定年後の人生に花咲かせよう!

明日を生きるために きょう1日を大切にする 青春を忘れない

フレイル(健康な状態と要介護状態の中間状態)

2025年01月30日 | 暮らし

 1月24日(金)名古屋駅前の豊田通商ビル地下、「嘉文」で、長年 付き合っている飲み仲間6人で話題になったのが「フレイル」でした。

        

     写真:嘉文のホームページから借用「センチュリー豊田ビル店内」

   「フレイル」は、 高齢になるにしたがい体の機能が衰え、日常の生活に影響するようになることを言うらしいのです。感染症、脳血管の異常、認知症、腫瘍、骨粗しょう症、うつ、その他 転倒、尿失禁などの症状があるようです。

 ある程度の病を抱えながら1カ月1回の飲み会「嘉文会」に参加できることを喜び、互いの健康と新年を祝いました。全員が若い時は縁のなかった何らかの薬を飲むようになり、医師の世話になりながら年齢を重ねて来ました。

 高齢者が抱える疾患「老年症候群」に対し、安全で効果のある治療法は世界的にみてもないに等しく、高齢者の医療は現状を受け入れなければならないと思います。つまり、現状では若者と高齢者の治療法とは異なると考えるべきでしょう。

 2014年に日本老年医学会は、加齢に伴って老い衰えた状態から、何らかの介入で再び健常な状態に戻る概念を取り入れた言葉を「フレイル」とし、高齢者の体の機能・社会的な負の概念を共通の認識として取り組んでいく必要性を提唱しました。

 食事や運動、仲間との会話などでフレイルの一次、二次予防を行い、介護に関わる費用の減少が期待できるのではと、月1回の飲み会「嘉文会」もフレイルの予防になる?・・・のかも(笑い)。

 

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「さようなら・・・」

2025年01月28日 | 日記

 SМAPの元リーダー中居正広さん(52)に、フジテレビ関係者の女性との間で生じたトラブルが発覚し、9,000万円の解決金という金銭問題に留まらず、芸能界を「さようなら」と、引退する報道も・・・。

 今回のスキャンダルを隠ぺいしたことで、テレビ業界全体に大きな波紋が広がり、フジテレビの経営に大きく影響を及ぼしそうです。

 この時期、国会では来年度の予算案が審議されていますが、過去の高度経済成長に伴って、国も地方自治体も 借金で箱物と言われる公共施設を増やし、国債発行によって度肝を抜くほどの借金を残しました。これらは簡単に「さようなら・・・」とは、できないようで・・・。

 人口が減り始めると箱物の維持が困難になり、役割を終える施設が増え、財政難に悩む自治体は多く、解体費が捻出できず放置される施設もあるとか、石破総理は「地方創生」と叫んでいますが、地方の人口が減れば、住民サービスも減るばかりです。

 競争の激しい民間企業であれば、事業の撤退が遅れると企業本体の倒産につながる恐れがあり、速やかに判断・行動する勇気が求められるのは経営の常識です。

 「新たな事を始めるのは都会で・・・」と、地方へ行けば若者は都会へと移り住み、「空き家」が増えています。解体すべき家屋が放置されたままで残り、地方からの脱出で「さようなら・・・」をする人が増え、これでは総理が「地方創生」と、「叫んでも 応える 人は居ぬ」なのでは・・・。

          

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刃物による無差別な殺傷事件

2025年01月26日 | 日記

 昨年暮れに北州市小倉南区の「マクドナルド322徳力店」で起きた死傷事件や、今月22日には長野駅前で男女3人が、刃物で刺されて死傷した事件など、目撃者の情報は報道によると、犯人は無言で次々と刺したとみられ、無差別殺人は凶悪な犯罪であり,決して許されない行為です。

