、下着、洗面用具、工具類など、あらかじめ用意したいものです。

 寺田寅彦の名言「天災は忘れたころにやってくる」を改めてかみしめたいと思います。 震災に、「心の備蓄」も必要だと思います。

                       

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友と語る米寿を目指す前には・・・・

2025年01月09日 | 日記

 松の内、高校時代の4人と名鉄神宮前駅の改札で正午に待ち合わせ、熱田神宮に詣で、その後神宮前でチョッと飲む予定でしたが、私は午前中の年始回りに時間がかかり、正月早々 30分も遅れて3人を待たせてしまいました。

 神宮駅前の“清め餅喫茶店”で3人が待つ場所で合流、久しぶりに顔を合わせる友は今も元気で、それなりの年齢を重ねた姿を見て、生きてきた歴史を感じます。

 正月3が日と違って拝殿前へは行列ができるほどではなく、賽銭の100円玉を遠くへ投げ、今年一年の健康で安全な暮らしができるよう祈って来ました。

 参道には厄年一覧表とともに年齢を重ねるごとの祝い、60歳・還暦、70歳・古希、77歳・喜寿、80歳・傘寿、88歳・米寿、90歳・卒寿、99歳・白寿、100歳・百寿が示してありました。

 仲間の一人は、「米寿の前に85歳の祝いがほしいものだ」とつぶやく一言も・・・。参拝を終えて参道から駅前へ出るも人並みは衰えず、居酒屋を探すも各店舗どこも超満員で、早々に諦めて名古屋駅前で探すことに意見が一致、熱田神宮の参拝客で満員の電車で名駅へ・・・。

 彼らとは、「岡崎で共通の酒場体験を積んだ仲間」という、一応歴史があって、「同じ釜の飯を食う」ということですから、特別な友と言っても良いかと・・・。

 4人は、組織の宴会などの経験が豊富なベテランばかり、酒を飲むマナーの条件がそろってこそ組織が成り立つのが「連帯の証」のように思えた時代の、生きた化石人間ばかりです。

 “そんな・こんな”を知っているのも、親友・ 飲み仲間の共通点かもしれません。

     

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寒いのは日本の賃金水準と制度

2025年01月03日 | 日記

 日本付近は冬型の西高東低の気圧配置が強まり、北日本と北陸地方では、強い雪が降り続き、大雪となっている所があるとか、寒い冬の厳しさを感じます。この地方でも、稲を刈り取った田んぼに薄氷が張りましたが、日中の気温は10~12度が続いています。

 1970年代から少子高齢社会が続いています。高齢者についてはいくつか対策が成されつつありますが、少子化は深刻な状況にあり今後に起こる問題ですが、取り返しのつかない状態になるのではと懸念されます。

 ヨーロッパなどで少子化の克服に成功した国々に比べると、日本の少子化に対する意識の低さと、財政面での対応の低さは現在でも相当見劣りするようです。

 少子化の原因である一つに経済的な理由で、結婚しない、年金、医療、雇用など社会保険を適用していない企業の存在、失業や病気で生活困窮に直結すれば、結婚や出産、子育てに結びついていかないことです。

 新聞などの論調では、その原因は非正規労働者が増えたと言い、日本型賃金体系の雇用状態(年功型賃金、雇用期間の定めなし)を正規労働と呼び、欧米型賃金体系(定期 昇給 なし、賞与 なし、退職金 なし、雇用期間 定めあり)を有する雇用者を非正規労働と言って労働者全体の約4割を占めているようです。(男性の2割強、女性の5割強)

 職務の責任度合いから、いつまでも欧米型雇用を否定し、日本型雇用を肯定する考え方では、出産を機に退職または転職を余儀なくする女性の雇用を増やすことにはつながりません。

 同一労働 同一賃金は、導入から3年が経過した現在も、“おかしな”運用の実態が残されており、海外とは異なる課題を抱えています。本質は、単なる待遇差の解消ではなく、雇用形態にかかわらず公正な処遇を実現することにあります。

 物価の上昇に及ばない賃金の低さと賃金制度、今年こそ労働の価値を見直す年にしたいものです。

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年の初めに思う

2025年01月01日 | 日記

 明けまして おめでとうございます。

 早いもので、ブログを始めたのが2005年12月5日ですから今年で20年目を迎えます。いつもお読み下さってありがとうございます。おかげで私にとってブログは生活の一部として定着し、常に過ぎていく時間を大切に、意識して暮らすようになりました。

 戦後80年となる節目の年を迎えました。豊かで平和な「戦後何年」という数え方は、「戦争を放棄した年」からの数で、日本人にとして平和を守り、誇りを持って数え続けたいと思います。

