日本列島の南をゆっくりと進んだ強い勢力の台風10号は九州へ上陸後、進路を東へ変えて遅い速度で進み、明日には紀伊半島付近で熱帯低気圧に変わり、台風の目はなくなる模様ですが、雨による被害が心配です。
台風の多くは、赤道付近の海上で発生し、自力で移動する力はなく、反時計回りに渦を巻きながら周囲の風や上空の風によって移動し、太平洋高気圧の日本付近への張り出しの程度や、偏西風の位置などによって、進む経路が異なり、10号も影響を受けたようで、今後は風の影響は小さくなり、台風が持ち込んだ大量の水蒸気の影響で雨が続くとのことです。
台風と言えば、1959年9月の伊勢湾台風で、暴風、波浪、高潮によって5千人をこえる死者・行方不明者が出て、私の住む岡崎でも瞬間的に猛烈な暴風が吹き荒れ、通学途中で新築中の建物が倒れるなどを目にしました。その後に何度か台風の影響を経験するうち、台風の目が自宅の上空を通過し、2階の窓からカメラで青空を撮影したこともありました。
今年の夏は気温が35度をこえる猛暑日が長く続き、27日から雨降りで30度を切るだけで涼しく感じるのは不思議なことです。
29日、左眼の硝子体手術を終えて順調に回復し、リハビリの最中です。視界は鮮明になり、まるで世の中が変わった様に見えます。暑さはまだまだ続きそうですが、健康で暮せることの幸せを感じるこの頃です。