 長野駅前での犯人は、今のところまだ 捕まっていない様子です。加害者の多くは「生い立ち」や「生活状況」などと深い関わりがあると言います。無差別殺人犯の心理や動機,生い立ちについては、家庭での虐待やいじめ,周囲の環境や人間関係にも恵まれずに育ち,不遇な生い立ちで大人になって、生活の貧困や社会的に孤立している人が多いと言います。

 怒りや恨みなどの明確な動機がない殺人事件のニュースが流れるたびに、重苦しい気持ちです。「人を殺してみたかった」とか「人を殺したい欲求があった」「殺人の体験をしてみたかった」など、ひずんでしまった気持ちを抑えきれなかったのは、いったい何だったろうかと疑問だらけです。

                                         

 法律を厳罰にしても事件の再発防止につながるかどうか疑問です。もちろん被害者家族の心情を思えば、厳罰にせざるをえないでしょうが、その前に打つ手はなかったかと思うのです。

 加害者へは、精神鑑定がなされ早期の教育支援が必要な場合は、「特別支援教育」が行われることですが、それでも、なお起きる殺人事件は、生き方に迷った末の破滅願望や自暴自棄、過激な思想に走る加害者を「いったい、どの様にすればよいのか」考えさせるものです。

 加害者を目撃した場合は、直ぐの身の安全を確保した上で、加害者を刺激しないように、大勢の人に知ってもらう状況をつくって、加害者から離れることだと言います。

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毒がある季節の暮らし

2025年01月24日 | 暮らし

 寒い冬はフグがもっともおいしい時期で、ちり鍋にするのが定番です。フグ(河豚)は白身魚で、淡泊ながらも上品で奥深い味わいが魅力、ほかにフグの刺身や唐揚げなどがポピュラーな食べ方があります。

 フグといえば、世界の大半の国が食べない毒魚を、私たち日本人は好んで食べます。和食では代表的な料理ですが、外国人からすれば疑問に思われることでしょう。全種類のフグに共通して言えるのが、”フグの肝は猛毒”ですが、肝を除いて食べてみれば美味しいことが分かると思います。

 1月から2月にかけて香りの強い蝋梅(ろうばい)が黄色い花を付けて、花びらが”ろう細工”のようで、透き通り一段と輝きを増します。この花の種には毒を含みますが、花やつぼみから抽出した”ろう梅油”は漢方薬として売られています。

 また、この時期に咲くスイセンも毒成分リコリンとシュウ酸カルシウムの毒性分を含み、ニラなどと間違えて食べれば食中毒を起こします。

 毒といえば、春から夏にかけて実を付ける梅も、未成熟な実を食べると、腹の中で分解されて青酸を生じ中毒を起こします。梅は天日で干して「梅干し」にする、あるいはアルコールなどに漬ければ酵素が働き、健康を保つための整腸作用や、駆虫、止血、強心作用があります。

 毒物が生体へ影響を与えるのは、毒の種類と程度によって決まるようです。また、影響を与える毒に対して、別の物質を与えて解毒させ、医薬品として用いる場合もあります。

 美しい花やおいしい食べ物にも毒があったりします。何とか解毒の方法はないものかと・・・・。食べてしまうと、「気の毒」だけでは済まされません。

       

 

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「ハクション・・・」 風邪をひかない様に

2025年01月22日 | 暮らし

 2019年から新型コロナウイルス感染症が流行し、世界では6億人をこえたと言い、2023年には、ワクチンを接種した私へも感染して、自宅で1週間も療養した1人でした。

 味覚や臭覚が低下するとのことでしたが、その影響はありませんでした。1時的に高熱が発症して検査を受けましたが、症状は風邪をひいたかなと思われる程度でした。

 風邪の原因は9割以上がウイルスの感染らしいのです。寒冷や乾燥などが風邪の誘因らしく、温度変化などのほかに、疲労や睡眠の不足によっても風邪をひくそうです。周囲で風邪を患っている人がいれば感染し、厳寒期よりもこれから春先など、1日の気温差が激しい時期にかかりやすいこともよく知られています。