 何年ぶりでしょうか、年末恒例のNHKテレビ・紅白歌合戦を見ました。まるで浦島太郎のように時の流れを強く感じ、番組内容の変化に驚きました。

                   

           写真: NHKテレビから 紅白歌合戦 司会者

 流れる歌もグループでの出演が多く、ダンスを見せる歌番組になり、孫たちの食い入るような目で声を合わせる姿に驚き、演歌ばかりの紅白歌合戦から大きく変化し、幼児、子ども、若者、中高年へと視聴率を高める工夫を感じました。

                 

 さて、昨年は春先から気温が上がり梅の開花が早く、梅の収量が極端に少なくて、地球の温暖化現象ではないかと疑っていました。今年も人が生きていくために、今から何をすべきか考えて行動しなければならないと思っています。

 本年も、どうぞよろしく お願いいたします。

 

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私の十大ニュース・2024年

2024年12月31日 | 日記

 大みそかを迎え、恒例の『私の十大ニュース・2024]を並べます。

 ・町内老人クラブ「小美楽山会」を解散し新クラブ結成、会長を退きました
 ・春に東京・神田駅前で建設友愛会総会、秋に湯河原で懇親旅行会が行われ出席する
 ・夕方庭先で転倒、ろっ骨が1本折れて治療に3カ月を要した
 ・運転免許の更新(中型・自2輪免許)
 ・愛知県主催・中高年再就職者支援セミナー講師をする
  (名古屋市、豊田市、豊橋市、小牧市・刈谷市・一宮市で開催)
 ・白内障・硝子体の手術(右目1回・左目2回)
 ・オオスズメバチに刺され、救急車で医者へ 
 ・春・夏・秋・年末の交通 安全の街頭監視活動
 ・大有東京会の流れで千葉・御宿にて1泊し、房総半島をレンタカーで1周する
 ・岡崎市長選挙で、内田康宏事務所へ応援

 1月に起きた能登半島地震の被害は、 死者が412人全壊家屋は6,425棟 にのぼりました。断層の上下方向の動きによって陸側が隆起し、 輪島市の沿岸では最大約4メートルに達しました。

 2020年の東京オリンピック・1年遅れの2021年に開催されたため、3年目の今年、フランスのパリオリンピック・パラリンピックが開催され、スポーツの話題の多い年でした。

 アメリカでのプロ野球では、ドジャーズに移籍した大谷翔平選手が、ホームラン50本、50盗を達成、大いに盛り上がりました。

大相撲では、すい星のごとく現れた「尊富士」「大の里」が平幕での優勝があり、大の里が大関に駆け上がり、押し相撲の大関・貴景勝の引退がありました。

総選挙が行われ、岸田政権から石破政権に交代、アメリカ大統領選挙で再びトランプ氏が選ばれ、2025年1月から政権交代が行われます。12月には元アメリカ大統領ジミー・カーター氏が亡くなり100歳でした。

       

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年末大掃除で、新たなチャレンジを

2024年12月29日 | 日記

 暮れから正月にかけて息子や孫達が来るというので、普段あまりしていない部屋の掃除をすることにしました。掃除といっても捨てるべき物が捨て切れていないので、次から次へと「燃えるゴミ用の袋」に入れ、町内の集積場に運ぶだけのことですが・・・・。

 毎年のことですが、捨てるには勇気が必要です。貧乏性に育っていますから、なかなか捨てられなくて今に至ったのです。何とか無事に掃除も終わり、これで正月が迎えられそうです。

 部屋の掃除は一応終わったのですが建物の外は未だなので、見渡せば植木は伸び放題で、「燃えるゴミ用の袋」に入れて出すには量が多く、軽トラックで運ぶ方法しかないようです。正月中に息子や孫に手伝わそうかと・・・。

 さて、身の回りの整理ができたら、次は自分の脳内大掃除に取りかかろうかと・・・・。暮れが押し迫って、ストレスにさらされる毎日です。最近はスマホの影響もあって「脳疲労」というワードも迫ってきて、放っておくとそれが「脳老」へとつながってしまう可能性があるとか・・・・。

 脳を若返らせることはできなくても、老いていくスピードを遅らせることはできるといいます。脳の神経細胞の数が減ったとしても、神経細胞の結びつきの数や密度が増えることで、機能を維持することができるといいます。そのために必要なのは、新しいことに挑戦することで、何かにチャレンジすることは、神経細胞のネットワークを増やし、脳を活性化させとても効果的だといいます。

 農業・漁業・林業の内、今の若者が就職しようと人気なのは林業だとか、日本の国土面積に占める森林面積の割合は 68.41% で 今まで輸入木材に依存してきた日本は、新たな頭(脳)の切り替えが必要では・・・・。

