定年後の人生に花咲かせよう!

明日を生きるために きょう1日を大切にする 青春を忘れない

寒いのは日本の賃金水準と制度

2025年01月03日 | 日記

 日本付近は冬型の西高東低の気圧配置が強まり、北日本と北陸地方では、強い雪が降り続き、大雪となっている所があるとか、寒い冬の厳しさを感じます。この地方でも、稲を刈り取った田んぼに薄氷が張りましたが、日中の気温は10~12度が続いています。

 1970年代から少子高齢社会が続いています。高齢者についてはいくつか対策が成されつつありますが、少子化は深刻な状況にあり今後に起こる問題ですが、取り返しのつかない状態になるのではと懸念されます。

 ヨーロッパなどで少子化の克服に成功した国々に比べると、日本の少子化に対する意識の低さと、財政面での対応の低さは現在でも相当見劣りするようです。

 少子化の原因である一つに経済的な理由で、結婚しない、年金、医療、雇用など社会保険を適用していない企業の存在、失業や病気で生活困窮に直結すれば、結婚や出産、子育てに結びついていかないことです。

 新聞などの論調では、その原因は非正規労働者が増えたと言い、日本型賃金体系の雇用状態(年功型賃金、雇用期間の定めなし)を正規労働と呼び、欧米型賃金体系(定期 昇給 なし、賞与 なし、退職金 なし、雇用期間 定めあり)を有する雇用者を非正規労働と言って労働者全体の約4割を占めているようです。(男性の2割強、女性の5割強)

 職務の責任度合いから、いつまでも欧米型雇用を否定し、日本型雇用を肯定する考え方では、出産を機に退職または転職を余儀なくする女性の雇用を増やすことにはつながりません。

 同一労働 同一賃金は、導入から3年が経過した現在も、“おかしな”運用の実態が残されており、海外とは異なる課題を抱えています。本質は、単なる待遇差の解消ではなく、雇用形態にかかわらず公正な処遇を実現することにあります。

 物価の上昇に及ばない賃金の低さと賃金制度、今年こそ労働の価値を見直す年にしたいものです。

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年の初めに思う

2025年01月01日 | 日記

 明けまして おめでとうございます。

 早いもので、ブログを始めたのが2005年12月5日ですから今年で20年目を迎えます。いつもお読み下さってありがとうございます。おかげで私にとってブログは生活の一部として定着し、常に過ぎていく時間を大切に、意識して暮らすようになりました。

 戦後80年となる節目の年を迎えました。豊かで平和な「戦後何年」という数え方は、「戦争を放棄した年」からの数で、日本人にとして平和を守り、誇りを持って数え続けたいと思います。

 何年ぶりでしょうか、年末恒例のNHKテレビ・紅白歌合戦を見ました。まるで浦島太郎のように時の流れを強く感じ、番組内容の変化に驚きました。

                   

           写真: NHKテレビから 紅白歌合戦 司会者

 流れる歌もグループでの出演が多く、ダンスを見せる歌番組になり、孫たちの食い入るような目で声を合わせる姿に驚き、演歌ばかりの紅白歌合戦から大きく変化し、幼児、子ども、若者、中高年へと視聴率を高める工夫を感じました。

                 

 さて、昨年は春先から気温が上がり梅の開花が早く、梅の収量が極端に少なくて、地球の温暖化現象ではないかと疑っていました。今年も人が生きていくために、今から何をすべきか考えて行動しなければならないと思っています。

 本年も、どうぞよろしく お願いいたします。

 

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