 風邪でクシャミが出れば、誰かに「うわさ」されている、1回のクシャミなら 褒められ、2回なら振られ、3回では 愛され、4回なら本物の風邪・・・・と言うらしいのです。

 いかなるうわさが立っても、それは一時的なもの「人のうわさも七十五日」で、七十五日は昔の暦で春・夏・秋・冬の季節を表し、季節が過ぎる頃には人のうわさも忘れられると言うのです。

 嫌なことや、つらいことは早く忘れて、楽しいことや嬉しいことだけを覚えておくようにしたいもの、脳天気とうわさされようとも・・・・・。時には「ハックション・・・」と、思わず出てしまうことがあっても、気にしない、気にしない・・・・・。風邪かな?と思えば何てことはないのです。幸せです、脳天気なればこそ・・・・・。

    

これ何で できている・・・ペットボトルのフタ? (岡崎城西高校にて)

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健康の維持に野菜を食べる

2025年01月20日 | 暮らし

 暑い夏が終わる9月下旬に種をまいた大根が暮れから正月にかけて大量に収穫でき、食卓をにぎわしています。厚く皮を剝いて輪切りにし“おでん”の材料に、千切りにして煮物の材料へ、ステック状に切って生で食べ、おろしてカツオ節をかけるなど、いろいろな方法で食べています。

 大根は、日本人の食卓(鍋・おでん)などには欠せない野菜となっていて、葉はビタミンAを多く含み、青汁の原料として使われ、ビタミンC,ジアスターゼを多く含み、消化酵素を持ち、血栓防止作用や解毒作用があります。

 台所に常備されている野菜は、「ジャガイモ」「キャベツ」「白菜」「大根」「玉ネギ」「ニンジン」などで、ダイエットに適した食材といえば、やはり野菜でしょう。

 なかでも「ジャガイモ」は、腹持ちの良さで、消化がゆっくり進むレジスタントスターチという成分のおかげで、血糖値の上昇を抑えてくれ、カリュウムが多く含まれ、免疫力の向上や健康な骨の維持に効果が期待できると言います。

 豚カツ定食には必ずといってよいほど千切りのキャベツが付いてきますが、キャベツにはビタミンU(キャベジン)が含まれていて、胃壁を守る働きがあり、生のキャベツとトンカツを一緒に食べると豚肉の酸化を抑えて胃もたれを防ぐと言います。

 ところがキャベツは、昨年の猛暑の影響で、愛知県をはじめ主要産地の生育が遅れ、小売価格の高騰で、1玉100円前後の品が400円を上回り、食卓から遠のくという事態です。

 料理に欠かせないのが、キャベツや白菜です。健康効果が、畑に期待できる野菜で、豊富な食物繊維があり、胃腸の働きを活発にして便秘を解消し、大腸がんの予防と治療に役立たせます。                             

 

 

 

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阪神淡路大震災を思い出す

2025年01月20日 | 日記

 1月17日が来ると阪神大震災を思い出します。その日は大阪に住み神戸で仕事をしていた長男の安否が気がかりで、ニュースが流れるたびに被害に遭遇していないか心配していました。

 災害が起きて、救出するに72時間が生命の分岐点だと言われ、最低3日間の食べ物、燃料、衣服は必要、特に冬場の震災では防寒が求められ、都会ではマグニチュード7程度が起きると、職場から帰宅することができない人が数多く出ると予想され、道路は救急車や消防車が走れなくなると思います。

 あれから30年、日本のどこに住もうが地震の被害に遭うことは想定され、自然の猛威をくい止めることは困難です。大震災の経験と教訓を忘れないよう、地域や世代をこえて伝え続け、次の大災害に備えなければなりません。

 東日本大震災で学んだことですが、海上を震源とする場合は津波が来ることの怖さです。山あい地域に住んでいる場合でも、山崩れによって直接生ずる土石流、大量の土砂・岩片を含んだ濁流が渓岸・山腹を押し削って流動する「山津波」があります。

