あすから12月、冷え込みとともにようやく美しい山々の紅葉が目に映り、豪華な錦秋の絶景を満喫できる時季となりました。
北風と伴に値上げの風も吹き、懐の寒さが気がかりです。コロナ禍の景気回復は賃上げ次第とか、上げることができる企業はどれほどになるか、政治の手腕も気になるところです。
経営の神様といわれた、かの有名な松下電器(現パナソニック)の創業者・松下幸之助氏は「企業は人なり」と言い、企業経営にとって何が一番大切かと言われたら、間違いなく「人」で、幸之助氏は従業員を前に「松下電器は何を作っているのか」と聞かれたら「松下電器は人をつくる会社です。併せて電気製品も作っています」と、こう答えなさいと・・・・・。
なかには金が大切という経営者もいますが、金で買えるものは、他でも簡単に手に入れることができ、一時的には競争が優位となっても、長続きするものではありません。
優秀な従業員を採用しただけでは経営はうまくいきません。優秀な企業経営者や管理者を選ぶのも株主の責任で、株主も賢くなければ・・・・・。
新型コロナウイルスが流行してから3年ぶりに行動制限を伴わない忘年会シーズンを迎えることになりそうです。しかし、コロナ禍前は一種の『伝統文化』として毎年実施されてきた忘年会ですが、その価値はコロナ禍を境に大きく変化して、価値が薄れて来たようです。
「人を大切にする」と言われるまでの「飲みニケーション・忘年会」は情報通信技術の進歩によって姿を変え、遠距離関係となり、「昭和生れの私」は、なかなか慣れにくいのですが、それでも価値は変わらないことに気が付き始めています。