      

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年賀はがきを書いて出す

2024年12月25日 | 日記

 2024年は残り6日となりました。毎年のことですが、早くから年賀状を書こう、書こうと先送りしていましたが、やっと書き上げ、きょう投函(とうかん)しました。

           

 年賀状だけのお付き合いとなってしまった人の中から、喪中のはがきをもらうことが増えました。「喪中」は年賀状を控えるという、「しきたり」が行われ、故人の冥福を祈り、行動を慎み、近親者は晴れがましいことや派手な行動が控えられています。

 古来、日本では「死は汚れているもの」とされ、神様に接してはならないとしてきましたが、仏教では「死は汚れたことではない」としていることから、喪中との関連は薄いと言われています。それでも一般的ではないと、出すのを控えました。

 宛名を書いていると、その人との出会いや、苦楽をともにしたこと、旅行や一緒に酒を飲みに行ったことなど、昨日の様に思い出します。新年のあいさつはプリンターで済ませましたが、宛名やはり手書きにして良かったと、自分で納得しています。

 明治維新以降、郵便制度が確立し、郵便はがきが発行されるようになって、年賀状が急速に広まったといいます。欧米ではクリスマスカードで新年のあいさつをするので、年賀状を出す習慣はないようです。今ではEメールで行う人も増えたとか・・・。

 年末は、何となく慌しいのですが、こんな時こそ落ち着いて物事に接したいものです。きょうは、はがきを出し終えて一区切り、残りの日は「断・捨・離(だんしゃり)」を実践して、新しい年を迎えようと思います。

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個人情報の保護と監視カメラの映像

2024年12月23日 | 日記

 明日はクリスマスイブです。 この頃になると年末年始休暇をあてにした、クラス会などの準備をする人もいると思います。 そこで気になるのが名簿の作成で、個人情報保護法で学校ごとの卒業者名簿が世に出回っていますが、法律で名簿の売買を禁止していませんし、名簿売買業者の存在も違法ではありません。

 この法律は、個人情報取扱事業者が個人情報保護法第20条「個人データの安全管理のために必要かつ適切な措置」がなされているはずです。

 個人の情報は、本人にとって他人に知られては不都合なことを逆手にとって、高額なバイト料金で人を雇い、家族や個人の情報を手に入れ、逆らわないよう高齢者宅に押し入り金品を強奪させる、いわゆる「闇バイト」が横行し、殺人まで行う事件が報道されました。

 犯行が行われれば、周辺の防犯カメラに犯人が映っているかどうかを確かめ、追跡の結果、実行犯の多くは逮捕されています。しかし、犯行の指示役逮捕は難しいとか、おとり捜査が必要のようで、まるで麻薬取り締まりの テレビドラマのような話です。

 普段の生活を振り返ってみると、あまり気にしないで暮らしていますが、駅はもちろん、コンビニエンスストア、銀行、郵便局など金融機関や地下街や交差点、エレベータの中など、各所に防犯カメラが設置されています。大きなビル内では監視カメラによって警備室のモニターで出入りを監視し録画しているのです。

 エレベータの中など、一人で乗っているからと言って財布を取り出し、お金でも数えようものなら、監視されていることを意識すべきです。画像を撮られるのが嫌でも、関係なく記録されていることを自覚し、あまり変な格好で街の中へ出掛けないようにしなければなりません。

 ただ、犯罪に巻き込まれた場合のアリバイとなることも考えられ、防犯カメラで写されることを拒否ばかりしておれないとも思います。「はい・チーズ」などといって記念写真を撮るようなことがありますが、年齢が重なるにつれ、自分の写った映像を見るたびに、ため息が出るようになり、写りたくないなとも思うようになりました。

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クリスマスにはサンタクロース  

2024年12月19日 | 日記

 小学校に入る前、戦後の物資が乏しい時代で12月クリスマスの朝、目が覚めると枕元に真新しい鉛筆が3本と、黄土色のザラ紙でできたノートが1冊置いてあったのです。あの時の嬉しかったことは今も覚えています。

 家には台所と風呂場に2本の煙突がありましたが、あんな細い煙突なので、私の家にはサンタクロースが来ないのか・・・・と、クリスマスが近づくと、疑問と期待が交差していて、子ども心にあきらめていたのです。

 サンタクロースは、赤い服を着て白いヒゲをはやした姿で現れ、子どもたちにプレゼントを配って回ると聞かされていましたが、贈りものを受け取るには靴下をつるすという習慣だったのです。 

 その頃の私は、靴下がなくて母が作った黒色の足袋で、破れては繰り返し縫って履いていたものでした。したがって、受け取る靴下がほしかったのですがかなわず、あきらめていたのです。