 非常時には、常時使用している物の他に、カセットコンロと燃料ボンベ、保存食(米・パン・非常食セット)、トイレ用凝固剤、充電器、手動発電ラジオ・LEDのライト、シャンプー、飲料水、医薬品、簡易食器、履物、毛布、下着、洗面用具、工具類など、あらかじめ用意したいものです。

 寺田寅彦の名言「天災は忘れたころにやってくる」を改めてかみしめたいと思います。 震災に、「心の備蓄」も必要だと思います。

                       

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米(コメ)へのこだわり

2025年01月15日 | グルメ

 NHK連続テレビ小説「おむすび」で登場する白いご飯「おもすび」は、白米のご飯ですが、ご飯も 炊き込みご飯、混ぜご飯、スシ、おにぎり、丼、茶漬け、炒飯、雑炊、ボタ餅、御幣餅などがあり、ご飯の食べ方もいろいろあります。

 ご飯を炊くには、洗米、水加減、炊飯、蒸らし、保存とコツがあって、現在では、白米を炊くのが一般的ですが、麦、キビ、アワなど穀類を混ぜたご飯もあり、かつては「飯(めし)」と呼んでいたこともありました。

 米飯を基本とする和食スタイル(1汁3菜・献立全体のカロリーは、600~700kcal以下)は、理想的な栄養バランスで、「うま味」を上手に使うことで動物性の油が少ない食生活ができ、肥満防止、長寿の効果があるようです。

 私の場合、幼いときからご飯の習慣ができていて、どうしてもパンや麺類よりは、ご飯の方が好きで現在も食べ続け、コメへのこだわりがあります。

 昨年の夏から秋にかけ、スーパーから「コメがなくなった」というニュースがあり、新米価格が前年より5割も高くなったと言います。ところが、コメを作る農家は、土日だけの農業で、それ以外は外へ働きに出る兼業農家が多く、農業の赤字を兼業が補填し、家族を養っているのです。農家の時給は10円とも言われているのです。

 つまり大幅な赤字経営が多く、日本は主食のコメを減産し続けていて、今や米不足になりかねない限界にまで達し、政府は大規模農家を認定農業者にして補助金などを手厚くしていますが、農家の大半を占める小規模農家は、補助金の対象外にしているのです。

 コメが不足すれば、外国から輸入すれば良いと言うのですが、はたして外国米を日本人が「ご飯」として常食するかどうか・・・。そしてコメの生産も防衛力では・・・。

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過去には情報が地下へ埋められた

2025年01月13日 | 暮らし

 1945年1月13日午前3時38分、愛知県三河湾で、震源の深さ11メートルの「直下型地震」が発生し、マグニチュウード6,8、震度5、死者2,306人、行方不明1,126人、負傷者3,866人の被害が出たそうです。きょうは、今からちょうど80年前「三河地震」の出来事でした。

 地震が発生したのは戦時中であり、政府は国民の戦意を低下させない事や、軍事工場の被害を伏せるため、厳しい報道規制が敷かれ、被害規模やその後の状況は伏され、救援活動も小規模だったようです。

 この地震が起きた前年の12月7日には“東南海地震”が発生していて、1,200人以上の死者を出し、それに比べ「はるかに小さい三河地震が発生した」と小さく報道されていたようです。当時、政府が情報を支配していたため、正確には報道されず、被災者は地震と戦争中という二重の困難な状況だったようです。

 戦時中の日本は、報道規制が敷かれ、天気予報でさえ伝わらなかったといいます。しかし、戦況は周囲の状況判断から、多くの人々は大本営発表の表向き報道とは別に、地下情報から敗戦を意識していたと言います。

 地震は地下の地殻変動で発生しますが、当時は地震情報さえも地下に伏せて、「地下」は、地面の下にあることから、転じて「表に出ない」という意味にも使われます。

 地下放送、地下経済など、情報が表面に出ない姿で伝わり、隠した内容や公的に把握されない経済活動「アングラ経済」など、現在では犯罪組織が密接に関っていることが多いと言われます。

 今は報道の自由を守るための努力がなされていますが、過去の過ちを繰り返さないためにも、私たちは情報の扱いを冷静に見つめなければなりません。

                   

       

       

            写真:名古屋駅前・ミヤコ地下街 2025年1月6日 AM9:00  撮影

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戦後が80年も経過しました

2025年01月11日 | 政治

 戦争は、相手国との初期段階で、感情のもつれや互いの誤解で起きることが多く、アメリカと日本が闘った先の戦争も同様でした。その感情を国民に伝える情報機関の役割が大きいことも見逃せません。冷静さを失わぬことです。

 戦後80年の今、この時代となってもウクライナとロシア、イスラエルとシリヤでの紛争は絶えず、国境の侵略や民族・宗教などの違いから紛争は絶えず繰り返されています。テレビで見る限りでは、砲弾によって住宅や道路が破壊、ケガ人や逃げる人々の姿が映し出されています。

 アメリカの大統領は、今月20日をもってバイデン大統領からトランプ氏に交代が予定されていて、紛争地域に対する影響もあるのではと報じられています。

 1919年~1946年の国際連盟は、第二次世界大戦を防ぐことができず、新たに
1945年10月に「国際連合」が設立されました。ところが、常任理事国のロシアは核爆弾および拒否権を所持しているため、第二次世界大戦前の国際連盟と同じく、国際連合および国連安全保障理事会も機能が不全に陥っていて、グテーレス事務総長は核戦争(第三次世界大戦)が起こる可能性が高いことを発表しています。

 第二次世界大戦で敗戦国となった日本は、戦後の暮らしを大きく変えました。資源の少ない第一次産業から第二次産業の工業立国を目指し、繊維産業、鉄鋼、自動車製造へと発展し、生活も1950年代後半から1960年代初めにかけて、白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫の家電3品目が『三種の神器』と言われていました。

 現在では高齢社会となり、少子化が加速し、単身世帯は増え続け、私たちは、まさに孤独・孤食の環境の中に生きています。これで良かったのか・・・・・。

 家族を守り、国の行く末を案じて死んだ数多くの兵隊も、家族がこのようになるとは想像もしなかったことでしょう。それでも、戦後80年の間、戦争をしなかった誇るべき姿を、紛争の中で暮らす人々にも知らせなければ・・・・。

 私たちの周囲を見渡すと「血縁」に限らない絆は意外に豊かで、友人や独り暮らしの高齢者同士で食卓を囲んで、「おいしい・おいしい」と食事をし、おしゃべりするなど、気の置けない一時を共有することができています。

 幸せは待っていても来ません、お互いに努力することでしょう。

                         

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友と語る米寿を目指す前には・・・・

2025年01月09日 | 日記

 松の内、高校時代の4人と名鉄神宮前駅の改札で正午に待ち合わせ、熱田神宮に詣で、その後神宮前でチョッと飲む予定でしたが、私は午前中の年始回りに時間がかかり、正月早々 30分も遅れて3人を待たせてしまいました。

 神宮駅前の“清め餅喫茶店”で3人が待つ場所で合流、久しぶりに顔を合わせる友は今も元気で、それなりの年齢を重ねた姿を見て、生きてきた歴史を感じます。

 正月3が日と違って拝殿前へは行列ができるほどではなく、賽銭の100円玉を遠くへ投げ、今年一年の健康で安全な暮らしができるよう祈って来ました。

 参道には厄年一覧表とともに年齢を重ねるごとの祝い、60歳・還暦、70歳・古希、77歳・喜寿、80歳・傘寿、88歳・米寿、90歳・卒寿、99歳・白寿、100歳・百寿が示してありました。