 やがて、サンタの正体は親だと知りますが、歳月が流れ私に子どもができたときは、絶対にサンタが来たのだと思わせてやろうと考えていました。しかし、子ども達の方が情報をつかむのが早く、サンタのプレゼントは親からだと・・・・・・。

 子どもが小学校に入るようになると、プレゼントの内容について値段を考えながら、親子の駆け引きが始まります。手の内を読まれていますから親の思うようにはなかなか・・・・・。物のない時代に育った私としては精一杯なことをしてやったつもりでも・・・・・満足とまではいかなかったようです。

 やがて孫が生まれ、5歳になったのでクリスマスの日に「何がほしいかな?」と聞けば、「何でもあるから、特に要らない」と言われ、それでもサンタになってプレゼントしたかったことを覚えています。その孫も来年は高校へ進学だとか・・・・。

 やれやれ、贈り物には“散々 苦労”「サンザン・クロースル」でしたね・・・。

               

 

 

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今年の世相を表す漢字は「金」なり・・・

2024年12月17日 | 日記

 日本漢字能力検定協会が12日、京都市東山区の清水寺で発表した今年の世相を表す漢字は「金」に決まりました。2位は「災」、3位は「翔」、4位に「震」が入ったとか。

    パリ五輪・パラリンピックで多くの金メダル、ドジャースの大谷翔平選手が活躍する金、世界文化遺産の佐渡金山の金、政治資金の金などで選ばれ、今年の2位は「災」、3位は「翔」、4位に「震」が入ったのだそうです。

 

ノーベル賞のメダル(写真はインターネットから借用)

 今から10年前、消費税8%が始まり、その年の漢字は「税」で、2位はスケートの羽生結弦選手、テニスの錦織圭選手で「熱」、3位振り込め詐欺で「嘘(うそ)」、御嶽山が噴火し「災」などがありました。

 10年、ひと昔と言います。時の流れを感じるのは人それぞれで、歳を重ねると多くは早く感じると言います。今年の漢字も過去から5回目の「金」が繰り返されたとは・・・・

    金メダルは喜ばしいことですが、そうでない事案は政治資金、さらに年末になって銀行の「貸金庫」から「金(カネ)」を盗み出した女性管理職行員がいたことに驚くなど・・・・。

           

 日本の幕末の志士坂本龍馬は、「金なんぞは、評判のある所へ自然と集まる」と、名言を残しています。彼はお金を目的ではなく手段として使い、自分の信念や理想のために行動し、独自の見解を持っていたようです。

 そして、1万円の肖像画になった渋沢栄一は「お金は大切にせよ、そして軽蔑せよ」と・・・・、「まっとうな富は正しい活動によって手に入れるべき」そして「金銭は大切なものだが、人を貶(おとし)める 軽蔑すべきもの」とも・・・・。

 貸金庫ドロで大金を手に入れた元銀行員も、本人の感じ方次第でしょうが、決して幸せを感じ得ないと思いますよ・・・。

 

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晩秋、今年最後の草刈り

2024年12月07日 | 日記

 このブログをお読みになる皆さんは、階段を降りながら、あと1段で目を離して踏み外した経験はありませんか。「オットット・・・」と、危ないところで転びそうになった経験は?


              <写真:自 宅 の 階 段>

 今年の2月13日夕方、自宅の駐車場入り口に張ってあったチェーンに、足を引っかけて転倒し“あばら骨”を骨折、長い間コルセットの世話になりました。

 階段は最後の1段まで踏みしめて降りなければなりませんが、よそ事を考えて行動し、目の前の事がおろそかになっていてはケガのもとです。

    この数日、収穫を終えた田んぼの「あぜ草刈と急斜面の土手の草刈り」をしてきました。収穫前にも刈ったのですが、来年の春のことを思うと、草の伸びは遅くなったのですが、気になって作業を始めました。

 長靴と皮手袋、保護眼鏡、ツナギ服に刈払機のベルトの装着で、回転刃のハンドルの付いた仮払い機で平地を、斜面は回転ロープ付き棒状の機種で刈り取ります。草刈りといえども、道具を使う作業は手を抜くとケガの原因です。もちろん飛散物の対策は欠かせません。

<写真:回転刃とロープの仮払い機>

 傾斜面を刈りますから、このくらいは大丈夫だろうという判断は禁物です。ゴルフクラブを振るように、右から左へとヘッドアップしないよう流れるごとく刈り取ります。

 これから寒い冬になれば、草の成長は止まります。来年の春に向けて、今、草を刈ることは、最後の階段を踏み外さないように注意し、ゆっくりと秋を降りて行く心境です。

 

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