 仲間の一人は、「米寿の前に85歳の祝いがほしいものだ」とつぶやく一言も・・・。参拝を終えて参道から駅前へ出るも人並みは衰えず、居酒屋を探すも各店舗どこも超満員で、早々に諦めて名古屋駅前で探すことに意見が一致、熱田神宮の参拝客で満員の電車で名駅へ・・・。

 彼らとは、「岡崎で共通の酒場体験を積んだ仲間」という、一応歴史があって、「同じ釜の飯を食う」ということですから、特別な友と言っても良いかと・・・。

 4人は、組織の宴会などの経験が豊富なベテランばかり、酒を飲むマナーの条件がそろってこそ組織が成り立つのが「連帯の証」のように思えた時代の、生きた化石人間ばかりです。

 “そんな・こんな”を知っているのも、親友・ 飲み仲間の共通点かもしれません。

     

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人生100年時代の食生活

2025年01月07日 | グルメ

    戦前・戦後の日本は食べ物が不足し深刻な時代でした。毎日を生きていくことが必死で、栄養失調に陥り、結核で死ぬ人は珍しくなかったのです。

 現在では、食生活が豊かになって、好きなものを好きなだけ食べられる時代となり、飽食が行きついた末、高脂血症、心筋梗塞、脳梗塞、ガンなどの誘発因子にもなり、代表的な病が糖尿病です。これらの病も早期に発見で治療すれば治る時代ですが、その前に予防が大切です。

                       

 「人生100年時代」に向けて生涯にわたり健康に過ごすため、栄養バランスの整った食事や適正体重を維持するための意識が大切で、健全な食生活を通して実現したい社会や、継承していくべき日本の食文化など、生きるための基本「食」に向き合う必要があります。

 衣・食・住は、私たち人間にとって三大欲求と言われ、特に「食」については生きていく上で欠かせないもので、食にありつける時は、いつでも食べることができる反面、食べたくない時は食べないでいると、ここから低栄養状態に陥ってしまう人もいるようです。

 飽食の時代は、いつでも新鮮な食べ物を手に入れることができ、夜中に開店しているレストランも珍しくありません。誰かと一緒に食事をすることで話題を共有することができ、人とのかかわりが広がり、愛情や信頼感を育みます。

 調理を見たり触れたりすることは 食欲を育むとともに、自立した食生活をするためにも不可欠です。「食の力」を培うためにも、 自分で料理の準備をする、そして調理する体験をしていきましょう

    食事の大切さを学び、人とのかかわりから親しい人を増やすことで、食 生活の充実につなげ気づきが生まれ、定年後の人生にも花が咲こうというものです。

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中くらいか?定年退職後の人生

2025年01月05日 | 暮らし

 「中位」と言う言葉をよく聞きますが、これほど曖昧でつかみ処がない言葉は他にありません。長さや重さの中位の表現は比較の対象が分かれば理解できますが、人の気持ちや価値観の中位は、程度が量り知れず難しいものです。

 サラリーマンの場合、多くの企業が定年制度を設けていて、生涯現役を勧めてはいるものの70歳位まで雇用されていても職場を離れてしまう人が多く、転職あるいは自営などの道を歩む人もいますがわずかです。

 私が学業を終えて社会人になった頃は「一億総中流」と言われていました。おそらく日本経済は高度成長期であって、中流とはそのことを指すのだろうと思っていました。実際に中流の定義などなく、本当かどうかは定かでなく、労働時間ばかり長くてサラリーマンの手取り収入は増えたと思いますが、これを中くらいと言うのかどうか疑わしいものでした。

 その頃は、平凡・尋常・世間並み・普通・平均的・中位、人なみな暮らし、などの言葉が流行した時代でもありました。俳人、小林一茶が「目出度さも ちう位なり おらが春」と詠んだ句があります。“ちう位”は「いい加減」の意味だともいわれ、不遇の一茶からすれば、「世の中、初春で目出度いといっても、自分にとっては どうでもいいことだ」という解釈もあるようです。

 一茶は、中途半端でやや斜めに世の中を見つめ、一般にいう「中程度」とはやや違った感情表現ではなかったかと思います。人の欲には際限がなく、一億の人々に中流あるいは中位と言い続けることで働くことに誇りを持たせ、もっともっと働けば良くなるといった経済の心理戦略だったのかもしれません。

 さて、当時と比較して現在はいかがでしょうか。あの頃、猛烈社員と言われた人々が後期高齢者となった現在、物価が上がっても年金につながりは遅く、そうかといって貧困感は少なく、定年退職後の暮らしは「中くらい」と言えるのでしょうか。

                                                       

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寒いのは日本の賃金水準と制度

2025年01月03日 | 日記

 日本付近は冬型の西高東低の気圧配置が強まり、北日本と北陸地方では、強い雪が降り続き、大雪となっている所があるとか、寒い冬の厳しさを感じます。この地方でも、稲を刈り取った田んぼに薄氷が張りましたが、日中の気温は10~12度が続いています。

 1970年代から少子高齢社会が続いています。高齢者についてはいくつか対策が成されつつありますが、少子化は深刻な状況にあり今後に起こる問題ですが、取り返しのつかない状態になるのではと懸念されます。

 ヨーロッパなどで少子化の克服に成功した国々に比べると、日本の少子化に対する意識の低さと、財政面での対応の低さは現在でも相当見劣りするようです。

 少子化の原因である一つに経済的な理由で、結婚しない、年金、医療、雇用など社会保険を適用していない企業の存在、失業や病気で生活困窮に直結すれば、結婚や出産、子育てに結びついていかないことです。

 新聞などの論調では、その原因は非正規労働者が増えたと言い、日本型賃金体系の雇用状態(年功型賃金、雇用期間の定めなし)を正規労働と呼び、欧米型賃金体系(定期 昇給 なし、賞与 なし、退職金 なし、雇用期間 定めあり)を有する雇用者を非正規労働と言って労働者全体の約4割を占めているようです。(男性の2割強、女性の5割強)

 職務の責任度合いから、いつまでも欧米型雇用を否定し、日本型雇用を肯定する考え方では、出産を機に退職または転職を余儀なくする女性の雇用を増やすことにはつながりません。

 同一労働 同一賃金は、導入から3年が経過した現在も、“おかしな”運用の実態が残されており、海外とは異なる課題を抱えています。本質は、単なる待遇差の解消ではなく、雇用形態にかかわらず公正な処遇を実現することにあります。

 物価の上昇に及ばない賃金の低さと賃金制度、今年こそ労働の価値を見直す年にしたいものです。

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年の初めに思う

2025年01月01日 | 日記

 明けまして おめでとうございます。

 早いもので、ブログを始めたのが2005年12月5日ですから今年で20年目を迎えます。いつもお読み下さってありがとうございます。おかげで私にとってブログは生活の一部として定着し、常に過ぎていく時間を大切に、意識して暮らすようになりました。

 戦後80年となる節目の年を迎えました。豊かで平和な「戦後何年」という数え方は、「戦争を放棄した年」からの数で、日本人にとして平和を守り、誇りを持って数え続けたいと思います。

 何年ぶりでしょうか、年末恒例のNHKテレビ・紅白歌合戦を見ました。まるで浦島太郎のように時の流れを強く感じ、番組内容の変化に驚きました。

                   

           写真: NHKテレビから 紅白歌合戦 司会者

 流れる歌もグループでの出演が多く、ダンスを見せる歌番組になり、孫たちの食い入るような目で声を合わせる姿に驚き、演歌ばかりの紅白歌合戦から大きく変化し、幼児、子ども、若者、中高年へと視聴率を高める工夫を感じました。

                 

 さて、昨年は春先から気温が上がり梅の開花が早く、梅の収量が極端に少なくて、地球の温暖化現象ではないかと疑っていました。今年も人が生きていくために、今から何をすべきか考えて行動しなければならないと思っています。

 本年も、どうぞよろしく お願いいたします。

 

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